浜田市三隅町の大平桜は日本一の桜?!
ハウル@矢野です。
3月も終わりに近づき、桜の開花があちらこちらで紹介される既設となった、こちら松江市です。
桜の名所は全国各地にいったいどのくらいあるのでしょうか。日本人は、桜の花が最も好きな人種(?)です。その地域での開花期間が短いことなんでしょうか。
また、長かった寒い冬が終わりだんだん温かくなり、心ウキウキとなる相乗効果だからなのでしょうか。
桜の開花は、1月に沖縄から始まり6月の北海道までなんと一年の半分の期間がお花見できるそんな日本列島だからなのでしょうか。
こちら松江市にも松江城公園を始めとして幾つかの名所があります。
今回は、島根県の西部地方の浜田市三隅町にあります「大平桜」の紹介です。
三隅大平桜は、高さ太さなどすべてにおいて日本一ではないかと筆者は感じています。根元周りは5.4メートル。地上2メートルのところで4本の幹枝に分かれているので、満開のときには雪の小山のような美しさです。
この桜は、所有者である大平富太郎氏の祖先が、馬をつなぐために植えたと伝えられています。
所有者の屋号が「大平」、また木の所在地の字名も「大平」というので、「三隅大平桜(ミスミオオビラザクラ)」と名付けられました。
品種は「大平桜」(学名 Prunus Ohiraensis Miyoshi)として分類され、若芽は帯黄色で彼岸桜、枝葉の形状は山桜と、両方の性格を併せ持った大変貴重な品種です。
推定年齢は660年、目通幹囲6.32m、根元周囲5.38m、樹高17.0m、枝張東西24.0m、南北29.6m、大平桜の日本一の巨木です。
花は白色で、満開の時には、その枝張りの雄大さから、あたかも雪の小山を見るような景観を呈します。
昭和10年(1935年)の国指定時には幹枝が11本ありましたが、山火事、台風などで被災した為、現在は4本が残っています。
毎年4月には、大平桜まつりも開催され、県内外から多くの人が訪れます。
また、三隅公園は、つつじの名所として有名です。
地元三隅町民にとって3月末から5月にかけてはとてもよい環境ですね。
施設概要
住所:島根県浜田市三隅町矢原1257番地外
電話番号:0855-32-2104