松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

出雲日御碕夕日鑑賞バスが運行を開始します!

2017年07月18日 11:14   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。梅雨明け間近かという雰囲気ではありますが、じれったい松江市です。
4月28日に日本遺産に登録された「稲佐の浜や日御碕の海岸線を中心とするエリアの夕日のストーリー「日が沈む聖地出雲~神の創り出した地の夕日を巡る~」。出雲大社近くの稲佐の浜から日御碕灯台の間を専門のガイド付きでバス観光を出雲市が企画した話題です。
その夕日の素晴らしさを鑑賞する「出雲日御碕夕日鑑賞バス」が平成29年7月16日から運行されます。
16日のテレビのニュースでは稲佐の浜で夕陽を背にして出雲神楽で観賞バスを歓迎していました。夕闇迫る時刻に篝火の照明で舞いを見るとなぜか厳かな心持になりますね。さすがは、神話の舞台の本家本元の地の利も相乗効果満点です。

内容は、「日本遺産ストーリーの中心である「日御碕」の夕日鑑賞バス」少し長いです。
運行日 :平成29年7月16日(日)~11月25日(土)の金・土・祝日の前日及び11月27日(月)~30日(木)
乗車場所:JR出雲市駅北口、神門通り広場、みせん広場
参加費 :1人1,000円
販売方法:ホームページでの予約(当日13時まで)
電話による予約(当日13時まで)
最小催行:1名
その他 :観光ガイドによる案内付(みせん広場から乗車)
【出雲日御碕夕日鑑賞バス】詳細
http://www.ichibata.co.jp/travel/index.php/page/detailed/id/1081
お問合せ
ナイスデーツアーセンター(TEL:0852-21-0277)



花火の掛け声、なぜ「鍵屋」より「玉屋」が多いのでしょうか?

2017年07月10日 13:24   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
梅雨もあと10日以内には明けるのではないかと期待しています。
皆さんは、花火大会で素朴な疑問を持たれた事はないですか?
会場のあちこちで「たまや~」の声が響きますがそれって何?
「たまやって何?」「それって花火屋さんの名前でしょ。」くらいは皆さんはご存じだと思います。
会話の相手がカップルであれ、親子であれ、それ以上は盛り上がりませんね。ここで少し掘り下げてみますので、得意になって話をしてみましょう!あなたのイメージがアップして尊敬?されるかもしれませんよ。
それでは、花火のルーツを織り混ぜて「たまや~」「かぎや~」の豆知識をご紹介します。
そもそも花火は、紀元前3世紀、中国の火薬の発明が戦の武器となり、やがて通信手段のノロシが夜にも用いられるようになって火薬を煌かせる技術が花火へと発展します。
あの蒙古襲来では既に火薬を使った武器を持っていたのを歴史の教科書の絵で見た事はないですか?
慶長18年(1613年)8月6日に徳川家康が日本で初めて花火を観賞しました。日本では種子島の鉄砲に使われた火薬が花火へと発展しました。家康が見たのは竹筒に火薬を詰めて火を噴くだけのものでしたが、三河地方に残る「手筒花火」はこの名残だといわれています。その後花火は急速に発展し、江戸で開花しました。
享保18年(1733年)5月28日に両国の大川(現在の隅田川)にて川開き花火大会(隅田川花火大会の原型)開催。そこで活躍したのが日本橋横山町の花火師、鍵屋六代目弥兵衛です。ここで初めて花火屋さんの登場です。
もともと「鍵屋」は葦(アシ)の管に火薬を詰めて星が飛び出す花火を開発し、商才もあって花火市場をほぼ独占していました。しかし、花火が火事の原因になるため町中では花火禁止令が出され、隅田川の花火だけが許されます。当時は納涼船を出して
「鍵屋」に花火を上げさせるのが、豪商たちの贅沢の象徴だったのです。
文化5年(1808年)「鍵屋」番頭の静七が暖簾分けをし、両国吉川町で玉屋市兵衛を名乗る。やがて川の上流を「玉屋」、下流を「鍵屋」が担当し、二大花火師の競演となる。これを応援するための掛け声が「たまや~」「かぎや~」だったのです。「たまや」は「かぎや」から暖簾分けしたものだったのですね。
天保14年(1843年)「玉屋」の出火で大火事となり玉屋市兵衛を江戸から追放。廃業する。
つまり、「玉屋」が存在したのはたった35年間だったのです。しかし、昔も今も花火の掛け声といえば「玉屋」のほうが断然多いのはなぜでしょう。
さまざまな種類の花火が夜空を彩ります。
「鍵屋」の弟子で後発の「玉屋」。しかも火事を起こして追放されてしまった「玉屋」。
ひとつは花火の技術が勝っていたこと。もうひとつは、語呂が良いので掛け声を掛けやすかったこと。そして、江戸っ子気質がそうさせたこと。
こんな狂歌があります。
『橋の上 玉屋玉屋の声ばかり なぜに鍵屋と いわぬ情なし』
これは、実力があったのにたった一代で花火のように消えた「玉屋」への愛情を示したもの。「情」に「錠」をかけており、「鍵屋の声がねぇのもしかたあるめぇ。錠がねぇんで口が開かねぇ」という詠み手の洒落を含んでいます。
黒色火薬で作られる日本古来の「和火」は、朱に近いオレンジ色。情緒豊かで繊細な光りを放ちます。
「鍵屋」はその後も様々な花火を開発して日本の花火界をリードし、現在は女性当主が鍵屋15代目として活躍中です。
音にこだわり、日本古来の花火である“和火”復活に力を注ぐなど花火の魅力を高めていますので、ぜひ「かぎや~」と掛け声をかけてあげてくださいね。



