ハダル@矢野です。今週末には雪マークがついについた松江市です。今回は、「ヘルスツーリズム」の話題です。
ヘルスツーリズムとは、旅行という非日常的な楽しみの中で、旅行中のトラブルを回避したり、健康回復や健康増進を図るものをさします。そして旅をきっかけとして、旅行後も健康的な行動を持続することにより、豊かな日常生活を過ごせるようになることをいいます。
当NPO法人では、ヘルスツーリズムを「健康・未病・病気の方、また老人・成人から子供まですべての人々に対し、科学的根拠に基づく健康増進(EBH:Evidence Based Health)を理念に、旅をきっかけに健康増進・維持・回復・疾病予防に寄与する」ものと定義しています。
ヘルスツーリズムの類型と旅行イメージ 治療 介護・重度バリアフリー 療養・回復・予防 生理機能開発・管理 美容、痩身、禁煙など健康増進 ストレス解消・美容等の健康増進&レジャー レジャー、健康増進や体力増強 LOHAS的 スピリチュアル的
生理機能開発・管理
e-ヘルスプロモーション旅行(IT活用によるヘルスチェック+ヘルスアップ+アフターフォロー)
前頭葉賦活旅行(IT活用による能力チェック+能力開発+アフターフォロー)
治療
糖尿病食改善旅行
アトピー性皮膚炎緩和旅行
介護・重度バリアフリー
人工透析旅行
ソラリア療法旅行(多角的がん療法)
ここまでは下記URLからの引用です。
ヘルスツーリズムとは|日本ヘルスツーリズム振興機構
https://www.npo-healthtourism.or.jp/about/
健康増進と観光を組み合わせた「ヘルスツーリズム」の普及に奮闘する女性がいます。
松江市地域おこし協力隊員の助成。昨年、鹿児島県から松江市にIターンし、山陰両県の自然を満喫するトレッキングツアーなどの企画をしています。
細かい心配りが人気を呼び、リピーターを含め多くの参加者が集うそうです。その女性は、「自然豊かな山陰の強みを生かした企画で、健康寿命を延ばしたい」と意気込んでます。
この間は、松江市東出雲町上意東の京羅木山で開かれたトレッキングツアー。女性が先頭に立ち、市内外から集まった6~77歳の30人に呼び掛けました。休憩中はあめを配り、一人一人に話し掛け体調を確認したり、子どもに配慮したペースを保ち、時には手を引いて歩いたそうです。また、参加者の半数がリピーターだそうです。
松江市地域おこし協力隊員として17年に赴任し、市が掲げる健康寿命の延伸に着目。「楽しく運動し、気付いたら健康になっているのが理想的」と島根の資源を生かしたヘルスツーリズムにたどり着いたとの事。
今年5月に同市美保関町で開いたツツジを眺めるウオーキングを皮切りに、これまで5回企画。登山後に温泉と地元野菜を使った料理を味わう企画や、地区の神社を巡って歴史を学ぶウオーキングを開いたそうです。
今後は月1~2度開催する予定だそうです。「また行きたいと思ってもらえる企画で健康増進に努めるとともに、将来は県外訪問者を増やして移住促進につなげたい」。今後は登山者向けに栄養のバランスを考えた弁当の開発や、登山マップ作成を思い描いているそうです。
このくらいなら、少し無理をすれば何とかなりそうですね。私も美保の席の五本松公園や京羅木山には盲導犬と登った事があります。
視覚障がいのある仲間に声をかけて、参加して見ようと思います。
ハダル@矢野です。昨日は、「国宝松江城マラソン」があり約5000人のランナーが水の都松江を駆け抜けました。お天気にも恵まれて美しい風景を写真に撮りながら走ったランナーもいたとか聞いています。
さて、皆さんは、ヘルプマークの事または、どんな人がつけているかをご存じですか?
何も障がい者だけがつけているのではありません!
