松江/山陰バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:14516984
今日のアクセス数:4237
昨日のアクセス数:4285

松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

ヤキモチ焼くほど仲が良い「縁むすび・ぜんざい」!!

2017年03月14日 10:46   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハウル@矢野です。
出雲大社にご参拝された方はおそらくは出雲そばを食されたと思いますが、もう一つ「ぜんざい」もここ出雲が発祥の地だという事をご存じでしたでしょうか?
そもそも、ぜんざいは、出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因しています。出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われていることは有名ですが、そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」なのです。その「じんざい」が、出雲弁(ズーズー弁)で訛って「ずんざい」・・・、「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われているのです。「ぜんざい」発祥の地は出雲であるということは、江戸初期の文献、「祇園物語」や「梅村載筆」(林羅山筆:儒学者)、「雲陽誌」にも記されています。
発祥当時は今のように甘かったのではなくたぶん、塩味だったのではないかと思います。
今日は、(テレビに出たお店ニュース)で紹介された「日本ぜんざい学会」1号店の記事です。
3月11日放送の「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日系、午前08時00分~)では、島根県で自分磨きの旅をした中で、松本伊代さんが「日本ぜんざい学会・壱号店」(島根県出雲市)を訪れました。
「出雲ぜんざい」と描かれた大きな看板を掲げる同店は、ぜんざいの専門店です。
松本伊代さんは店内に入ると「いい香り?」「すごい可愛らしい雰囲気あるお店ですね」とコメント。
運ばれてきたのは名前もユニークな「縁むすび・ぜんざい」。
お椀からはみ出すようにぷっくりとふくれたお餅が2つ入っているのを見て思わず「すご?い」と松本さん。
このぜんざいの中の「焼き餅」は「ヤキモチ焼くほど仲が良い」ということで「縁むすび・ぜんざい」という名前なんだとか。早速いただくと「うん!お餅も甘い」「美味しい」とコメント。
ぜんざいには大納言という大粒のあずきを使用しているそうで、松本伊代さんは「あずきも立派」「うん!美味しい?!」とにこやかに微笑んだ。
このお店の情報は下記よりご覧下さい。
ぜんざい発祥の地 出雲の甘味処 ぜんざい学会壱号店 | 出雲大社門前 神門通りの新名所!!
http://www.zenzai-01.com/



お彼岸といえば「ぼたもち」?「おはぎ」?

2017年03月13日 14:45   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハウル@矢野です。もう一週間もすれば春分の日だというのに気候は落ち着かない様子の松江市です。
昨日は、松江市中心部は緑色に覆われました。何も、東京都知事の小池ゆり子どさんの支援者の集まりではありません。
アイルランドのシンボルカラーが緑色だからです。松江ゆかりの文豪・小泉八雲が幼少期を過ごしたアイルランドと、日本の外交関係があり、「アイリッシュ・フェスティバル」が開催されたのです。また、樹立60周年を記念した緑色の松江城天守のライトアップは17日までで、あと5日となりました。
さて、皆さまのところではお彼岸には「ぼた餅」をお供えしますか?
それとも「おはぎ」をお供えしますか?
どちらも同じもち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、いったいどこが違うのでしょう? 
実は、基本的には同じで、季節によって呼び名が変わるだけなのです通称は「ぼたもち」です。
松江では春の乎彼岸も秋の乎彼岸でも「ぼた餅」と呼んでいますよ。
おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないものですね。また、今と違って昔は甘いものが貴重だったため、ぼたもちといえばご馳走で、大切なお客様、お祝い、寄り合いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えしていました。お彼岸にお馴染みなのもそのためです。
私の家でも母親は得意としています。
ことわざにもあります。「棚からぼたもち」。と幸運の象徴にされていることからも、いかに人々の暮らしに根付き、愛されていたかがわかりますね。
この意味は皆さまご存じの通り、労せずして思いがけない幸運がめぐってくることをのたとえです。
春はお彼岸から・・・。季節の色で言えば「青」ですね。草花が芽吹き始め、花が咲き、葉が茂ってきます。今年のソメイヨシノは3月末頃に咲くのではないかと。これは私の感ですが・・・。
今年は、どこに出かけて見ようかと思案中の私とハウルです。



宍道湖の夕陽を世界に紹介したのは小泉八雲(ラフカデオ・ハーン)だった?!

2017年03月07日 13:43   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)


ハウル@矢野です。
現在、外では雪がちらちらと舞っています。寒の戻りでしょうか?今日明日の両日はこのような天気予報の松江市です。
さて、このブログでも再三、紹介しています、文豪小泉八雲(らふかでお・ハーン)が世界に発信しなければ日本でも有数の夕陽スポットに認定されていなかったという話題です。
皆さま、ご存じのように八雲はアイルランド生まれです。この国には日本ほど四季がハッキリとしていなかったのでしょう。そもそも、四季の変化を求めて来日したと言われています。しかも山陰の松江に縁があったのも偶然ではなかったのではないでしょうか。
八雲が松江に来松した、明治23年ころの宍道湖は現在と少し様子が違います。JR山陰本線より宍道湖側や白潟公園(県立美術館のあるところ)や松江宍道湖温泉街などは昭和30年頃に干拓事業により新たに陸地となったところです。
宍道湖南側の円城寺傍のそば屋さんからめでるのが一番いいと言っていたらしいですが、現在は嫁島卸団地の建物があり見通せなくなっています。
県立美術館から見る夕陽を八雲はどう評価するのでしょうね。