出雲の涼を求めて~真名井の滝と熊井の滝流しそうめん~

2017年07月07日 10:50   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
台風3号が過ぎて安心していたら梅雨前線が大暴れして大雨特別警報が発令されました。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
さて、各地に名水、霊水、神水などと呼ばれる水が湧き出しています。私の住んでいる松江近辺にも何箇所も存在しています。
その水を飲んでみると、さすがに名水だけあって、うまいのですね。特に夏には冷たくて余計に感じますね。皆さんのお住まい近くにもそんな所があるのではないでしょうか?
まずは、島根県松江市にある真名井の滝です。ここはかつて、出雲国の国庁がおかれていたところを上から見下ろす位置にあります。
出雲風土記にある神名樋野(かんなびやま)今で言う茶臼山の山麓から湧き出ています。全国的に「かんなび」は神名火と書きますが、この山は火ではなく水を通す「樋=とい」の字を当てています。神の樋の小山にある滝です。湧水が滝となっています。何か霊験がありそうですね。
古代には、ここの水が出雲国造の火継に使われたそうです。
今では夏季そうめん流しが地元の有志の手で行われています。
島根県松江市山代町84番地

次に熊井の滝です。ここは、弘法大師の杖の趾より噴出したと言い伝えられているようです。
これは、私の勝手な理解ですが、熊=くま=神を表しています。井=ゐ=水の出るところ。熊野大神の水が出でるところと解したほうが良いように思います。遥か古代より湧き出ていたのではないでしょうか。
ここでも夏季そうめん流しが楽しめますが、釣り堀も併設してあり、そこで釣り上げたマスを塩焼きにもしてくれます。釣りあげなくても予約しておけば食べられますよ。
島根県松江市下東川津町438 
【問併せ】
TEL:0852-26-4717 【期】6月末~9月初め



「どこでもバスブック2017年度版」発売開始!!

2017年07月04日 15:14   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
今年もプロジェクトゆうあいでは、地元のバス利用者や観光客に好評判のどこでもバスブック2017年度版」を発売しました。
松江市内の路線バス(市営・一畑・日ノ丸)、各地域のコミュニティバスの路線図時刻がこの一冊にまとめられていてしかもろせんずマップ付きですので大変便利ですよ。
サイズはスーツの内ポケットやハンドバッグにも入るA6版です。定価も今までと変わらず、税込250円です。 
是非、お買い求め下さい。
尚、取り扱い店舗は以下です。
・松江市内の今井書店各店
・松江駅構内「おみやげ楽市」

『どこでもバスブック』は、バスを利用される皆さまに支えられています。  プロジェクトゆうあいでは、「どこでもバスブック応援寄付」(一口1,000円)をお願いしております。特典・申込方法など、詳細は『バスブック』に付属のハガキをご覧ください。

お問い合わせは
NPO法人プロジェクトゆうあい
住所 〒690-0888 松江市北堀町35-14
(城北公民館の西隣 白い3階建の建物 )
電話:0852-32-8645
ファックス:0852-28-1116
プロジェクトゆうあい: http://www.project-ui.com/



出雲の涼を求めて 雲南市三刀屋町の雲南市雲見の滝!

2017年07月03日 13:43   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
7月に入り梅雨本番となり、あちらこちらで、豪雨の情報を耳にするようになりました。松江市でも今週は雷雨との天気予報が出ています。熱帯夜も2日ほど続いただけでももううんざりです。
今回は、県の名勝・天然記念物に指定されている「雲見の滝」の紹介です。ここでも昨日2日に滝坪開きがおこなわれました。
斐伊川に注ぐ飯石川中流域にあり、落差30m の雄滝と、落差20m で穏やかな傾斜の雌滝で、雄滝から流れた水は直角に向きを変えて雌滝へ流れる二段式爆流の滝です。
名前の由来は、滝にすむ竜が天に昇る際に岩の上から空を見上げ、雲が通るのを待ち焦がれていた、との伝承が名前の由来とされています。晴天では竜は空に登って行けないのです。
滝までの遊歩道には、断崖絶壁の巨大な岩、高さ100m・幅150mの「屏風岩」がこの滝を守るように待ちかまえています。
アクセスは分りやすく、国道314号線の高瀬大橋の南からから県道176号線に入って西進すると案内看板があります。これにしたがって左折して進めば道沿いの立派な駐車場に到着します。駐車場からほぼフラットな遊歩道を歩くこと300m、東屋のような滝神社に到着します。左下に流れる滝の下流を見下ろしながら、対岸の100m以上の絶壁を見上げながら、うっそうとした小路を歩くとあっという間に到着です。
また、休憩所やトイレもあり安心して絶景を楽しむことが出来ます。
見どころガイド
[遊歩道ぞいにそびえる「屏風岩」][マイナスイオンたっぷりの渓谷][落差30mの雄滝]
駐車場:有(4~5台)
アクセス
①R54から県道272~県道176~市道多久和六重線
②R314~県道176~市道多久和六重線
(駐車場より約300m)
※歩きやすく、滑りにくい靴でお出かけください

住所:島根県雲南市三刀屋町多久和
TEL:0854-40-1054
松江自動車道「三刀屋木次IC」から車で15分
JR山陰本線「出雲市駅」から車で約50分