松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

冬至は運が上昇する日なんです!!

2016年12月20日 14:19   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
「冬至は昼が1番短い日=夜が1番長い日」な~んて事は皆さまはよ~くご存じですね。
秋分の日を境に少し筒昼間の時間が少なくなって暗い気分になります。でももう一つの考え方として、秋の夜長を楽しむという事もあります。が、一般的には朝、起床時には明るくなっていた方がスッキリと目覚めます。
さて、2016年の冬至は12月21日です。冬至といえば、「かぼちゃと柚子(ゆず)湯!」と共通認識の方がほとんどではないかと思います。そんなこと、「風邪をひかないため」、なんじゃないの!とお考えの方も多いのではないかと思います。
本当にそれだけなのでしょうか?
少し調べてみました。
私が一番感心を持ったのは、「冬至は運が上昇する日!」です。
よく考えてみると、1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということです。そこで、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていたのです。太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では冬至が暦を計算する上での起点です。
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復(いちようらいふく)といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです!
それでは、なぜ冬至にかぼちゃを食べるのでしょう?かぼちゃが嫌いな人は他には代用食はないのでしょうか?
冬至の食べ物・「ん」が2つずつ付く冬至の七種というのがあるそうです。「運盛り」というものがあります。
【冬至の七種(ななくさ)】
・南瓜(なんきん)※かぼちゃ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)※うどん
一見すると共通点が浮かびませんが、よく見ると「ん」という文字が2回ずつつく食べ物なのです。
つまり、「ん= 運」のつく食べ物をお供えしていたということです。
かぼちゃ以外にも運気上昇の食べ物があってよかったですね。元旦の10日前から少し筒運気が上がり、最悪の時期を脱した時に新年を祝う訳なのです。
この他にも柚子湯もありますが、今回は長くなりますので、また、次の機会とさせていただきます。

【ちょっぴり雑学】 冬至はクリスマスのルーツだったの!?
クリスマスは、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭とキリストの生誕が結びついたもので、その年の冬至が12月25日だったため、諸説あったキリストの降臨日が12月25日になったといわれています。

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冬至の今こそ少しだけ早起きして空を見よう!

2016年12月19日 11:48   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。今年も残す所あと、半月をきりました。猿さんも今は帰り支度を始めた頃でしょうか?
各観光施設では、大忙しで新年の準備が進んでいます。国宝松江城も迎春準備完了し、すす払いや門松立てて新年元日は、午前6時半開門しぜんざいがフルマワレルそうです。天守閣から初日の出を拝みに来る人も多いとか・・・。
さて、冬空と言えば、星の観察や冬鳥の観察など寒さは観察には持って来いの季節なのです。特に、晴天の日の早朝の少し前を「彼は誰時(かわたれどき)」
朝、目が覚めたら、まだ外は暗いですよね。今年は12月21日が冬至の日。その前後の12月初めから1月上旬までは夜の長さが14時間以上もあり、今は本当に夜明けが遅いと感じる時期です。
山陰では、午前5時半までは星空が広がっていますし、6時ごろでも明るい星なら十分見られます。太陽がやっと昇(のぼ)ってくるのは、7時を過ぎてからです。つまり、ちょっと早起きするだけで、星の観察ができるのです。
このごろの朝方の空を紹介しましょう。まず、南東にたいへん明るい星があります。あまりに目立つので、金星と思われるかもしれませんが、そうではありません。今の金星は夕方、南西の空に「宵の明星」として見えています。こちらは木星です。
木星は、太陽の周りを回る惑星の中で一番大きく、太陽の光を反射して明るく輝いています。そのすぐ下には、おとめ座のスピカという木星よりやや暗い星が見えます。木星から左に離れたところには、うしかい座のアークトゥルスという星も明るく光っています。
また12月21日から25日ごろには木星に月が近づきます。最も接近するのは23日だそうです。こちらもおすすめですので、この期間に晴れそうな日があったらぜひ見てください。
そして、もうひとつおすすめなのが、夜明けの空の様子を味わうことです。松江城の天守に登城する人は正にこれです。暗い夜から、だんだん青くなっていく空の色の変化は格別です。日の入りの後の薄(うす)暗い時間帯を「誰そ彼時」というのに対し、日の出前は「彼は誰時」といいます。冬の朝、気持ちがスッとするようなかわたれ時を過ごしてください。
くれぐれも防寒対策は完璧にお願いします。



島根にも赤穂浪士の寺坂吉右衛門が関わっていました!!

