松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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お彼岸といえば「ぼたもち」?「おはぎ」?

2017年03月13日 14:45   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。もう一週間もすれば春分の日だというのに気候は落ち着かない様子の松江市です。
昨日は、松江市中心部は緑色に覆われました。何も、東京都知事の小池ゆり子どさんの支援者の集まりではありません。
アイルランドのシンボルカラーが緑色だからです。松江ゆかりの文豪・小泉八雲が幼少期を過ごしたアイルランドと、日本の外交関係があり、「アイリッシュ・フェスティバル」が開催されたのです。また、樹立60周年を記念した緑色の松江城天守のライトアップは17日までで、あと5日となりました。
さて、皆さまのところではお彼岸には「ぼた餅」をお供えしますか?
それとも「おはぎ」をお供えしますか?
どちらも同じもち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、いったいどこが違うのでしょう? 
実は、基本的には同じで、季節によって呼び名が変わるだけなのです通称は「ぼたもち」です。
松江では春の乎彼岸も秋の乎彼岸でも「ぼた餅」と呼んでいますよ。
おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないものですね。また、今と違って昔は甘いものが貴重だったため、ぼたもちといえばご馳走で、大切なお客様、お祝い、寄り合いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えしていました。お彼岸にお馴染みなのもそのためです。
私の家でも母親は得意としています。
ことわざにもあります。「棚からぼたもち」。と幸運の象徴にされていることからも、いかに人々の暮らしに根付き、愛されていたかがわかりますね。
この意味は皆さまご存じの通り、労せずして思いがけない幸運がめぐってくることをのたとえです。
春はお彼岸から・・・。季節の色で言えば「青」ですね。草花が芽吹き始め、花が咲き、葉が茂ってきます。今年のソメイヨシノは3月末頃に咲くのではないかと。これは私の感ですが・・・。
今年は、どこに出かけて見ようかと思案中の私とハウルです。