ハウル@矢野です。
8月も後半に入り昼間はセミくんの大合唱が最後とばかりにアピールしています。また、陽が沈むと秋の虫の音も少し筒ですが鳴き始めた松江市です。
さて、NPO法人 プロジェクトゆうあいでは、今年も「ウェブアクセシビリティー セミナー」を開催する事としました。
プロジェクトゆうあいでは全ての人にWebを用いて適切に情報を伝えるための技術、「Webアクセシビリティ」の普及啓発事業に取り組んでいます。
今年の4月1日には、「障がい者差別解消法」の施行やアクセシビリティに関わるJIS規格の改定等が行われるなどの動きもあり、重要性を増してきた技術です。
これは、障がい者・健丈者に関わらず情報は公平に伝達しなければ、合理的配慮に欠ける事となりかねません。ITCの普及した今の時代では、何か行動を起こす前にはほとんどの方がウェブサイトを検索してあらかじめ情報を入手しています。また、行政の各種届書などもわざわざ役所に行かなくてもいい便利な時代です。この便利なシステムも公平に情報としてつたわらなければ片手落ちとなります。
IT技術者だけでなく事業者も認識する必要にせまわれる事となります。折角、アクセスしてくれた方が分かりにくい内容のウェブサイトであれば途中で切断してしまいます。
まだ他にも様々な事が考えられますが、皆様もウェブサイトをご覧になる際、「これってどうなの?」と感じられる事があると思います。今回のセミナーはご興味のある一般の方や障害をお持ちでウェブのアクセスで疑問のある方なども参加OKです。
下記ご参照いただき、是非ともご参加下さい。
お申込みは8月31日とさせていただいております。
以下セミナーの案内文です。
平成28年度も、島根県内のWeb制作に携わる多くの方に向け、
アクセシビリティセミナーを9月9日(金曜日)に開催いたします。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
全ての人に伝わるWebを目指して
ウェブアクセシビリティセミナー2016 in出雲
2016年3月、Web アクセシビリティのJIS 規格、JIS8341-3:2016 が公示され、
続く4月には「障害者差別解消条例」が施工されました。
障害者、高齢者のような
デジタルディバイド(情報格差)が起こりやすいユーザーに向けて、
どのように情報提供をしていくか、
その考え方と手法について、エンジニアと障害当事者の2つの視点から迫ります。
日時:9月9日(金曜日)13:00~15:30
参加費:無料
定員:30人
対象者:Webデザイナー、フロントエンジニア、自治体・企業広報担当者、
一般参加可
場所:出雲市民会館 304学習室(出雲市塩冶有原町2-15)
講師:NPO法人プロジェクトゆうあい 早瀬耕平、渡部栄子(視覚障がい者)、
矢野健(視覚障がい者・盲導犬ユーザー)、山本真徳(肢体不自由、車いす利用者)
プログラム:
セミナー開催の挨拶
Webアクセシビリティ総論
障害当事者によるデモ
実践-アクセシビリティ対応の基礎(alt、scope、Heading)
取り組み紹介(アクセシブルなCMS・PDFについて 他)
質疑応答
問い合わせ先:
NPO法人プロジェクトゆうあい(担当:早瀬・渡部)
〒690-0888 島根県松江市北堀町35-14
電話 0852-32-8645
FAX 0852-28-1116
以上です。
ハウル@矢野です。
このたび、我が松江市では、障がい者差別解消法の制定に伴い、より具体的に取り組もうと中国四国では最初の条例が市議会を満場一致で承認されました。
同条例策定委員会には障がい者団体からも参加しています。また、どのような事を差別と思うかなどのアンケートやワークショップも数多く実施され、10月1日の施行に向けて周知のためのシンポジウムも開かれています。皆さまの地域では、どう取り組まれていますか?
以下に松江市報8月号に掲載の記事を一部抜粋しますので、どうぞお読み下さい。
~市報まつえ2016・8月号より~
少しの配慮で・増える笑顔!!
