呉バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:8789906
今日のアクセス数:1504
昨日のアクセス数:1939

呉バリアフリーツアーセンターの活動状況や、呉市内の観光バリアフリー情報を掲載してきます。

今年も開催、イルミネーションロードくれ2019

2019年12月03日 16:27   呉バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

瀬戸口です。12月になりましたね。あと3週間もすればクリスマスですね。
今年は私の息子にとって初めてのクリスマス。サンタもワクワクしています。

ということでやってきたこの季節ーイルミネーションロードくれ2019

会場は蔵本通り。 期間は明日12/4〜1/5までです。
明日12/4、17時からは点灯式もおこなわれます。
詳しいことは、観光協会のWEBもごらんください。
https://www.kure-kankou.jp/sp/event.html?id=1201



呉市役所で次世代モビリティ見学会がありました

2019年11月28日 12:24   呉バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

おはようございます。気温下がってきてますね。瀬戸口です。
昨日11/27、呉市役所で「次世代モビリティ特別見学会」がありました。
会場には、トヨタ自動車が開発した燃料電池バス"SORA"の展示がありました。
東京都では、数は少ないものの一部路線に投入されているようです。

今回展示されたバスは、定員79名(車椅子2台、座席跳ね上げ式)
中扉に反転式スロープ、車高調整機能がついているそうです。
車内はこれまでの路線バスと変わらない落ち着いた雰囲気です。
窓が大きく、日中は車内が明るいでしょう。(見学会は雨でした) 
車体の大きさは従来型バスとあまり変わらないそうですが
座席はスリムタイプが用いられ、車椅子で乗っても広さを感じます。
車椅子の固定具はベルト式で、前1点、後ろ2点の三点式のフック留めです。
操作に慣れれば、3分で乗降操作できるそうですが、山岳路線や狭隘路線を除いて
固定の必要性について、考えてもよさそうです。

このバス、11/30、12/1、12/7、12/8の4日間、呉市中心部で社会実験として
無料運行されます。お近くの方はこの機会にぜひ体験して下さい。
社会実験の詳細や、運行予定などは、呉市のWEBをご覧ください。

https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/90/koutuujikken.html


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像
添付画像
添付画像


誰もが使いやすい「駅」とは?

2019年11月26日 10:37   呉バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

おはようございます。瀬戸口です。もうすぐ12月、
サンタクロースの仕込みをしています。
さて、今日のテーマは誰にでも使いやすい「駅」ってどんな駅だろうということに
ついて考えたいと思います。

先日
駅無人化でJR九州を提訴へ 障害者団体「合理的配慮を欠く差別」という
ニュースがありました。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/11/20/JD0058705047

最近、都市近郊でも無人あるいは窓口対応時間を短縮している駅があります。

無人駅乗降で介助を依頼すると、駅員さんの移動時間確保で希望の列車に
乗れなかったり、駅員さん一人の駅での車いす対応席の予約で、ほかの業務が
ストップしたり、障がいのある方にとって、こういう駅を利用するハードルは高いです。そういう意味で、「無人化は駅の利便性を下げる」という主張には頷ける
ものがあります。

そのうえで、考えられるべきは「無人が良いか、有人が良いか」ではなく
「使いやすい駅はどんな駅か」ということです。
優等列車の指定席でもないのに、いちいち予約が必要だったり
他人の手助け無しに乗り降りできなかったり、
乗継相談しようと思ったら、「電車の来ない時間」だから、窓口が閉まってたり
それが本当に使いやすい駅と言えるのでしょうか?

今一つの問題は、上のような課題が個別の問題として捉えられていることです
建物や車両がバリアフリー対応を謳っても、
介助無しの乗降が難しい場合だってあります。
駅が無人でも、隣の駅から連れてくれば介助可能というのは、
頻繁な利用がないことが前提です。

問われるべきは「合理的配慮」を必要とする人々は
「公共」交通の対象である「公共」の中に含まれているのか、
「合理的配慮を必要とする人々」を含めた利用しやすい公共交通の在り方だと
思います。



博物館・美術館を楽しむ

2019年11月12日 10:42   呉バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

こんにちは、瀬戸口です。秋ですね、秋といえば、食欲・スポーツそして芸術
皆さんは博物館・美術館はお出かけしますか?

目的を定めずフラッと行ってみるのもよいものです。昨今、博物館・美術館も
建物面のバリアフリー化はもとより、展覧会・展示のバリアフリーに力を
入れるところも増えているようです。

例えば、これまで専用端末の貸出が多かった展示解説の音声案内に
スマートフォンアプリを導入したり、VR技術を用いた展示、
触ったり、身体を動かして感じる体感型展示など様々な試みがなされています。

こうした展示・博覧(エキシビション)の形も、いつでも見られる常設展示の他、
期間限定の企画・特別展示や巡回展などいろいろあります。
企画展・特別展は関連グッズも楽しみの一つです。

ぜひ、この機会にお近くの博物館・美術館に行ってみませんか?



バリアフリー化タクシーいろいろ

2019年11月02日 11:04   呉バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

こんにちは、瀬戸口です。ちょっと前に出かけた際、タクシーの運転手さんから
面白い話をききました。

一昔前まで、タクシーといえばLPG仕様のセダンタイプが多く荷物が
あまり積めなかった。ところが最近では、リアドアが開くハッチバックや
室内空間に余裕のあるミニバンタイプの導入が進んでいるらしい。
ハッチバックタイプといえば増えていると思われるのが日産「ノート」
折りたたんだ車いすを寝かせずに積めるうえ、運転手さんもセダンより
楽そう。小型タクシーとしてのさらなる普及に期待します。

ちなみにこの日乗ったのは、ミニバンタイプのスロープ付き車。
やろうと思えば、シート移乗もできるのだけれど、車いすの乗せおろしが
面倒なのでリアから車いすごと乗車。
そこで聞いたのが今日の話です。

子育て中の方からの配車依頼があった際に、スロープ付きタイプを用意すると
とても喜ばれるというのです。リアドアからそのまま乗り込めば、
子どもの乗せおろしの手間がかからず、ベビーカーの折り畳みの必要がないからです。
これなら、子どもが寝てしまっても起こすことなく移動ができます。

ちなみに、サイドドアからの車いす乗降について訊くと、
「乗降場所を選ぶ」とのことです。道路の状況や交通量によっては
難しい場合や時間がかかることもあるんだそうです。

サイドドア対応車に乗務して車いすの乗客を乗せる際には、あらかじめ
スロープやフックの準備をしたうえで向かうことで乗降時間を減らす
努力をされているんだそうです。

タクシーを利用する際、遠慮せず「車いすです」、「ベビーカーあります」
と言ってみませんか?