石見銀山から瀬戸内ルートの最初の本陣が旅館になっています!
ハウル@矢野です。石見銀山は世界遺産登録から今年7月で10歳の誕生日を迎えました。地元の大森町では往事の佇まいを残す街並みを当時の大寒や豪商などになって大名行列ならむぬ当時の大森の銀山を支えた人々がゆったりと練り歩いたりと記念のイベントも盛りだくさんに考えられているそうです。
さて、鎌倉末期に開かれた石見銀山は、江戸時代に最盛期を迎え、人口も約20万人に達したといわれています。
そのため、銀や生活物資の輸送のための道路が四方に開かれていました。
その一つである銀山尾道街道があります。やなしおの道の歴史は古く、正平9年(1354年)の文書にもその記述が見られていますが、徳川氏が銀山を支配した慶長年間からは、この道は大森からの産銀輸送のため初代石見銀山奉行大久保長安の指揮の下に「官道」として整備が行われました。
かつてはこの地の庄屋でありまた、本陣として江戸から天領をを治めた大寒もこの本陣に宿泊した銀山街道 江川河畔の宿 「亀遊亭」は、石見銀山から銀を運んだ銀山街道が中国一の大河「江の川」と出会う地に幕末の本陣でもあった江戸時代の庄屋屋敷をそのままに今に残すたたずまいの宿です。
格調高い庭園とそれに続く江の川の絶景・・・四季折々の山の幸・川の幸伝承の味とともにくつろぎ出来る宿です。
客室は5室ですがご主人の計らいで2組の宿泊客しかとらないといいます。静けさを満喫出来なくなると言う気持ちからだそうです。また、近くには来年3月で廃線となる三江線の粕渕(かすぶち)駅もすぐそこにあり、時々は関東、関西からの観光客も宿泊するそうです。
旅館名「亀遊亭」
住所 〒699-4621
島根県邑智郡美郷町粕渕340
TEL 0855-75-1245
FAX 0855-75-1246