一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
風に舞う落ち葉が、横断歩道を吹き抜けてゆく様に季節の深まりを感じます。
青信号を渡る落ち葉のからからと乾いた音は、
まるで先を急ぐ人々の足音にさも似たり。 ちょっと笑ってしまいました。
さて、先日来通勤時に雨に降られることが続きました。
雨の中、車椅子では移動できないので、タクシーを利用することにしました。
何度も利用しているので、車椅子の乗せおろしも非常にスムーズです。
ほどなくして目的地に到着し、支払いを済ませます。
「毎日迎えに来てもらえたら、どんなに楽だろうか」と思います(笑)
歩けば無料ですが、時間もかかります。
迎えに来てもらえば、雨に濡れる心配もなく時間も節約されます。
夜遅くなったな、店屋物をとろう。美味しい上に
調理の手間もなく、片付けの心配もありません。便利です。
でもその裏で、目的地に連れて行ってくれる運転手さん。
美味しいご飯を作ってくれる料理人の皆さん。
食べごろ料理を運んでくれるドライバーさん。ありがたいですね。
いや、それはあの人達の仕事だろ?という方もいるかもしれません。
でも、そういう方にはそれなりのサービスということになるでしょう。
ありがたいな、と思ってサービスを受ける方にはとってもありがたい
サービスになるでしょう。 といってもサービス内容に格差があるわけでは
ありません。 相手に敬意の払えるよいお客であってこそ、よいサービスにふれ
また、よいサービスにふれてこそ、他者に提供できるものでしょう。
折しも今日は「勤労感謝の日」、働くすべての人に感謝を込めて
よい天気の呉市からこんにちは。瀬戸口です。雲ひとつない鮮やかな空、
気持ちいいですね。冬を前に、コロナの再拡大が気になるところです。
さて、今日のテーマは「こんな時こそ、旅支度」
こんな時に?と思う方もいるかもしれません 。でも、高齢であったり、
ハンデがあると、準備に時間がかかります。であれば、今のうちに時間をかけて
準備しましょう。そうすれば、あとは行くだけです。
1.行き先を考えましょう
まずは自由に行きたい場所を考えましょう。この時点では予算もバリアフリーも
後回しで構いません。
2.何をして楽しみますか?
普段は泊まれない旅館やホテルに泊まるのもよし
美味しいご飯を食べるもよし
映画や小説の舞台や主人公の旅路を辿るのも面白いでしょう
3.いつだれと、どのくらい行きますか
4.予算をいくらにしますか。
準備に時間を割く、最大のメリットは準備に手間のかかる
介助のアレンジメントや費用の確保を余裕をもって進められることです。
費用も毎月積み立てれば、家計をやりくりしながら、やりたいことができます。
一緒に楽しい旅行のカタチ作りましょう。相談お待ちしています。
早いもので11月ですね。今日の話題は「いりこだし」
最近おうどんが大好きなうちの息子。お昼はおうどんにしようかな。
あれ?お出汁がない、ということでお出汁をとることにしました。
それというのもコロナで保育園のバザーが中止になり、代わりに販売のあった
地元倉橋島産の「いりこ」を買っておいたのです。
頭と中ワタをとって煮出すことしばし。部屋中にお出汁の良い香りが
ひろがります。瀬戸内海沿岸では、毎日の暮らしに欠かせない定番の味です。
ことに、倉橋島のいりこ、おいしい出汁がとれます。
おうどんができあがると、息子はおつゆもゴクゴク飲み干し完食。
ふるさとの味って、こうしてできあがっていくんですねぇ。
しみじみ、(出汁だけに)
最近子育てブログになりつつあるのではと
囁かれている向きもあるようですが(笑)、
美味しいものをいっぱい食べて、
楽しいことをいっぱい経験した
次世代の旅人を育てることも大事です(笑)。
それでは、また次回
おはようございます。瀬戸口です。早いですね。10月最後です。
さて今日の話題は、車いすのことについてちょっと書いてみようと思います。
普段、私は折り畳み式の軽量型手動車いすを使っています。
●外部動力が不要であること
●軽量で疲れにくく、屋外での使用が可能であること
●折り畳み式で、車への積み込みができ、介助も受けやすいことが理由です。
反面、坂や未舗装路には弱いのでこれらの場所では介助が必要になります。
