松江/山陰バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:14914427
今日のアクセス数:373
昨日のアクセス数:4685

松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

盲導犬ユーザーの旅の宿選びのポイントはこんなことからです。

2023年10月24日 10:53   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハダル@矢野です。
旅には最適な季節となりました。

私たち障がいをもつ者としては、一般の人よりいくらかの旅選びがあります。
現在は、障碍者差別解消法及び身体障碍者補助犬法の改正により、合理的配慮や入店拒否、乗車拒否などは、
努力義務から義務となっていますが、一般社会に浸透しているとはまだまだ言えない状況です。
特に宿泊施設では、人材不足により、合理化が進んできているのが現状です。
何といってもまずは、盲導犬の受け入れが可能かどうかが最重要なポイントです。
宿泊が可能だったとしても、盲導犬の排泄場所の確保や建物周辺でできるかどうかがもう一つの重要なポイントです。
次に、ホテル内を誘導してもらえるか、食事会場、食事のバイキング等の対応をしてもらえるか、
部屋の中の説明をしてもらえるか、また、急なハプニングや困ったときの相談や対応をしてもらえるかどうか、
以上の事からWEB上では詳細が不明で前もって電話で確認が必要になります。
ホテルスタッフに余裕がないと不可能になり、どうしても宿泊ん費用は、高くなる傾向にあります。
でも、宿泊費が少し高かったとしても気持ちの良い対応ならば、この次も同じホテル・旅館を利用したくなるのは、
人情ということです。
実際に私がそうだからです。
旅行の秋、味覚の秋を満喫しましょう!



まち歩きバリアフリー情報誌 てくてく日和山陰 第44号(2023年秋) ができ ました

2023年10月23日 10:09   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

まち歩きバリアフリー情報誌てくてく日和-山陰- 第44号(2023年秋)が完成しました!


今回の特集は「宿から楽しむ松江」と題し、バリアフリー化に積極的な松江しんじ湖温泉のお宿を特集しました。
その他、国宝松江城をもっと楽しむためのプランをご紹介。

てくてく日和はフリーペーパーで、中国地方の道の駅・山陰の観光案内所を中心に無料配布しております。
見かけましたらぜひお手に取ってご覧ください。
ウェブ版(PDF・Word)も準備中です。
できあがりましたらホームページにアップしますので、誌面を読むことが困難な方や遠方の方は、
ウェブ版をチェックしてみてください。

『てくてく日和 山陰』 特定非営利活動法人プロジェクトゆうあい

http://project-ui.com/social-business/barrier-free/hirori/#target



秋の松江城下で鼕行列が開催されました!

2023年10月17日 15:45   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハダル@矢野です。
松江市の秋を彩る伝統行事「松江祭鼕(どう)行列」が15日、秋空の下旧松江市内中心部で開催されました。
14町内・2団体の約1600人がそろいの法被で「鼕」と呼ばれる大太鼓を打ち鳴らし、
勇壮な音色を城下町に響かせました。
鼕行列は、直径1・2~1・8メートルの鼕を載せ、
ちょうちんなどで飾り付けた山車「鼕宮」が県庁前(松江市殿町)を出発。
約2キロ離れた白潟天満宮(同市天神町)まで笛とチャンガラの軽快なはやしや
「チョーサヤ、チョーサ」のかけ声に合わせ、踊るように威勢よく鼕をたたきながら練り歩きました。
道中は、松江大橋など5カ所で演舞があり、多くの市民や観光客が熱演に見入りました。
息の合った力強いばちさばきに大きな拍手を送り、写真や動画に収め、秋の風物詩を満喫したようです。
また、「山車によって調子が違い、町ごとの歴史の深みが感じられ、聞き応えがありました。
町内のお年寄りから若者への引継ぎは、数か月前から夜の練習で、おこなわれていました。
伝統のある行事は、こうして守られていますが、若者や子供の数が減少傾向にあるのが心配な面もありますね!



紅葉(もみじ)を狩ると言うのはなぜ?

2023年10月12日 10:23   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハダル@矢野です。
10月になり、やっと秋らしい季節となりました。
紅葉は、11月の終わりころでしょうか?
秋が深まり野山が赤や黄色で彩られると、その美しさに誘われて、紅葉狩りに出かけたくなります。
紅葉の名所は、昼間お日様を浴びて夜は冷え込み、水分も豊富。
3拍子揃った渓谷は、紅葉も見事です。日中の天気、昼と夜の寒暖の差、水分。
この3要素が関係しているからです。
日中の天気がいいほど赤い色素となる糖分が活発に作られますが、夜の気温が高いと
、昼間作った糖分を使って活動してしまうため、鮮やかな赤になりません。
ですから、昼間は日光が強くて夜になると冷え込む陽気だと、鮮やかな紅葉になるわけです。
また、乾燥しすぎて葉が紅葉する前に枯れてしまっては仕方がないので、適度な雨や水分も必要です。
紅葉の名所に渓谷や川沿いが多いのは、日当たり・夜の冷え込み・水分という3つの条件が揃っているからなんです。
ちなみに、明け方の最低気温が6度~7度位になると紅葉が始まり、およそ20日~25日後に見頃を迎えます。
こうした条件と照らし合わせながら、紅葉をチェックしてみるのも楽しいですね。

