松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

四季にはそれぞれの色があります

2014年09月11日 11:06   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
晩夏から初秋に移り秋に変わり、秋の夜長をビッグムーンの仲秋の名月見物を楽しんだり、また、虫の音の語
らいが日々増す季節です。セミくんから秋の虫さんたちにすっかりバトンタッチした
感のあるこちら松江市です。
今日は、四季の色のお話です。
季節に色があるなんて「そんなことあったの?」という方がおおいのではないでしょ
うか。季節により色を感じ方は人それぞれで国によって違うのは、当然ですね。
四季のある日本ならではの話題です。
古代中国の五行説では、青・朱・白・黒を配し、青春・朱夏・白秋・黒冬としてい
ます。
春の青くらいは、思いつく人もおおいのではないでしょうか。「青春」が代表されま
す。青は、若いというイメージで(青」のつく言葉は多く見受けられます。「青い山脈」
「青いリンゴ」「青春時代」など歌にもあります。また、未熟者を表してもいます。
「青二才」などは、まだ、大人になりきっていないという意味で使われています。
ところで、あとの三色を思いつく日とはぐっと少なくなります。
夏の色は朱(赤)で、朱夏といいます。確かに、日本の子供たちが太陽を描くクレオンの
色は「赤」です。ちなみに欧州では「黄」です。また、夏の「赤」はトマト、スイカ、彼岸花などでしょうか。
秋は、「北原白秋」の白い秋は何とかたどりつきます。連想するのは、雲の色です。
夏の入道雲は灰色だし、冬の雲は、黒に近いイメージです。秋雲の色は、白いすじ雲
でしょうか。花では、白菊も思い浮かびます。やはり、「しろ」は雪の色が一番に思
いつきます。
最後の冬の色「黒」が問題です。黒冬または玄冬というそうですが、私には初耳です
。昼間の明るい時間が少なく、暗い闇の時間が多いということでしょうか。前述の雲の色なのでしょうか。
みなさまは、どのように感じられるのでしょうか。
四季の色は、何かの代表する物で表現するものではないようです。
いずれにしても、四季のあるわが国日本で暮らしているからこそ多様な感性が持てる
ことに感謝することにします。



松江水郷祭だんだん祭りが開催されました。

2014年09月02日 10:45   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江のハウル@矢野です。
初秋を思わせるなんと涼しく秋の虫の音が日増しに大きくなり、昼間の蝉と交代しました感のあるこちら島根県松江市です。
そんな8月30日(土)に松江水郷祭 だんだん祭りが開催されました。
例年は、夏真っ盛りの8月第1または2週の土日の2日間で行われています。
今年は8月9(土)・10日(日)で開催予定でしたが、台風11号の影響で一旦中止されました。
松江市民にとっては、夏の最大のイベント?がなく盛り上がろうとして、拳(こぶし)を振り上げたもののやるせない気持ちになった人も少なくなかったと想像します。
お祭りの実行委員会及び関係者の努力により、異例の仕切り直しとなりました。
例年は、2日間で約40万人の人出となりますが、今年は1日でどっと押し寄せた模様です。
そもそも松江水郷祭は、島根県東部の宍道湖東側の区域をメイン会場として、1929年から始められています。日中のイベントとしては、昔ながらの夜店やステージ上では、歌やダンスなどがにぎやかに実施され、市民の発表の場になったりしています。
関連して松江だんだん踊りなども最近からは行われています。
私も盲導犬のハウルと盲導犬の啓発・普及と育成の募金活動に参加しました。
屋台は、約400軒あり、いかやき、たこやき、かき氷などの食べ物が多く並んでいます。
何といっても松江水郷祭の最大の呼び物は、宍道湖の湖上に浮かぶ2台の台船から打ち上げられる花火です。西日本最大の花火だそうですよ。今年は、午後8時から1時間で9000発上がりました。何と1秒で約3発です。この豪華絢爛の
色鮮やかな大輪が松江の夜空を焦がしました。宍道湖大橋などの打ち上げ場近くで見物していると花火の黒いすすがゆらゆらと舞落ちて来て水面で「ジュー」いう様は経験した人は多くはないでしょう。
湖の水面を見ていると色鮮やかな花火が映し出し、上を見たり下を見たり忙しく見物出来、宍道湖ならではです。
今年の花火のテーマは、神々の国出雲と宍道湖に沈む夕日だったとか?
想像以上に見事でした。
これで松江市民も秋が迎えられることでしょう。


