車内販売の縮小に思う
皆さんこんにちは。瀬戸口です。日一日と伸びる昼間と暖かさに春を感じます。
そんななか、ちょっと衝撃のニュースが。
消えゆく車内販売
https://www.fnn.jp/posts/00426780HDK
東日本の列車を中心に、車内販売が大幅に縮小される模様です。
2/20付け中国新聞天風録もこの話題に触れていて驚きました。
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=506539&comment_sub_id=0&category_id=143
思えば、300系のぞみの登場までは新幹線といえど時間がかかっていた。
食堂車は憧れだったものの、値段が高かった。そんなときにお世話になったのが
車内販売だった。 沿線の土産にお菓子、弁当。昔は弁当といえば幕内弁当だった。
それがいまや地域色豊かな弁当の数々。デパートやスーパーでの「駅弁大会」は
どこも大盛況。
昨今は、「モノ消費よりコト消費」ということで豪華クルーズトレインや
列車内でコース料理が食べられる「レストラン列車」が流行っています。
運賃の他に付加価値を上乗せでき、客単価も高いでしょうからそちらに
力ははいると思いますが、線路の軋みに身を委ね、移りゆく車窓の景色に
まどろみながら食べる車内販売の弁当や、いつまでたっても溶けずに降車駅を
迎える硬いアイスクリームも立派な「コト」の一部であり、無くすのは惜しく思います。