松江市美保の関の「関の五本松公園」に行ってきました!
ハウル@矢野です。
昨日25日は新社会人の若者が初給料日でした。その使い道はやっぱり、お世話になった両親への感謝の気持ちの贈り物がダントツとか・・・。まだまだ、現代ッ子も日本人の魂を受け継いでいますね。ちょッと安心です。
さて、4月23日に松江市美保の関町の「関のご本松講演」にツツジを見に行った時の報告です。
島根県の三大民謡のひとつであります「関の五本松節」は、皆様もご存じの方が多いと思いますが、一節印ます。
♪ハアー、関の五本松 一本切リャ4本 あとは切られぬ夫婦松(めおとまつ)
時代は江戸時代にさかのぼりますが、かつてこの美保関港は日本海を回船する船の今風にいうところのハブ港として栄えました。
小高い山の五本松を目印に船頭さんは船の操縦をしていました。
ある日、街道を通られた松江藩主が見晴らしの邪魔になると一本の松を切ってしまいました。当時は藩主に直訴などとんでもない事でしたので、抗議の意味でこの民謡を歌い、なにげに藩主に届くようにと広めたのがこの歌詞です。
現在では当時の松は台風やマツクイムシの被害に遭い、3代目となっています。
この講演は、美保の関漁港の西の標高100~130mの小高い山にあります。数十年前にはロープウェイがあったそうですが、現在はコンクリート舗装された登山道となっています。道幅は1mもないくらいですので、すれ違うのは無理そうで、「こんにちは」と挨拶をかわして道を譲り合います。また、時折、階段があります。この階段は自然石の怪談なので幅も高さもまちまちで、ちょっと手ごわいものでした。
登山道の脇に満開のツツジがハーハーときつくなった体を癒してくれました。赤、ピンク、白など様々な色で、ひとつの花が大きいと感じました。例年だと少し早いそうですが、暖冬のせいかもう十分に咲き誇っていました。
午前10時30分より、昇事、約30分で頂上に到着しました。曇りがちの天気でしたので、眺望は霞んでいて残念ながら360度パノラマという訳にはいきませんでした。
頂上には戦没者慰霊当と小さい休憩所があり、学生さんたちが、カップめんをなぜだか食べていました。
晴れた日には、大山、弓が浜半島、隠岐の島など見えるそうです。
30分ほど休憩をしてから降り始めました。途中にお土産売り場の建物やトイレがありました。コインを入れて見る望遠鏡は故障していました。階段は降りる時の方が膝にきます。ゆっくりと30分かけて入口まで到着しました。
スニーカーで登りましたがトレッキングシューズの方をお勧めします。
予定道理に12時に昼食は予約してあった旅館でお魚三昧の料理をいただきました。茶碗蒸しにも炊き込みご飯にも海の物がはいっていて、みんなご満悦のようでした。
ちなみに、アクセスはJR松江駅より一畑バス美保関ターミナル行きで約40分、美保関行きバスに乗り換え約25分、五本松公園入口バス停下車徒歩約20分です。
G・Wが終わるまではまだツツジも咲いていると思いますので普段、運動不足の貴方にはいい汗をかくくらいのストレス解消になるでしょう!
後半に続きます。