よいサービス、よいお客
風に舞う落ち葉が、横断歩道を吹き抜けてゆく様に季節の深まりを感じます。
青信号を渡る落ち葉のからからと乾いた音は、
まるで先を急ぐ人々の足音にさも似たり。 ちょっと笑ってしまいました。
さて、先日来通勤時に雨に降られることが続きました。
雨の中、車椅子では移動できないので、タクシーを利用することにしました。
何度も利用しているので、車椅子の乗せおろしも非常にスムーズです。
ほどなくして目的地に到着し、支払いを済ませます。
「毎日迎えに来てもらえたら、どんなに楽だろうか」と思います(笑)
歩けば無料ですが、時間もかかります。
迎えに来てもらえば、雨に濡れる心配もなく時間も節約されます。
夜遅くなったな、店屋物をとろう。美味しい上に
調理の手間もなく、片付けの心配もありません。便利です。
でもその裏で、目的地に連れて行ってくれる運転手さん。
美味しいご飯を作ってくれる料理人の皆さん。
食べごろ料理を運んでくれるドライバーさん。ありがたいですね。
いや、それはあの人達の仕事だろ?という方もいるかもしれません。
でも、そういう方にはそれなりのサービスということになるでしょう。
ありがたいな、と思ってサービスを受ける方にはとってもありがたい
サービスになるでしょう。 といってもサービス内容に格差があるわけでは
ありません。 相手に敬意の払えるよいお客であってこそ、よいサービスにふれ
また、よいサービスにふれてこそ、他者に提供できるものでしょう。
折しも今日は「勤労感謝の日」、働くすべての人に感謝を込めて