「松江市・障害のある人もない人も 共にすミヨい・まちづくり条例」
略称/松江市障害者・差別解消条例 10月1日施行。
今年4月に 「障害者差別解消法」が施行されたことを踏まえ、松江市では 市、市民、事業者が一緒になって スミヨイキョーセイ社会の実現を目指すための条例を制定しました
新条例の4つの特徴
1、「松江市障害者・差別解消推進委員会」の設置
◎差別事案を調査・審議する・第三者機関です
◎合理的配慮の取り組みの評価 相互理解の取り組みに優れた事業所などの選考をします。
2、実効性の確保
◎相談体制の充実
(市、サポートステーション・絆、各相談支援事業所、地域相談員などに相談することができます)
◎差別事案が相談で解決できない場合 「あっせん」「勧告」「公表」を実施します。
3、相互理解の推進に・重点を置く
◎松江版「アイサポーター研修」の実施
◎合理的配慮のガイドライン作成
◎相互理解・合理的配慮の促進に優れた個人や団体への 市長表彰制度の創設。
4、バリアフリー観光の推進
国際文化観光都市・松江として、市外などから訪れる・障害のある人が 安心して快適に観光できる体制づくりを・共創で目指します
共創とは 共に創ると書きます。
条例に関するQ&A
質問 障害のない人にも・関係がありますか
答え 社会には・障害のある人にとって、毎日の生活を送る上で支障となる・バリアがあります
今は・バリアを感じない人も 年をとったり・病気や事故により、いろんなバリアを感じることがあります
みんなが障害のことを知って、それぞれの立場でできる・配慮や工夫をすることにより、バリアがなくなれば、障害のある人だけでなく 誰にとっても・暮らしやすい社会になると思います。
質問 私たちにも・できることがありますか
答え 周りの人の理解や障害に応じた・ちょっとした配慮があれば、障害のある人も・地域で安心して生活を送り、働いたり、スポーツ・芸術活動などを楽しむことができます
みんなが思いやりの心を持って行動し、身の回りで困っている障害のある人がいたら、積極的に声をかけ、みんなで支えることが大切です。
配慮って どんなことに気を付ければいいの
合理的配慮とは
◎書類などを手渡すだけでなく、読み上げるなどの配慮をすること
◎通路などの歩行空間に・通行を妨げる物を置かないこと 必要に応じて誘導すること
◎講演会やイベントに、必要に応じて・手話通訳者や要約筆記者などを配置することなど、いろいろな気配りのことをいいます。
精神障害の方へは 不安を与えないように・ゆっくりやさしい口調で話しかける
聴覚障害の方へは 口元や表情が見えるようにして、言葉のまとまりを区切りながら・ゆっくり話したり、筆談や身振りで伝える
視覚障害の方へは 書類を渡すだけでなく・読み上げて内容を伝える
肢体不自由・内部障害の方へは 同じ高さの目線で話す、
多機能トイレを・障害のない人が・長時間・利用しない
知的障害の方へは ふりがなや絵を用いながら、不安を与えないように、分かりやすい言葉で説明する。
以上です。
ハウル@矢野です。
毎日こう暑くてはたまりませんね。どこか涼しいところへと行きたいものです。ある人はエアコンの効いている家電屋か百貨店などで涼むのが手っ取り早いと言っていますが、人口の涼しさよりも自然が生んだ珍しい場所へとご案内します。
きっと、暑さで疲れた心身がいやされ、なごむことのできる島根の「涼み旅」スポットです。天然のクーラー「八雲風穴」(やくもふうけつ)は、
入ったとたん思わず「涼し~い!」と声が出ます。長15分もいれば、寒いくらいです。毎年涼を求めてたくさんの観光客が訪れます。
なにせ、風穴の年間平均気温は10度前後なんです。気自分の家までパイプで引きたいものです。温度の変動が少なく一定のため、昔から天然冷蔵庫として農林産物の保管に役立ててきました。真夏でも風穴の施設内部は10度以下の冷たい風が吹き出しています。でも、問題なのは寒すぎる事で、温度調節が出来ないのが難点です。当たり前の事でした。
どうしてこの天然冷蔵庫が出来たかというと、太古この周辺がまだ海だった時代に、火山の爆発で海中に噴出した溶岩が急速に冷やされ、隙間ができた岩となりました。それが堆積して現在の地形ができあがり、この山塊を流れる地下水が、それらの岩と岩の隙間の空気を冷やし地表に流れ出すと考えられています。
問い合わせは、下記まで。
施設名 八雲風穴
島根県出雲市佐田町朝原1671-1
TEL:0853-84-0405
お車で観光の方は出雲大社にご参拝の後是非、お越し下さい。
ハウル@矢野です。立秋が過ぎましたので、残暑お見舞いという事になりますが、毎日猛暑続きの松江市です。
リオオリンピックや高校野球も始まり寝不足の方も多いのではないでしょうか?