当時、八雲は刻々と変わる夕陽が湖面に映る様を以下のように表現しています。
私の前には広々として美しい湖が、柔らかい光でにぶくかがやいて眠っている。…くすんだ濃い紫の靄が幅広くたなびき、朦朧とかすむ紫が更(に中天(ちゅうてん)に向かうあたりは薄く淡い朱やかすかな金色になり、それがまた仄(ほの)かにも淡い緑色)を経(へ)て、青空の青さに溶けこむ。/仄かに淡い夕暮れの色は五分ごとに変わっていく。すべすべした玉虫色絹布(たまむしいろけんぷ)の色合(いろあ)いや陰影を思わせて色という色が不思議なほどに目まぐるしく移り変わる。(小泉八雲『神々の国の首都』より、森亮訳)



今年の松江城山公園の桜の見ごろはいつ?

2017年03月06日 13:35   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハウル@矢野です。
さて、昨日5日は、二十四節気の一つで、冬眠していた虫が活動し始める時季とされる「啓蟄(けいちつ)」でした。ツクシも地面から顔を出しはじめた松江市です。
今年のソメイヨシノの開花時期は例年よりも少し早いとの予報も出ています。
松江城山公園の桜の見頃時期は、3月下旬~4月上旬と松江市観光協会も予想しているようです。
例年開催のお城まつりの開催期間は、3月25日~4月14日です。
また、夜桜のライトアップもこの期間に行われています。夜桜の時間は、18:00~21:00です。お昼に見る松江城天守もいいですが、夜桜と天守の幻想的な風景も堪能していただけたらと思います。
詳しくは、下記までお問い合わせ下さい。
住所:島根県松江市殿町1-5
TEL: 0852-21-4030(松江城山公園管理事務所)

松江城山公園お城まつり公式ホームページ:http://www.kankou-matsue.jp/

松江城山公園周辺の桜名所は以下も有名です。
玉湯川堤
桜色に色付く温泉街。夜のライトアップも必見
チェリーロード
新日本街路樹百景にも選ばれた桜スポット
安来公園
民謡・安来節でも唄われ親しまれている社日桜
愛宕山公園
小動物と一緒にお花見ができる!
清水公園
桜に彩られた三重の塔は一見の価値あり




古代出雲歴史博物館でバリアフリー研修を実施させていただきました!!

2017年03月03日 12:05   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハウル@矢野です。
さる、2月21日に、古代出雲歴史博物館で、アテンダントの方を対象に障害のある方への対応について研修会をさせていただきました。
古代出雲歴史博物館は、出雲大社の隣りにあります。古代出雲の時代に制作・製造されたであろう銅鐸・銅矛・鏡や古代出雲大社の模型や各時期に応じて展覧会などを実施して広く出雲地方の成り立ちや変遷を紹介しています。
一般の観光客はもとより、障がいのある方もたくさん訪れる施設です。
当日は、休館日でアテンダントの方は朝から研修されていたようです。午前は、AEDの使用体験をされたとの事でした。
私たちは午後に2時間ほどの時間をいただきました。
今回の講師は松江/山陰バリアフリーツアーセンター長の川瀬、車いすユーザー1人、聴覚障碍者1人、視覚障碍者で盲導犬ユーザー1人、そして視覚障碍者で白杖ユーザーの5人でした。
研修会では、講師5人がそれぞれの障がい者の対応で気をつけてもらいたい事などのが話をしました。
聴覚障害のあるスタッフは、長文を話すことは難しいため、川瀬センター長が代読しました。
その後簡単な挨拶の手話をしましたがアテンダントの方は既に手話は出来る方もいらっしゃいました。聴覚障がい者は誰でも手話で全部会話するのではなく、細かいところは筆談の方が理解し易いなどの話でした。
視覚障がい者も前項と同様で点字が読める人は1割程度で様々な見え方があり、何をサポートしてもらいたいかをまず、聞いてから行う事や黒の背景に白い文字はロービジョンの人には有効など、また、盲導犬の対応では排泄の場所を予め決めておいてそこに案内するなどの話をしました。
最後に、車いすユーザーが車いすの操作方法を説明しました。今日、初めて体験の方もいらっしゃったようで、おっかなビックリで触っていましたがすぐに慣れたようで、自信がついたように感じました。
また、アイマスク体験と視覚障がい者の手引きを体験していただきました。とても上手でしたが、怪談やトイレの誘導までは時間の関係もあり出来なかった事が私としては心残りでした。
それはそれとして、何と言っても心のバリアフリーが前提です。こちらのアテンダントの方は少しでも知識を習得しようとして、熱心に研修をされていました。
障がいをお持ちの方も安心して、こちらの施設を利用して下さい。きっと、この施設に来て良かったとの感じられると確信した、一日になりました。
松江/山陰バリアフリーツアーセンターでは、しまね、鳥取県の観光また、各施設の職員の方を対象とした研修を行っています。詳しくは下記までご連絡下さい。
松江/山陰バリアフリーツアーセンター/ サポート団体情報/全国バリアフリー旅行情報
https://www.barifuri.jp/portal/group/detail/9