それでは、紅葉(もみじ)を狩ると言うのはなぜでしょうか?
紅葉狩りの「狩り」は、もともと獣を捕まえるという意味でつかわれていましたが、
やがて小動物や鳥を捕まえる意味に広がり、果物などを採る意味にも使われるようになりました。
さらに、草花を鑑賞するという意味にも使われ、「紅葉狩り」と呼ぶようになりました。
もともと平安時代の貴族の間で始まり、紅葉を見物しながら宴を開き、
その美しさを和歌に詠んで勝負する「紅葉合」が流行したそうです。
その後、江戸時代から庶民にも広がり、季節行事として定着していったのです。

実は、紅葉って鬼なのです。
「紅葉」という名の鬼女が、人の心を惑わせます。それは戸隠山に残るこんな伝説から来ています。
『戸隠山に「紅葉」という鬼女が住んでいました。
山を降りては村の人々を餌食にするため、時の帝が平維茂(たいらのこれもち)に鬼退治を命じます。
維茂が戸隠山に向かうと、美しい女たちが紅葉の下で宴を催していました。
維茂は女に誘われるがまま酒宴に加わり、いつしか深い眠りに落ちてしまいます。
この女たちこそ鬼女・紅葉とその手下。
罠にはまった維茂を前に、鬼女が本性を現したとたん、維茂の夢の中に神が現れ、お告げとともに神剣を与えます。
危機一髪のところで目を覚ました維茂は、神剣によって鬼女を退治し、戸隠山に平穏な日々が戻りました。』
鬼女・紅葉を狩るから「紅葉狩り」という説もあるそうで、紅葉の魅惑的な美しさを象徴しています。
また、このお話は『紅葉狩』という能の謡曲としても有名です。




「秋茄子は嫁に食わすな」の意味はこれ!?

2023年10月05日 14:52   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハダル@矢野です。

10月になり、あれほど暑かった夏もやっと通り過ぎた松江市です。
秋と言えば、私は、やっぱり食欲の秋です。
おいしいものが沢山でてきますが、葉物野菜は、スーパーに数量が少なく値段も高いようです。

さて、秋茄子のおいしい季節となりました。
私は、普通の浅漬け、辛漬けを今夏は好んでたべました。
これからは、焼きナスでしょうか?
秋茄子といえば、「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがありますが、これにはどういう意味があるのでしょう?
じつは、「秋茄子は嫁に食わすな」には、嫁いびりのような悪い意味と、嫁の体を心配する良い意味があります。
茄子は収穫時期が長く、6月ごろから収穫されるものは夏茄子、9月ごろから収穫されるものは秋茄子と呼ばれています。
夏茄子は暑い時期に強い日光をあびて成長するため、皮が厚めで実が詰まっています。
秋茄子は剪定や追肥などをして株を若返えらせ比較的穏やかな日光の中で育つため、皮が柔らかく水分を多く含んでおり、甘みや旨みが強くなります。
「秋茄子は嫁に食わすな」の悪い意味は、おいしい秋茄子を嫁に食べさせるのはもったいない、という意地悪です。
これが一般的な意味ですね。
嫁と姑の確執は今でもドラマの主要テーマとして健在ですが、昔は壮絶な嫁いびりも少なくありませんでした。
秋茄子同様に、「秋カマスは嫁に食わすな」、「秋鯖(あきさば)は嫁に食わすな」、「五月蕨(ごがつわらび)は
嫁に食わすな」など、地方によってさまざまな言い方があります。
いずれも、最もおいしいものは嫁に食べさせたくないという意地悪な気持ちが込められています。
「秋茄子は嫁に食わすな」の良い意味 ~お嫁さんを気づかって茄子は利尿効果とともに
体にこもった熱をとる働きがあるため、体を冷やすと言われています。
暑い時期に夏茄子を食べるのは理にかなっていますが、秋においしいからといって秋茄子を食べ過ぎると、
体が冷えてバランスが悪くなってしまうかもしれません。
そこで、秋茄子を食べて大事な嫁の体が冷えてしまってはいけないと気遣いました。
また、秋茄子は種が少ないため子宝に恵まれないことを連想させる食べ物とされたため、
子宝を願う嫁を気遣い、嫁には食べさせないほうがいいと考えたのです。

また、嫁ではなくネズミに食わすなという意味だとする説もあります。
鎌倉時代後期の『夫木和歌抄(ふぼくわかしょう)』に、次のような和歌があります。
『秋なすび わささの粕につきまぜて よめにはくれじ 棚におくとも』
ここに出てくる「よめ」は「夜目」と書くネズミの隠語で、
「酒粕に漬けた秋茄子を棚に置いておくのはよいけれど、ネズミに食べられないようにしなさいよ」
という意味です。
この和歌が「秋茄子はよめに食わすな」の語源である。
だから嫁ではなくネズミに食べられないように注意しろという意味だという説があります。

私は、この意味がそもそもですので、嫁イビリは後付けではないかと思います。