ハダル@矢野です。平成から令和への時代が動いた4から5月には「三種の神器」のひとつの「まがたま」、「剣」、「鏡」という言葉を何度も聞いたり見たりしました。勿論、天皇家に伝わる宝物です。その中で最初に出てくる「まがたま」は松江市にある名湯「玉造温泉」の地名ともなっている玉造はこの宝石が採掘されまた、まがたまの形に細工する職人が多かった所以です。
勾玉はもちろん、カラフルな「玉」が数多く展示される島根県出雲市にある島根県立古代出雲歴史博物館で、6月17日(月)まで企画展「古墳文化の珠玉 玉は語る出雲の煌めき」が開催されています。
現代の様々なアクセサリーの先駆けといえる「玉」文化は、古墳時代に花開いたと言われています。素材には色彩鮮やかな貴石、ガラス、金属など多様な種類を使い、勾玉・管玉・丸玉・切子玉などのさまざまな形の玉類が作り出されました。
しかし、古代の人々は玉類を単にアクセサリーとして見ていたわけではありません。時のヤマト王権から下賜(かし)を受けたり、朝鮮半島など各地との外交交渉により入手したり、様々な政治・外交・交易の成果として玉類を得ていました。玉類の所有状況は、その人物の階層、職掌、性別などを考える有効な材料にもなります。
同展では、彩り華やかな「玉」が日本史上もっとも使用された古墳時代に出雲で生産されたメノウ、碧玉製の玉類のほか、ガラスや銀で作られた珠玉たちを紹介しています。
担当者は「島根県は、古墳時代に全国屈指の玉類の生産地であったことは有名です。当県に関わりの深い『いにしえの玉』を通してみた古墳時代像を紹介します」と話しています。
美しい「玉」を見るだけでなく、そこから生活・文化なども垣間見ることができる同展。島根をより深く知ることができる展示なので、ぜひ親子で訪れ、古代の宝石を感じてください!
詳しくは下記URLをご参考にしてください。
島根県立古代出雲歴史博物館
https://www.izm.ed.jp/
ハダル@矢野です。前回に引き続き(その2)をお届けします。
五月病は体内時計のズレから始まりますこうした「季節と体」の関係が前提としてある上に、フレッシュマンにとっては入学や入社という「環境の変化」が大きなストレスとなるのです。
それまで馴染んでいたところから知らない人ばかりのところに移り、慣れない勉強や仕事に必死に取り組んできた1カ月です。心身ともに疲労が最大値に達したところで大型連休を迎えました。しかし、ここでたっぷり休んでしまうと、体のリズムが崩れやすくなるのです。昼夜逆転の生活に体が馴染んでしまったところで再び学校や会社が始まり、体は否応なく緊張状態に置かれます。このストレスが“症状”という形で顕在化するのが五月病の正体なのです」だからといって連休中にも会社に行けというのではありません。せめて起床時間だけでも揃えておけば、五月病のリスクは下げられたということなのです。
五月病の症状は「体」「心」「行動」の3つの不調に分類されるという。
“体の不調”とは、頭痛、めまい、動悸、肩や首のこり、胃痛、下痢や便秘、吐き気に代表される消化器系の症状など。“心の不調”とは、無気力、億劫、憂鬱、イライラ、不眠、など。“行動の不調”とは、登校や出社拒否、暴飲暴食など。いずれも早期であれば生活習慣を見直すことで改善も可能ですが、放置すると自分では治すことができなくなり、医療の力を借りる必要が出てくるのです。それさえ放置すると、いずれうつ状態に移行することになり、こうなると危険です。自分など社会の役に立たない人間だ。と思い詰めるようになり、最悪の場合は自殺の危険性も出てくるのです。早い段階で対策を講じる必要があります
以上から推察すると、新入生、生活環境が変わった人などがかかりやすいと言う事になります。が、しかし、秋も夏から冬への移行期間な訳ですから、同じように生活環境が変化すると「10月病」にかかると言う事になります。年度替わりに変化がある人の割合が多いから「五月病」なのであって、基本的には年中このストレスに押しつぶされてしまえば同じ事だと言える訳です。
ここで私なりの結論を導くと、常に笑顔を絶やさないで、生活のリズムを毎日正確に刻み、変化にも動じない強い精神力が必要となる事になるのですが、あんまり、真剣に考え過ぎないで、ナチュラルに取り込んでもそんなには困らないのではないかと思いますよ!
わ
ハダル@矢野です。4月のGW前からずっと、雨の降らない松江市です。連日のように乾燥注意報が発令中で春になって折角最多花もぐったりぎみです。
みなさんのお住まいのところは、いかがでしょうか?今回は新年度に又は新年号に代わって何かととまどう場面もあるかと存じます。その中でこの季節は過ごしやすい気候条件が整っているはずなのですが、なんだか体調がすぐれない人も多いのではないかと思います。医学的なところも含めて少し紹介します。
学校や企業のフレッシュマンが、入学・入社から1カ月が過ぎたところでの大型連休。心身に溜った疲労と不規則な日程が重なって体調を乱すのが、いわゆる「五月病」です。
“ブルーマンデー・シンドローム(サザエさん症候群)”の新緑特大号のようなこの病態に苦しむ新人が、あなたの周囲にもいるかもしれないし、あなた自身が苦しんで
いる当人なのかもしれませんね。放置すると最悪の場合「自殺」の危険性もあるというこの五月病について、原因と対策をメンタルヘルスの専門医に解説してもらいます。
「季節の変わり目には気を付けろ」は事実?
