呉バリアフリーツアーセンター
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呉バリアフリーツアーセンターの活動状況や、呉市内の観光バリアフリー情報を掲載してきます。

誰もが楽しめる旅にする

2019年04月05日 15:30   呉バリアフリーツアーセンター
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瀬戸口です。桜、きれいですね。だんだん気候も良くなり
出かけるにはよい季節です。皆さんは誰と出かけますか?
家族と、友人と、一人で、出かけ方は様々です。

そんな時例えば、おじいちゃん・おばあちゃんと孫では行きたいところも
旅先でやりたいことが違うかもしれません。「車いすで行けるところ」
ばかり探すと、きょうだいの気持ちが置き去りにされることもあります。
「友人同士」も「身体に障害のある人」と「知的障害のある人」が連れ立って
出かけることもあるでしょう。そこで今回は、どうすれば一緒に出掛けるみんなが
楽しめる旅になるのか、何回かに分けて考えてみたいと思います。



車内販売の縮小に思う

2019年02月27日 17:33   呉バリアフリーツアーセンター
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皆さんこんにちは。瀬戸口です。日一日と伸びる昼間と暖かさに春を感じます。
そんななか、ちょっと衝撃のニュースが。

 消えゆく車内販売
https://www.fnn.jp/posts/00426780HDK

東日本の列車を中心に、車内販売が大幅に縮小される模様です。
2/20付け中国新聞天風録もこの話題に触れていて驚きました。
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=506539&comment_sub_id=0&category_id=143


思えば、300系のぞみの登場までは新幹線といえど時間がかかっていた。
食堂車は憧れだったものの、値段が高かった。そんなときにお世話になったのが
車内販売だった。 沿線の土産にお菓子、弁当。昔は弁当といえば幕内弁当だった。
それがいまや地域色豊かな弁当の数々。デパートやスーパーでの「駅弁大会」は
どこも大盛況。

昨今は、「モノ消費よりコト消費」ということで豪華クルーズトレインや
列車内でコース料理が食べられる「レストラン列車」が流行っています。
運賃の他に付加価値を上乗せでき、客単価も高いでしょうからそちらに
力ははいると思いますが、線路の軋みに身を委ね、移りゆく車窓の景色に
まどろみながら食べる車内販売の弁当や、いつまでたっても溶けずに降車駅を
迎える硬いアイスクリームも立派な「コト」の一部であり、無くすのは惜しく思います。 



呉水産まつりに2万人

2019年02月12日 12:13   呉バリアフリーツアーセンター
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みなさんこんにちは。瀬戸口です。誰が言ったか、寒い朝寝床の中で分かるほど
春は名のみの風の冷たさ。お元気ですか?
さて、昨日2/11は市役所横の中央公園でこの時期恒例の「呉水産まつり」が
開催されました。昨日のニュースでも取り上げられていましたが、
呉市は牡蛎の生産量10年連続日本一を誇る水産業の街でもあります。
会場には新鮮な海産物や魚介料理を提供する屋台が
所狭しと並びました。寒空の下、人出はなんと2万人。


瀬戸口も妻と出かけました。お昼ご飯にといろいろ買ったのですが
撮影する間もなく食べてしまったので写真はありません。
来年はぜひ皆さんも味わってください。
そしてご旅行の際は、ぜひ呉バリアフリーツアーセンターを
よろしくお願いします。



「使い勝手」は使ってこそわかる

2019年02月06日 16:18   呉バリアフリーツアーセンター
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こんにちは、瀬戸口です。2月というのに結構暖かい呉市です。
冬でも晴れて暖かいと車椅子での外出は楽なのでうれしい限りです。

さてきょうのテーマですが、建築物や交通機関など「バリアフリー」を謳う設備や
物が増えてきているものの、使い勝手は実際に使ってこそわかるというお話です。

先日、所用で広島に出かけました。電車を降りてトイレを探すとなかなか見つかりません。中央改札から看板の見えた北口方面に歩くと、改札外のトイレは駅ビルの中。
朝早かったからか入口が見つかりにくい。まだ薄暗い店内を看板に沿って歩くと、
トイレは建物の隅、入口には急角度のスロープがありました。はたしてこれを
「バリアフリー」と呼ぶべきなのか。 改めて点検の必要があるように思います

もう一つ、 使い勝手といえばトヨタ自動車の新世代タクシー
「JPN TAXI」について、車椅子での乗降性を良くするため、改良するとの
発表がありました。

https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/26431670.htmlpadid=ag001_tjptop_info_news_contents

人々の期待とともに2017年に登場したこのタクシー、
車椅子でも乗り降りがスムーズにできるのが特徴でしたが、
乗客・運転手双方からあがっていた、固定に時間がかかる、
側面乗降でスロープが使いづらい等の声に応えて
スロープ等の見直しがされるようです。

声があがったということは、それだけ利用した人がいる、ということであり
少なからず、外出希望者のお役に立ち、また外出に希望を
与えてくれてもいるということです。
障害のある人の外出は、まだまだ不便な点も多いですが、
本当の使い勝手は使ってこそわかる、ということで
これからも旅のお供に是非バリアフリーツアーセンターを
よろしくお願いします。 



外出で身体と心を健康に保つ

2019年01月16日 11:27   呉バリアフリーツアーセンター
コメント(1)

こんにちは。瀬戸口です。この時期にしては暖かい呉市です。
日も徐々に長くなり、新しい季節への期待も高まるこの頃です。

さて、タイトルに「外出で身体と心を健康に保つ」とつけました。
昨年7月の豪雨以来、いろいろあって我が家ではめっきり外出の機会が減りました。
「大きな災害もあったし、仕方のないこと」とも思ったのですが、
いま一度考えると、高齢者・障害者の外出にとっての課題を含んでいるように
おもいます。 
それというのも、大きな災害や家族の病気といった生活環境の変化があると、
高齢者や障害者など、支援を必要とする方の外出機会は失われやすく、
もとに戻りづらいのではないか、と思うのです 。

生活のニーズを満たすだけが外出ではありません。季節を感じたり、
人と出会ったり、身体と心の張りを保つためにも大事なものです。
出かけたいなと思ったら、ぜひバリアフリーツアーセンターにご相談ください。