障害のあるひとにもスポーツの機会を
2018年03月20日 10:10
呉バリアフリーツアーセンター
コメント(2)
おはようございます、瀬戸口です。韓国平昌で行われたパラリンピックが
閉幕しました。次回夏季大会は2020年東京ということで、各所で障害者スポーツの普及が課題になっています。
3/20のNHKおはよう日本でも、障害のある人のスポーツをする割合が
他国と比較して低いことが話題となっていました。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/03/0320.html
おはよう日本でも挙げられていましたが、課題は主に三つ
・場所
・ひと
・お金
これらは、パラリンピックのような競技スポーツに限らず、障害のある人々の
スポーツ参加全般の課題といえます。もっというと、スポーツそのものだけでなく、障害のある人達のライフスタイルをふくめて考えなければ裾野は広がらないと
思います。
場所の問題は、「何かあると困る」と言われ
利用を制限されるほかにも、そもそも使える施設が少なく、あっても交通の不便な場所であることが多いのです。例えば、障害のある家族がスポーツをするといって
週一回、仕事終わりに片道一時間の送迎をするとか、毎週日曜日は丸一日
出ずっぱりとなると、ためらう方も多いのではないでしょうか。
閉幕しました。次回夏季大会は2020年東京ということで、各所で障害者スポーツの普及が課題になっています。
3/20のNHKおはよう日本でも、障害のある人のスポーツをする割合が
他国と比較して低いことが話題となっていました。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/03/0320.html
おはよう日本でも挙げられていましたが、課題は主に三つ
・場所
・ひと
・お金
これらは、パラリンピックのような競技スポーツに限らず、障害のある人々の
スポーツ参加全般の課題といえます。もっというと、スポーツそのものだけでなく、障害のある人達のライフスタイルをふくめて考えなければ裾野は広がらないと
思います。
場所の問題は、「何かあると困る」と言われ
利用を制限されるほかにも、そもそも使える施設が少なく、あっても交通の不便な場所であることが多いのです。例えば、障害のある家族がスポーツをするといって
週一回、仕事終わりに片道一時間の送迎をするとか、毎週日曜日は丸一日
出ずっぱりとなると、ためらう方も多いのではないでしょうか。
「ひと」でいえば、スポーツを教えられる人が都市部に偏っているということが
あります。地方で言えばその多くが県庁所在地であり、教えてくれる人のところに出向くか、スポーツをしたいひとのところに来てもらうかになります。
そうするとおのずから、スポーツに触れられる時間は短くなってしまいます。
お金の面で言うと、競技スポーツに対する公的補助やスポンサリングの是非とは
別に、一般スポーツの面で言えば、交通費やクラブの会費などがあります。
これらを継続的に負担するには、安定的な収入が必要不可欠です。
障害のある人がスポーツに親しみ、継続していくには、
・身近にスポーツのできる場所
・暮らしの中に「スポーツをする」という選択肢をつくる
・収入を得られる環境を整えること
等を通して、障害のある人たちにとってスポーツを暮らしの一部にする
視点が必要です。
呉バリアフリーツアーセンターは、これからも障害のある人にもない人にも
いろいろな選択肢を、楽しい暮らしを一緒に考えていきます。