一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
4月になりましたね。瀬戸口です。お花見されましたか?
私は妻と近くの公園で桜を愛でました。春は花の季節です。
最近の楽しみは、鉢植えにしたチューリップの球根の
成長を見守る事です。
この球根は、昨年の春に夫婦で世羅町の農園にチューリップを
見にゆき、1本100円で持って帰ってきたものです。
芽と葉はどんどん伸びていますが、花はまだのようです。
咲いたらココに写真を載せる予定です。
今年は何を見に出かけようかな
おはようございます、瀬戸口です。さて、今日のタイトルは
言わずと知れた1960年のヒット曲、"Save the last dance for me"というわけで
日曜日に東広島で開かれた、車いすダンスの講習会に妻と出かけてきました。
主催は「広島車いすダンスくらぶ」さんで、ヨーロッパから日本に車いすダンスが
紹介されて間もない1997年から活動されているそうです。11日の講習会は10余名の方が参加され、みんなでワルツを踊りました。車いすでもダンスができたのです。
https://hwdc.jimdo.com
広島車いすダンスくらぶさんのウェブです。
おかげで、私と妻は結婚以来初めて手を繋ぎ、腕を組むことができました。
とても新鮮でとても幸せな時間になりました。
普段は私か妻、どちらかの手が塞がっているので、手を繋いで歩くことが
ありません。夫婦ともに大満足なダンス体験でした。
ほかのカップルならなんでもないようなことが、私たちにとっては
難しいことだったりします。それでも2人でいろいろやってみて
このブログを通して伝えることで、読んでいる方もいろいろ
やってみようと思ってもらえたら嬉しいです。
やりたいことができたら、ぜひ呉バリアフリーツアーセンターに
ご連絡ください。
不思議なタイトルですが、もちろんバリアフリー旅行と関係する話です。
タウン誌のカフェ特集を読んでいた妻がこんなことを言いました。
2人で出かけて街を歩いていると、私たちの関係を探るように訝しげに
眺める人が多い。レストランに入れば、隣の席からチラチラ覗き込まれるし(怒)。
そのわりに、「車椅子が通ります」と声をかけても
避けてくれる人や、歩けるのにエレベーターを譲ってくれる人はほとんどいない。
高齢者が多い街なのに、お店だって安心して入れるところはチェーン店ばかり。
なぜそうなるかといえば、やっぱり普段の暮らしの中で障害のある人を
見ることが少ないのだと思います。バリアフリーの整ったチェーン店で
障害のある人を見かけても、何とも思わない人が多いでしょう。
私たち夫婦はバリアフリーでない場所にも出かけたりします。
そうすると、何でこんな(不便な)ところにこんな(障害者)人がいるんだろう
と思う人もいるのでしょう。
だから、私はこのブログを書いているのです。障害のある人にもない人にも
いろいろな選択肢を、楽しい暮らしを一緒に考えていきたいのです。
「旅行したい」はもちろん、「コーヒー飲みたい」の相談まで応えられるのが
呉バリアフリーツアーセンターです
久しぶりの登場となりました、インフル明けの瀬戸口です。
映画「この世界の片隅に」の大ヒットにより、たくさんのお客様が呉市へ
お見えになっています。映画の登場人物が歩いた道をたどり、
主人公たちが眺めたであろう同じ景色を見られるのは「聖地巡礼」の醍醐味です。
車椅子で「聖地」は巡れるのか?ということで「このセカ」聖地巡りに
いってみました。
まず向かったのは「三ツ蔵」。映画では呉に嫁いだ主人公「すず」が
街に出る際の通り道として描かれ、国の重要文化財に指定されています。
蔵は山のふもと、街との境目に建っています。入り組んだ狭い路地が
多いのも呉らしい景色です。
次は小春橋。夫の周作さんに帳面を届けたあと、二人でデートした際に
立ち寄っています。
最後は美術館通りです。映画で一躍有名となった下士官集会所と
旧海軍病院(義父の円太郎が入院していたところです)の間にあります。
集会所から海軍病院までは一直線のゆるい坂になっていますが
幅も広く歩きやすい通りです。旧海軍病院は、現在も国立呉病院として現役です。
映画に登場した階段もほぼそのままですが、通行禁止となっています。
呉の街自体はコンパクトなのでのんびり歩きながらの
散策がオススメです。呉へお越しの際は
ぜひ呉バリアフリーツアーセンターへぜひ一度ご相談ください。