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松江しんじ湖温泉お湯かけ地蔵祭り

2014年09月01日 15:20   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。こちら松江市では、相変わらず梅雨のような天気が続いています。8月に入りカラッとした天気は数日しかありません。太陽が恋しい毎日です。残暑が厳しければ思いも違ったり我儘なものですね。
8月24日(日)には、雨の中「松江しんじ湖温泉お湯かけ地蔵祭り」が行われました。
松江しんじ湖温泉は、開湯は1971年と今から43年前と比較的新しい温泉です。温泉街は、宍道湖の東の北側に存在します。ホテル・旅館は8軒です。
その中ほどに、島根県唯一の市電である一畑電車「通商バタデン」の始発駅の「松江しんじ湖温泉駅」があり、宍道湖の北岸を走り、出雲大社や出雲市を結んでいます。
お湯かけ地蔵まつりとは、松江しんじ湖温泉の源泉に建立されている「 お湯かけ地蔵尊」を、地蔵盆である8月24日に供養するとともに天然温泉の恵みに感謝するお祭りです。
場所は、松江しんじ湖温泉駅か南ら始まる松江しんじ湖温泉中央通りのお湯かけ地蔵尊周辺で行われます。歩行者天国となり、無料で温泉に入れたり約40軒の屋台も出ます。
特に関心があるのは、勿論、地酒無料試飲ですね。松江は、水の都で、おいしい地酒があるんですよ。
他にもフリーマーケットや青空市などもあります。
また、午後8時からは、約15分ですが、花火も上がります。一発一発がゆっくりと上がり、宍道湖の湖面に映るのを眺めるのもおちらと(ゆっくり)出来て、いかにも松江の風情プンプンでいい感じです。
今年は松江水郷祭が中止となり松江では、今夏は初めての花火が、宍道湖畔に響きました。小雨の中で少し寂しい今日のお祭りでした。


 



★安来のどじょう

2014年08月22日 15:09   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。今回は、どじょうと言えばやすぎ、安来と言えばどじょうすくいは、全国区ですね。
あのユニークなどじょうすくいの踊りは、宴会芸としても有名なところです。どじょうを掬って籠に入れる動作と最後に満面の笑みをうかべるのは、名人芸ですね。
私が調べたところでは、昔から特別に多くのどぢょうがとれてはいなかったようです。
そこで、どじょう料理と言えば柳川鍋くらいしか思いつきません。
以前は、どこの田んぼもにどじょうはふつうにいたものです。私の家では、どじょう汁は、よくたべたものです。
しかし、都市に出荷するほどではありませんでした。
本格的に養殖が始まったのはここ数年前からです。休耕田を利用して養殖が始まりました。
今では、数十軒の農家で生産されています。これというのも最近のうなぎの高値が引き金になったようです。なんといってもどじょうは、うなぎに比較して安いことと栄養価はほとんど同じで、カルシウムなどは、2倍ということです。
安来市内では、今年は特にどじょう料理のお店が増えました。土用の丑の日には、期間限定のうなぎならずどじょうの蒲焼どんぶりが約3分の1でいただけます。
また、安来節園芸館では毎日園芸がご覧になれます。本場のどじょうすくい踊りを習って宴会で披露するのもよいではないでしょうか。
そのあとでどじょう料理に舌つずみをうつのはどうでしょうか。


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松江の灯籠(とうろう)流し

2014年08月18日 11:39   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。今年のお盆は、例年になく蝉の鳴き声も静かな、少し涼しいお盆となりました。
お墓参りも雨のやみ間にすることとなり、大雨洪水警報が発令されたりとご先祖様もかえりにくかったことでしょう。
今日は、松江のお盆の行事について紹介します。
松江のお盆は8月13日~16日です。まず、お盆用の花は、恒例の松江市天神町、白潟天満宮近くの天神ロータリー広場で
11・12日にお盆用の花や夏野菜(きゅうり、なす、スイカなど)を販売するお盆花市から始まります。
近頃では、露天の数も約10軒と少なくなりました。
ところで、近頃では、迎え火や送り火のお盆らしい風習が省略しつつありますね。私の子供のころには迎え火はご先祖様がその灯りで家にあちらの世界から戻って来られる。と聞いたものです。
なぜ川端でご先祖様の送迎するのかは、知る人ぞ知るところです(よくわかりません)。
野火などとんでもない時代になりました。
また、お供え物では、迎えだんごやきゅうりとなすになにかの茎?を足に見立てて馬(きゅうり)と牛(なす)を作りました。ご先祖様がおいでになる時は、馬で速くきていただき、お帰りの時は牛車でゆっくり歩いてお帰りいただくということだそうですね。
私の家では、縁側の外に棚いたを吊るしたお供え物台を作ったものです。
お盆といえば仏教の行事だとみなさんは思っていますよね。ところが、必ずしもそうでもないようですよ。江戸時代に幕府はお寺の檀家制度で人口などの把握をしました。人々は神道の人もどこかの檀家になったんですよ。それで、ほぼ統一したお盆となったそうです。
それと、お坊さんが法衣をまといスクーターで走り回っているのもよく見かける風景です。これって師走?
松江のお盆のクライマックスは、8月16日の午後7時松江市を流れる大橋川で灯篭流しが行われました。
例年なら絶景の宍道湖の西に沈む夕日がまだ目に焼き付いているころから始まります。今年はきれいな夕日は拝めませんでした。
大橋川は、宍道湖から中海をつなぐ松江市を東西に流れる川です。川幅は、約50mです。
水の都松江の中心です。その昔、松江大橋を下駄をカランコロンと鳴らしながら歩いていたヘルンさんも渡った松江大橋のたもと 東岸で灯篭流しは行われます。
 送り盆行事として昭和30年代から行われているようですので、ヘルンさんはご覧になっていないようです。ゆっくりと大橋川を漂う姿はとても幻想的ですよ。
松江市民の合同の灯篭流しで、焼く2000の灯篭が川に浮かんでゆっくりと流れていく風景は、一見の価値がありますよ。船は約90cmです。ご先祖様が牛ではなく船でお帰りされます。
また、大橋川に響くお坊さんの読経が、いやがおうでも気持ちを和やかにしてくれます。見物の人も思わず手を合わせたくなります。
これで松江のお盆は、静かに終わります。