ところが最近、そうもいかないことが増えてきました。主に介助をしてくれる
妻の手がふさがっているのです。妻の手が握るのはベビーカーです。
先日出かけた世羅高原農場、3年前に出かけたときは妻のアシストのおかげで
特に困難なことはありませんでした。
ところが今回は、妻の手がふさがっています。園内の主要路は舗装されていますが
アップダウンの連続。バックで進んでも上り坂は一苦労です。
最後の最後には、ベビーカーを片手で押しながら、後進する車いすを片手で
ひっぱりあげるという、周りからみれば何とも「気の毒そう」にみえる光景が
展開されたのです。
電動アシスト自転車の技術を応用したアシスト付き車いすがあることは
知っていたし、電動車となれば、子どもを連れている妻に介助を
頼まなくてもよくなるのだから、私の自立度は上がる(笑)と考えて
お世話になっている業者さんに相談をしてみました。すると、
アシストにしろ、電動にしろ「しかるべき所」がウンとはいわんでしょうとの事。
確かに、私は上肢の力があるので自走は可能である。そもそも、私だって
「まだ電動は要らない」と思ってはいる。車いすをはじめとする
「補装具」の要・不要は、「判定会」という手続きの時に
「判定医」の診察と意見書の提出をうけて、「しかるべき所」が
「支給決定」を行う。
しかし、小さな疑問もわいてきた。補装具の支給・不支給を決定するにあたって、
「生活の実態」より「身体所見」を重視するきらいがつよいのではないか、ということです。
私自身の電動の要・不要はさておくとしても、最近各所でいわれる「共生社会」の
実現のためにも、当事者の社会生活を支える補装具支給が
「支給によって、生活がどのようによくなるか」という見立てのもとに
運用されるとよいな、と思います。
日ごとに風が冷たくなっていますね。瀬戸口です。
今日はお出かけ情報です。秋の行楽シーズンということもあり
世羅高原農場へおでかけしました。
世羅高原農場のある世羅町は、東西南北にひろい広島県の
どこから行ってもちょうど真ん中あたりにあります。
呉からだと車で片道2時間ちょっとです。
この辺りは観光農園の多い地域で、
年間を通して季節の花や果物を楽しむことができます。
今回は家族で「ダリア祭」を見に行きました。
ちなみにこの世羅高原農場、3年前の春にもご紹介しています。
http://www.barifuri.jp/sns/blog/articles/3882
駐車場はほどほどに埋まる程度の様子でした。路面は土ですが
入場口近くに車いすマークの駐車スペースがあります。
園内の主な通路は舗装されていますが、アップダウンがあることと
歩く距離が長いことから、入口ゲート横で
ベビーカーと手動車いすの無料貸出を行っています。(各10台)
園内には身障者用トイレ、授乳室、おむつ交換スペースが完備されていますが
畑からは少し歩きますので早めに済ませましょう。
お腹が空いたら、園内中央にバーガーショップやレストラン、
畑そばにはカフェがあります。我が家は3年前と同じくバーガーをチョイス。
肉の旨味たっぷりのパティと滋味あふれる野菜に大満足。
息子はポテトをパクパク。ジャガイモの味が濃いポテトでした。
腹ごなしが済んだらいよいよお花畑へ、ダリアって赤い花のイメージが
ありますが、こんなにいろんな色があるんですね。見渡す限りのお花畑。
ダリア畑、ガーデンマム畑には畑を見下ろす観覧台がありました。
(スロープはありますが結構急です)
他にも、コスモス・ブルーサルビア・ガーデンマムが満開でした。
青い空、風に揺れるコスモス。秋ですね。
畑の中は未舗装です。前日雨が降ったこともあり凸凹してました。
広い場所に大興奮の息子は、走り回って転んだのか服に土がついてました。
同じく、広い園内を歩き回った父さんは筋肉痛です(笑)。車椅子の方は
介助者同行をおすすめします。
なお、ダリアの見頃が続いているので、ダリア祭りは10/28まで会期延長
だそうです。11月に入ると収穫祭をするそうで、大根の収穫、新米の販売など
まだまだ楽しめそうです。世羅高原農場、ぜひおでかけください。
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