2016年12月15日 11:31   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
少しずつ寒くなり、車のタイヤ交換を急いでする光景を目にする時期となりました。
今朝には、松江市にも初雪が降ったようですが、私の行動範囲では確認出来ませんでした。恐らくは、峠かなあと思います。
それはそうと、12月14日、正確には15日の早朝になります。日本人なら誰も(?)がご存じの「赤穂浪士の吉良邸討ち入り」が行われた日でした。
よくよく調べてみると、午前3時30分から1時間30分程の間の事のようです。広い吉良邸の台所の倉庫に隠れているところを赤穂浪士の名前は忘れましたが、槍で突かれて打ち取られたようです。大河ドラマでは庭に引きずり出されて、首をはねられるという場面が多いですね。
赤穂浪士討ち入りの日の14日、四十七士のうち唯一生き残った寺坂吉右衛門の墓がある島根県江津市黒松町の信行庵(しんぎょうあん)で恒例の法要が営まれ、地域住民ら約30人が手を合わせ冥福を祈りました。
寺坂は吉良邸討ち入りの後、大石内蔵助から本懐を遂げたことを報告する使者を命じられ、生き延びたとされています。
博学の私は全く存じ上げませんでしたが、地元の伝承によると、寺坂は任務後、諸国遍歴の折、黒松町に庵(いおり)を結んで一時過ごしたといいます。その後、江戸で83歳で亡くなり、黒松町にも分骨されて墓が建立されたと伝わります。
武士道や忠臣を尊ぶ日本人にとって、特に明治維新後終戦まで「忠臣蔵」は脚本家によって様々な伝え方をしています。
討ち入りに大石は、門前で陣太鼓を叩いたとかこれって、嘘っぽいですよね。夜中ですから、遠くまで聞こえるのは当然、奇襲攻撃にはNGですね。
一方、吉良は、そもそも、公家と仲良くするくらいですから、野蛮(?)な武士は大嫌いだったそうです。吉良の髪型をみても、兜をかぶって戦闘する体をしていなかったのです。それに、仇討は昼間に街道か果たし合いが主流だったとか。
吉良よりにみると静岡の領地ではいいお殿様ぶりで尊敬されていたといいます。
歴史好きの私の見解としては、江戸城の松の廊下で浅野のお殿様が吉良を殺していたら討ち入りはなく、多くの浪士が死ななくてもよかったという事も感じたりします。複雑な思いをする方も多いのではないでしょうか。



松江のおそばは鴨南蛮と割子そばが一押しです!!

2016年12月05日 14:20   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
12月(師走)に入りましたが、例年よりも暖かい、松江市ですが、カメムシは多く飛び回っていますので、積雪は多いかもしれないと心配している今日この頃です。
松江市出身のプロテニスプレイヤーの錦織 圭選手は地元に帰ると決まって食するというお蕎麦屋さんの紹介です。
そこは、国宝松江城お堀端の塩見縄手の武家屋敷に隣接する「八雲庵」です。武家屋敷の門と塀を残し、庭には鯉の泳ぐ池や裏山には竹林があり元々は武家屋敷だったとかいいます。
このお店で、今一番の人気メニューは、錦織選手も好物の「鴨南蛮と割子そば2枚」のセットメニューです。温かい鴨南蛮だけでも結構お腹は一杯になりますが、ここはそば通の松江人は冷たい割り後も食しないと治まりがつかないといったところでしょうか。
このおそば屋さんは、ご主人が毎日その日の天候や気温、湿度に応じて水の加え方やこね方にも気を配って、手打ちをしているそうです。(若女将談です)
お昼時間だけの営業で、おそばが無くなり次第に終了だそうです。
あっ、そうそうお車でお越しの方は堀川遊覧船乗船場近くの駐車場をご利用になるか、塩見縄手バス停が近くです。
お問い合わせ・営業時間などを掲載しておきますので、どうぞご覧下さい。

出雲そば処 八雲庵 
営業時間 10:00~15:00(ラストオーダー)
定休日 1月1日元旦、2日
所在地 島根県松江市塩見縄手308 
TEL.0852-22-2400 FAX.0852-31-7210

出雲そばと名物鴨南蛮 八雲庵
http://www.yakumoan.jp/

■プロジェクトゆうあいのPRです。
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トップ|微弱電波音声案内システムてくてくラジオ
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山陰にもサバ食文化があります

2016年11月30日 14:46   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
こう寒くなりますと、どうしても、あったかいもので熱燗一杯という事になりますね。
意外?にもここ山陰では、鯖食文化が盛んだという話題です。
総務省家計調査によると、サバの1世帯当たり年間購入数量の都道府県庁所在地ランキング(2013~15年平均)で松江市が1位、鳥取市2位と山陰はサバ好きの地なのです。
鳥取市では塩サバと焼きサバが食卓の定番。同市気高町酒津で加工する塩サバは「酒津のサバ」と呼ばれ、うまいサバの代名詞となっています。
かつて水揚げされていたのが加工の起こりで、丁寧に血抜きをするのがうまさの秘密だといいます。
現在はノルウェー産を使い、加工食品の原産地表示が義務付けられて以降も「酒津加工」の看板で親しまれています。そして焼きサバとタマネギの煮物は親ガニのみそ汁と並ぶ鳥取の庶民の味です。
なんと、まあ、これで、地酒の熱燗で一杯やれば、身も心も?温まりそうですね。
焼きサバ(地元ではあぶりこといいます)は島根県雲南地方でも名物ですが、身をほぐしてご飯にのせていただきます。食べ方の違いが興味深です。
山陰はほかにも、浜田市にサバのすき焼き風料理「いり焼き」があったり、出雲大社の神門通りには焼き鯖寿司、米子市に名物のサバずしがあったりとこの地だけでサバの話題に事欠きません。
私的にはやっぱり、生きのいい鯖の刺身が一番です。しかし、めったには口には入りませんが・・・。どうもこれは鯖食文化とはならないようです。中国山地にも塩の効いた塩サバが焼き鯖(あぶりこ)と共に深く浸透しています。名物料理でなくても島根県人は根強いものがあります。どうりで、日本酒をよく飲む島根県人たる由縁なのでしょう。