義足、人工関節の利用者や妊娠初期の女性らが身につけて手助けが必要なことを示す「ヘルプマーク」の利用が、島根県内でも少しずつ広がっています。
昨年の12月の障がい者週間から導入が始まって約1年で発行した枚数は1200枚を超えたとの事です。
県や各市町村はさらに普及させるとともに、周囲の理解も深めたい考えだとはいいますが、県内の身体障者・知的障がい者・精神障がい者数だけでも約5万人。難病患者も登録されている数は約6000人。世間にカミングアウト出来ない人がまだまだいると考えられます。松江市では「障がい者差別解消条例」を定めて普及を図っています。が、しかし、現状は、こ条例も知らない市民が多いのも日々感じています。社会との接点がある度に当事者である私たちが声を出さないと広がりがないとも感じています。
ヘルプマークは赤色の名刺サイズで、バッグなどにキーホルダーのように取り付けて持ち歩きます。十字とハートマークが白抜きでデザインされていて、裏面には自身の状態やどんな支援が必要かを書き込んだシールを貼ることも可能です。
勿論、私もリュックにつけています。折角、行政で制定してもらってもみんなが知らなければ意味を欠きます。一層の告知をお願いしたいところです。
ハダル@矢野です。立冬が過ぎ、鍋物の季節になりましたね。今週末はこちら松江でも今期最低の気温になり、来週はもっと寒くなるとの天気予報が出されています。車のタイヤ交換の時期の話題も出つつあります。
果実にはあんこう鍋やおでんの話題を紹介しましたが、鍋の種類は全国各地の冬の味覚を入れたなら何でも○○鍋に返信します。また、食べ方や味付けもお好み次第ですね。
冬の味覚・ズワイガニ漁も始まり、初競りでは松葉ガニが一匹200万円で落札されました。
これから白菜や白ネギも甘味が増してきます。豆腐も欠かせないですね。
締めに入れるうどんや食材のうま味が出た残り汁に、ご飯を入れて味わう雑炊も格別ですね。しかし、もっと寒くなって日本海が荒れると鍋用の魚の値段がグングン上がります。
私も山陰に住んでいる以上は一年に一度位はカニ三昧をしてみようとは思いつつ財布と相談すると紅ズワイガニで終わりそうです。
カニはおいしい半面、身を取るのに忙しく会話が途切れがちですが、それは贅沢な悩みでしょうか?
最後に溶き卵と三つ葉を散らした雑炊が何とも言えませんね。
定番の水炊きや寄せ鍋にもつ鍋、近年は豆乳鍋やトマト鍋、カレー鍋もあります。海と山の食材に恵まれたことに加え、囲炉裏(いろり)や箸を使う文化、醤油(しょうゆ)や味噌(みそ)などの調味料のおかげらしいです。
特に単身赴任を経験された方は土鍋が必需品でしたね。毎日外食やコンビニというわけにはいかないので、週に何度か取り組んだ男の料理の定番は季節を問わず鍋でしたね。
鍋の残りに味噌かキムチを入れて具を継ぎ足せば、2日目はまた違った味になります。そう、最初の一日目は水滝から始めます。単身赴任の知恵ですね。
どんどん継ぎ足していっては一週間で一度鍋を洗ってもとに返します。
なにはともあれ、冬は酒好きにとってはいい季節です。とこれが言いたかったのです。
ハダル@矢野です。今回は、バリアフリーに配慮した宿泊施設づくりを考えるバリアフリー観光推進セミナー開催のご案内をします。山陰地方にお住まいの方に限らずご興味のある方は是非、ご参加下さい。
ここからが案内文です。
昨今、体に何らかの不具合を抱えておられる方も旅行をする機会が増加しています。
島根県ではそのような方にも不都合なく旅行を楽しんでいただけるように、取組を進めております。
そしてこの度、高齢者・障がいのあるお客様も含め、
バリアフリーに配慮した宿泊施設づくりを考えるバリアフリー観光推進セミナー
「ストレスフリーな旅館・ホテルを考える」を開催することとなりましたので、
お知らせします。
1.セミナー名
バリアフリー観光推進セミナー「ストレスフリーな旅館・ホテルを考える」
2.主催:島根県
企画協力:プロジェクトゆうあい(松江/山陰バリアフリーツアーセンター)
3.開催場所/日時(同様の内容を、浜田、出雲、それぞれで開催)
西部会場:浜田市立浜田公民館研修室(浜田市殿町6-1)
12月5日(水)14:00~16:00
