松江/山陰バリアフリーツアーセンターの川瀬です。
冬間近ですね。松江では市内でも雪がチラチラ降ってくるようになってきました。
皆様のお近くではいかがでしょうか。
さて、
「ホーランエンヤ」というお祭りはご存知でしょうか。
正式名称:松江城山稲荷神社式年神幸祭の通称で、
12年に1度行われる船神事で、開催される9日間は多くの観光客で賑わいます。
(※次回からは10年1度に改められまして、2019年に開催されます)
平成24年10月28日(日)に、祭りを伝える為の
「ホーランエンヤ伝承館」が松江城の堀端にオープンしました。
オープン当日は、ホーランエンヤの櫂伝馬船も特別に登場し、
多くの観光客が訪れました。
館内を早速バリアフリー調査で伺いました。
車いすにつきましては、目立った段差などはまったくなく、
立派なトイレも完備されておられました。
松江歴史館の2軒隣にオープンしましたので、
(※歴史館と合わせて行くと入場無料)お近くにお越しの際は、
どうぞお立ち寄りください!!
▽参考
・ホーランエンヤ動画
・ホーランエンヤ伝承館オープニング動画
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松江/山陰バリアフリーツアーセンターの川瀬です。
行楽シーズンに入り、宿泊施設さんたちも忙しい季節になってまいりました。
皆様は、どこかに行く予定はありますでしょうか?
暑い夏が過ぎ、気温も落ち着いてきた9月から
松江市内観光施設のバリアフリー調査を行っています。
最初に伺ったのは「加賀の潜戸」
日本海を観光遊覧船で巡り、ぽっかりと空いた2つの洞窟を探勝できる景勝地。
小泉八雲も「これ以上に美しい海の洞窟はそう考えられるものではない!」と絶賛しているスポットです。
車いすで行くには、少しチカラ技が必要。
船頭さんに手伝ってもらいながら、船の乗り降りをしました。
景色は十分に楽しむことができるので、お勧めです。
二つある洞窟のうち、新潜戸は『出雲国風土記』によると、
神代の頃、母神支佐加比売命(きさかひめのみこと)が、神埼の暗い窟(いわや)に降り立ち、
猿田彦命をお産みになった…とされる場所。
神話の世界に触れてみてはいかがですか?
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松江/山陰バリアフリーツアーセンターの川瀬です。
天気も穏やかな日々が続くようになってきました。
本格的な行楽のシーズンですね。
7月からスタートした神話博しまねも、残り1カ月となってきました。
多くの観光客の方々が足を運んでおられるようで、
ありがたい話の反面、周辺地域への波及効果が少ない…などと色々言われていますが、
神話博しまねは、旅の入口です。
こちらをスタート地点として、神話の舞台へ飛び出しましょう!
神話博しまねの会場では、沢山の催しが開催されています。
メインとなる映像館も、車いす等で入り易い形状となっています。
また総合案内でも車いすの貸し出しなど、アテンダントの方が親切に対応していただけますよ。
残り1カ月、ぜひ島根・出雲へお越しください!
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松江/山陰バリアフリーツアーセンターの川瀬です。
島根県の大型観光イベント「神話博しまね」が、
今週末の7月21日(土)~11月11日(日) ※114日間にかけて、開催されます。
ご存じでしたでしょうか。
今年は、日本最古の歴史書「古事記」が編纂されてから、1300年を迎えます。
それを記念し、出雲大社を主会場に島根県各所にある神話の舞台を体感する催しです。
「神々と出会う旅」として、ぜひお越しください。
昨年末、島根県の観光部署の皆様に、バリアフリー研修をさせていただく機会をいただき、
誰もが楽しんでいただけるものにしていきたいという思いを感じました。
このイベントを通じて、おもてなしの心が島根に根付くことを期待しています。
神話博しまね公式ホームページ
=記=
◆イベントの正式名称:神話博しまね
◆開催日時:7月21日(土)~11月11日(日) ※114日間
◆場所:出雲大社周辺(古代出雲歴史博物館 他)
◆簡単なイベントの内容:古事記編纂1300年を記念し、日本最古の歴史書「古事記」に描かれた神話の舞台「しまね」を紹介します。
◆問い合わせ先
⇒神々の国しまね実行委員会(島根県商工労働部観光振興課内)
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL0852-22-6757 / FAX 0852-22-5580 / shinwahaku@pref.shimane.lg.jp
◆車イス駐車場、車イスの貸し出し、介助者ボランティア、障がい者トイレの有無 等
⇒車いすの貸し出し 有り
障がい者トイレの有無 有り(会場各所に設置)
介助者ボランティア(ボランティアスタッフが特設会場の説明や、サポートをします)※HPより
身障者手帳を保有されている方は『神話映像館』入場無料
会場内のバリアフリー対応については以下のURLをご参考下さい。
http://www.shinwahaku.jp/accessibility/
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松江/山陰バリアフリーツアーセンターの川瀬です。
梅雨に入り、雨が続くようになってまいりました。
大きな災害に繋がらないように祈るばかりです。
最近になって、
以前島根を旅行された、視覚障がい者の方から、
立て続けに、
ツアーセンターの無い、他県の旅行をしたいというご連絡をいただきまして、
コーディネートさせていただきました。
先ずは、山口県。
「金子みすゞを巡る旅」がしたいというご連絡をいただきました。
公共交通機関を使ったタイムスケジュールを作成し、
ご本人の意向や、地元の観光協会さんに聞きながら、旅を形作っていきました。
続いては、岡山県。
「兵庫県と、岡山県の県北にある、古い城を巡る旅がしたい」というご連絡でした。
行ってみたいという山城を、公共交通で結び、タイムスケジュールを作成。
足元の状態などは、現地の観光協会さんなどに聞きながら、情報を得て行きました。
共に、視覚障がいの方でしたので、
手引きをしていただく人が必要になります。
その時に、頼りになったのは現地の社会福祉協議会の方々でした。
タイムスケジュールを元に、
「この場所からこの場所までで・・・、手引きのポイントは・・・、時間は・・・、お勧めの場所は・・・」
どの地域でも、手引きもはじめてという方々がほとんどでしたが、
どの地域も積極的に「よい機会ですので」と、手引きを引き受けていただく姿勢に、
本当に頼りになりました。
旅に慣れた旅行者ということもありましたが、
テクニック的な話は一先ず二の次で、
なんとか、望まれる旅行を形にしたいという思いのままに、形作った二つの旅行。
「一緒に旅を楽しんでいただけるような感じでお願いします」と、最後はかなり強引な感じですが、
楽しんでいただける旅となりました。
旅を形作るなかで、
旅行地をつなぐというよりは、
人と、人とをつないでいることに気づきました。
万が一のことなど、リスキーな部分もあるかもしれませんが、
喜んでいただきたいという思いと、
揺れ動く日々です。