ハダル@矢野です。
明日20日は、春分の日だというのに気候は落ち着かない様子の松江市です。
今年は2月までは暖冬でしたが、3月に入ると気温も思ったようには上がってきませんでした。
桜の開花も例年よりはやいかと思いきやそうでもなさそうですね。
さて、皆さまのところではお彼岸には「ぼた餅」をお供えしますか?
それとも「おはぎ」をお供えしますか?
どちらも同じもち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、
いったいどこが違うのでしょう?
実は、基本的には同じで、季節によって呼び名が変わるだけで通称は「ぼたもち」です。
松江では、春の乎彼岸も秋の乎彼岸でも「ぼた餅」と呼んでいますよ。
おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないものですね。
また、今と違って昔は甘いものが貴重だったため、ぼたもちといえばご馳走で、
大切なお客様、お祝い、寄り合いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えし
ていました。
お彼岸にお馴染みなのもそのためです。
私の家でも母親は得意としています。
ことわざにもあります。
「棚からぼたもち」。
と幸運の象徴にされていることからも、いかに人々の暮らしに根付き、愛されていたかがわかりますね。
この意味は皆さまご存じの通り、労せずして思いがけない幸運がめぐってくることをのたとえです。
春はお彼岸から・・・。
季節の色で言えば「青」ですね。
草花が芽吹き始め、花が咲き、葉が茂ってきます。
今年のソメイヨシノは3月末頃に咲くのではないかと。これは私の感ですが・・・。
今年は、どこに出かけて見ようかと思案中の私と盲導犬ハダルです。
ハダル@矢野です。
今年も、3月に入りましたが、寒い日がつづいています。
今日は、24節季の啓蟄(けいちつ)です。
土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のことです。
生き物たちは久しぶりに感じるさわやかな風と、麗らかな春の光の中でと思って出てきたら、
「おーサムっ」と言っているかもしれませんね。
さて、「虫の居所が悪い」の詳しい意味を知っていますか?
なんで「虫」なんでしょうね。
「虫の居所が悪い」とは?
機嫌が悪く、ちょっとしたことも気に障る状態にある。不機嫌である。(<小学館 デジタル大辞泉>より)
普段はそんなに気に触らないことでも、なぜかとても腹が立ってしまう。
「虫の居所が悪い」は、そんなときに用いられる言葉ですね。
「虫の居所が悪い」の由来とは?
何故、不機嫌なことを「虫の居所が悪い」というのでしょうか。
その昔、中国では道教の教えにおいて人の体内には生まれながらにして3つの虫がいるとされていました。
その3つの虫は「三尸(さんし)」と呼ばれ、「上尸(じょうし)」・「中尸(ちゅうし)」・「下尸(げし)」に
分けられます。
・「上尸」
「上尸」は、人の頭の中にいるとされているもの。
主に首から上の病を引き起こしたり、金銭や物に執着させたりするといわれています。
・「中尸」
「中尸」は、人の腹部にいるとされています。
主に内臓の病気を引き起こしたり、食への欲を引き起こすとされています。
・「下尸」
「下尸」は、人の脚にいるとされている虫。
下半身の病を引き起こすとされ、性的な欲求を引き起こしたりもするといわれています。
これらの「三尸」は人間の様々な感情や不調を引き起こすとされていました。
つまり機嫌が悪いということも、この虫「三尸」が原因であるという考え方が、「虫の居所が悪い」の由来のようです。
医学や人の心理がまだ深く解明されていなかった時代。
人々は感情の揺れや身体の不調は「虫」のせいだという考えに至ったのではないでしょうか。
意味や由来はともかくとして、春になったのですから、機嫌よく生活したいものですね!
ハダル@矢野です。
昨日、今日と雨が降りそうで、降りませんが、北風が強くて、寒い日が続いている松江市です。
まだ、冬物衣料は、当分しまえないようです。
さて、冬来りなば春遠からじということわざがあります。
【意味】
冬来りなば春遠からじとは、今は不幸な状況であっても、じっと耐え忍んでいれば、
いずれ幸せが巡ってくるというたとえです。
寒く厳しい冬が来たということは、暖かい春が目の前まで来ているということから。
イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」の一節「If winter comes, can spring be far behind?」に
由来するそうです。
春を目前とした今の時期の話ではなく、私が思っていたのとは違うようでした。
また、外国人の一説からうまれたようで、これもビックリでしたね。
一つまた、勉強になりました。