さて、今日は松江の夏の風物詩の一つ「盆花市」の紹介です。
どこの地方都市でも同じような市がたつのではないかとは思いますが皆さまのところではどうでしょうか。
松江の盆花市の歴史は江戸時代末期から始まったと言われていますので、かれこれ約200年は続いています。今ではスーパーなどで何でも揃っている時代ですが、昔はお盆用の供物も花屋、和菓子屋、八百屋など色々巡って買いそろえなくてはならなかったのは当時としても大変だったに相違ないところだったと思います。今のようにお供物も省略する時代ではありませんから想像にかたいところですね。
松江城下の各所で、近郊の農家の人によってこうした市が多くたっていたようです。盆の仏事用に、桔梗、ケイトウ、ホオヅキなどの花、キュウリ、ナス、オガラなどを持ち寄り、商いしたことに始まります。
観光においでた皆さまも夕涼みがてらお出かけください。松江のおばちゃんたちとお話をしてみてはいかがですか。きっと美肌の人の良さに触れますこと間違いはありません?
とき 8月11日(木)、12日(金)16:00~19:00ころまで
ところ 天神ロータリー(白潟天満宮前)
問い合わせ 松江観光協会 0852ー27ー5843
ハウル@矢野です。
人々の挨拶も「暑いですねえ。」と口を開くのもおっくうな感じです。梅雨明け10日とはいいますが、この先の週間天気予報をみても雨が降りそうにないホットな松江市です。
さて、今年も松江水郷祭は7月29~31日に宍道湖東岸を中心に開催されました。例年と違ったのは29日の前夜祭が一日増えたのと花火が一日で10000発と増えた事でしょうか。松江市観光協会は、観光客を集約するために一日にしたのだという事です。その甲斐あって昨年より二〇〇〇〇人多い32万人の人出となりました。
松江市民の年間を通してのお楽しみイベントでは一番の参加人数です。特に30日に行われた西日本最大の湖上花火大会は圧巻でした。
どっぷりと暗闇に覆われた午後8時になると一斉に花火が打ち上げられました。観衆からは拍手やらどっと完成が上がりました。
2台の台船から湖上鮮やかに染める花火が1万発。松江水郷祭の開始されました。宍道湖東岸にはどこから集まったのだろうと思わせる人、人、人です。花火の様子は絵にも描けない美しさです。クライマックスは2尺玉が轟音とともに炸裂し直径480mの花が咲きました。来年はどんな新花火が披露されるか楽しみです。
また、昼間には水中歩いて宍道湖に浮かぶ嫁ケ島へ渡るイベントが開催され、子どもたちは大はしゃぎでした。最深でも1.5mですので貼られたロープを伝い約200mを胸まで浸かって気持ちよさそうでしたよ。子どもたちは浮わを御父さんに引っ張ってもらっていました。
宍道湖に親しむイベントは数考えられて実施されています。皆さまも機会に恵まれれば体験してみてはいかがですか?!