頭痛やめまい、腹痛や睡眠障害など、身体的、精神的に様々な症状を引き起こす五月病。特に今年は10連休という例年にない大型の休みを挟んだこともあり、つらい不
定愁訴に苦しむ新人が多いのではないでしょうか。
「“五月病”というのは正式な病名ではなく、医学的には自律神経失調症と適応障害にまたがって分類される病態のこと」と専門医は語ります。
発症の仕組みはこうです。「五月病を説明する前に、人間の体と季節の関係を理解しておく必要があります。季
節には春夏秋冬の4つがありますが、本来人間の体は夏と冬の2つのシーズンにのみ対応するようにできています。
つまり、体にとっての春と秋は、冬から夏へ、夏から冬への移行期に過ぎないのです。
人体の機構はこの時、季節の変化に順応するための様々な対応で忙しくなります。自律神経が乱れがちになり、体調を崩しやすくなる。昔から“季節の変わり目は要注意”といわれるのもこのためです」
ハダル@矢野です。「平成最後の・・・」が終わって「令和最初の・・・」が始まって一週間が経過しました。平成の改元の時は天皇陛下が崩御で暗いイメージでしたが今回の改元はGWも重なりお祭りムードですね。
奥出雲では木々には青葉が茂り、森林浴にとてもいい季節になりました。今回は、奥出雲の景勝地鬼の舌震(おにのしたふるい)の紹介です。
松江市から中国山脈に向かって車で約1時間で奥出雲町にありますところの「鬼の舌震」「に着きます。
この「鬼の舌震」はヤマタノオロチ伝説の斐伊川の上流の支流で、大馬樹川(おおまきがわ)の上流にあります。
鬼の舌震は黒雲母花崗岩地帯で、大馬木川の急流が、長年にわたり浸食し、また節理や甌穴によって造られた約2㎞にわたるV字狭谷です。
河岸には切り立った絶壁、谷底には折り重なる巨岩と川の流れが生み出した侵食地形が特異な景観を作り出し、国の名勝・天然記念物に指定されています。
『出雲国風土記』にも記述のある神話の舞台です。
名前の由来は、かつてこの地には玉日姫という美しい女神が住んいました。その女神をワニが慕い、夜な夜な通ってきたにのだが、それを嫌った女神は巨岩で川をせき止めて阻んでしまった。
その後、ワニは一層激しく姫を恋い慕い、「ワニが慕った」が転じて『鬼の舌震』という名前になりました。
という説がありますが、筆者が聞き及んだところによりますとこの切り立った岩があまりにも高いので流石の鬼も舌が震えるほど怖かったというところからこの名がついたという事です。
どちらが本当なのかわ判りませんが、かなり川底までは急流でもありますし高所恐怖症の方はお気を付け下さい。
2013年に高さ45m、長さ160mの「舌震“恋”吊り橋」とバリアフリー遊歩道が全開通しました。宇根駐車場から下高尾駐車場まで全道がバリアフリー化され、車いすでも奇勝を見る事ができるようになりました。
●場所
奥出雲町三成~高尾
●問い合わせ先
奥出雲観光協会
●TEL (0854)54-2260
●アクセス JR木次線三成駅から車で10分
ハダル@矢野です。今年のGWは10日間となが~く、どうして過ごしたらいいかとお悩みではないでしょうか?
そんな方に姫逃池のカキツバタ(大田市)をご紹介します。
三瓶山北の原、三瓶自然館の裏側の草原にある伝説の池です。
島根県の天然記念物で、特に浮島のカキツバタが有名です。
近年池の水位が下がりましたが、地元ボランティアの協力により美しい自然が守られています。
※詳しくは下記まで、お問い合わせ下さい。
アクセス | 島根県立三瓶自然館サヒメル
http://www.nature-sanbe.jp/sahimel/access.html
○見分け方
アヤメ 乾燥地の山野 紫色のみ 黄と紫の網目模様 幅が狭い(5mm?1cm)
カキツバタ 湿地のみ 紫(まれに白) 白又は淡黄色の細い斑紋 幅2?3cmで中心部が盛り上がらない
ノハナショウブ 湿地?乾燥地 赤紫色 黄色の細い斑紋 幅2?3cmで中心部が盛り上る
ハナショウブ 湿地 紫、白、絞り 黄色の細い斑紋 中心部が盛り上る
キショウブ 湿地 黄色 黄色の細い斑紋 幅2?3cmで中心部が盛り上る
注:一般に「ショウブ」と呼ばれているのは、園芸植物の「ハナショウブ」のことで、その原種で野山に見られるのが
「ノハナショウブ」です。「ショウブ」は、ガマの穂を小さくしたような花をつけるサトイモ科の植物で、紫の花は咲きません。
お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課 〒690-8501 島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
Tel:0852-22-6172 (自然公園・歩道) 5348(整備)
0852-22-6516 (自然保護・動植物) 6377(自然公園許認可)
0852-22-5724 (隠岐ユネスコ世界ジオパーク・大山隠岐国立公園満喫プロジェクト)
Fax:0852-26-2142
E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp