出雲地方の特産 板わかめ(めのは)がおいしい季節になりました!!
ハダル@矢野です。3月31日(日)には、安来市にあります、月山富田城跡と清水寺にお花見に言って来ました。まだ3分咲きといったところでした。どちらも山の上にありますので、階段や坂道を登ったり、下ったりと意外と疲れました。また、広瀬の街では悲運の武将「山中鹿之助」を英雄と崇拝しています。尼子氏のお殿様一行とともに鹿之助が、武者行列をしていました。4月6日には松江城に入場の堀尾氏の武者行列もあります。
武者行列がこちらのブームなんでしょうか?
さて、今回はお花見の時期になるとぼつぼつ島根では板わかめが嘱託に登り始めます。
板わかめの事をこちらでは「めのは」と読んでいます。小さな子どもでもよくしっている食べ物です。この地方で何故、「めのは」と呼ぶのかは、不明です。
シート状に乾燥させた板わかめは、島根県を中心に北陸以西の日本海沿いで生産されています。あまり太平洋側では左官ではないのでしょうか?
ワカメの加工品としては、塩蔵(えんぞう)わかめやカットわかめといった、いったん湯通ししたものが一般的です。
これに対し、板わかめは天日干しや機械で乾燥させただけで、何の添加物を加えたりしませんので全くその場所や塩加減や香りも自然そのままですので、どれも同じ香りではありません。より自然に近い味が楽しめます。
島根県内の板わかめは、沿岸の天然ワカメや、県東部、隠岐諸島の海で養殖されたワカメを使用しています。
主力である養殖ワカメは2月上旬から4月上旬にかけて刈り取られ、きれいに水洗いをし、塩抜きをした上で、乾燥させます。これらの加減で味が微妙に異なります。
今年、一番めから2番、3番と刈り取られますが、次第にやわらかさが落ちていきますのでお値段も下がっていきます。
食べ方の主流はやはりめのは掛けご飯でしょうか。
パリパリの板わかめを手でもみ、ほかほかのご飯に振り掛けると、磯の香りが漂います。
ご飯と一緒に食べると、塩気がほどよく効いた板わかめの風味が口の中に広がり、食が進みます。冷たいご飯ならお茶漬けにしてもよいですよ。
また、めのはずしは、このもみわかめと焼き魚の身をほぐしたものとを、すし飯に
混ぜたものです。めのはは、酒の肴にしてもよく、もまずに大きいままパリパリと食べてもおいしいです。
ついつい、お酒が進み過ぎてしまいます。
乾燥していますので、一袋20gくらいで6~700円くらいでしょうか。お土産としてもピッタリです。賞味期限も一年あるとか・・・。