東部会場:はたご小田温泉茶寮清泉亭(出雲市多伎町小田208-3)
12月6日(木)14:00~16:00
4.セミナー内容
(1)島根県からの情報提供(5分)
補助金情報(観光庁など:資料の配布)、他県の先進的取組、広域的取組など
(2)【レポート1】(30分)
「松江しんじ湖温泉なにわ一水
~10年間のバリアフリー化及びユニバーサルデザインへの取り組み&
バリアフリー化で、お客様も従業員も笑顔に~」
なにわ一水代表取締役社長 勝谷有史氏
(3)【レポート2】(45分)
「国内旅行を活性化するゆこゆこの取り組み」
ゆこゆこホールディングス株式会社代表取締役社長執行役員 池照直樹氏
(4)【レポート3】(10分)
体験宿泊を終えた障がい当事者の報告
プロジェクトゆうあい 川瀬
(5)クロストーク(30分)
5.お申込及びお問い合わせ先
参加人数を把握するため、事前のお申し込みをお願いいたします。
下のホームページから「バリアフリー観光推進セミナーチラシ」をダウンロードし、
下記までお申込、お問い合わせください。
NPO法人プロジェクトゆうあい担当:川瀬
TEL:0852-61-0199
FAX:0852-27-7447
E-mail:kawase.at88@nifty.com
詳細は島根県のホームページをご覧ください。
https://www.pref.shimane.lg.jp/tourism/tourist/kankou/joho/barrierfree.html
以上です。
ハダル@矢野です。冬の足音が日々近くに聞こえ出した松江市です。最低気温が5℃になると暖房器具なしでは朝は辛いですね。
旧暦10月の出雲地方は、全国から八百万(やおよろず)の神々が集う「神在月」と言われています。
神様たちは直接出雲大社においでになる訳ではありません。縁結びを話し合う「神議(かみはかり)」のために訪れる神々はまず、出雲大社から南東に13キロ離れた出雲市朝山町の宇比多伎(ういたき)山にある朝山神社に立ち寄るといいます。
主祭神は真玉著玉之邑日女(またまつくたまのむらひめ)命。出雲国風土記によると、姫に恋した大穴持(おおなもち)命(大国主命の別名)が毎朝通ったことから朝山の地名がついたと言われています。容姿端麗、心も美しく玉のような姫だったと伝わッています。
この時期、標高180メートルの宇比多伎山の空気は澄み、凜(りん)としながらも穏やかな雰囲気が漂う境内は美しい姫を象徴するようです。
展望所からは、山あいを流れる神戸川や、神々が次に訪れる稲佐の浜が一望できます。
この絶景を前に大国主と姫は愛の言葉を交わしたのでしょうね。
大国主の熱烈なラブコールにようやく折れた高志(新潟県)の沼河比売(ぬなかわひめ)や、嫉妬しながら一途(いちず)に夫を思った正妻の須勢理毘売(すせりびめ)など、出雲国風土記や古事記で大国主が結ばれた姫神たちは個性的です。
珍しいのは同市口宇賀町の宇賀神社に祭られる綾門日女(あやとひめ)。大国主の求婚を断っています。流石の大国主も振られた事もあるようですね。
いずれの姫も同性だからか共感しやすく、神話をより身近に感じられます。
神在月には、全国から多くの姫神も参集しているのでしょう。まずは地元の姫神たちの物語を調べてみても別な面から面白さを増す事でしょう。
古里の違う一面が見えてくるかもしれませんよ。17日夜、出雲大社近くの浜では全国からの神々を迎える神迎神事が行われました。17日夜、島根県出雲市の出雲大社近くにある稲佐の浜には、平成最後の神迎神事を見守ろうと多くの人が集まりました。
神迎神事は縁結びなどを話し合う「神議り」のために全国から集まる、八百よろずの神々を迎える神事で、毎年、旧暦の10月10日に行われています。
浜では、海からやってきた神々をサカキの枝へと移す儀式が行われ、その後神々は、「神迎えの道」と呼ばれる出雲大社へと続く約1キロの道を厳かに進んでいきます。
出雲大社では、神々が滞在する今月24日まで様々な関連行事が行われます。
地元ではこの時期は神様の会議のお邪魔にならないようにおおさわぎをしないように過ごします。
また、お帰りの際にも同様に別の神社にお立ち寄り後、全国へと飛び立っていかれます。神様のルートにも是非、お立ち寄り下さい。