バリアフリー化タクシーいろいろ
こんにちは、瀬戸口です。ちょっと前に出かけた際、タクシーの運転手さんから
面白い話をききました。
一昔前まで、タクシーといえばLPG仕様のセダンタイプが多く荷物が
あまり積めなかった。ところが最近では、リアドアが開くハッチバックや
室内空間に余裕のあるミニバンタイプの導入が進んでいるらしい。
ハッチバックタイプといえば増えていると思われるのが日産「ノート」
折りたたんだ車いすを寝かせずに積めるうえ、運転手さんもセダンより
楽そう。小型タクシーとしてのさらなる普及に期待します。
ちなみにこの日乗ったのは、ミニバンタイプのスロープ付き車。
やろうと思えば、シート移乗もできるのだけれど、車いすの乗せおろしが
面倒なのでリアから車いすごと乗車。
そこで聞いたのが今日の話です。
子育て中の方からの配車依頼があった際に、スロープ付きタイプを用意すると
とても喜ばれるというのです。リアドアからそのまま乗り込めば、
子どもの乗せおろしの手間がかからず、ベビーカーの折り畳みの必要がないからです。
これなら、子どもが寝てしまっても起こすことなく移動ができます。
ちなみに、サイドドアからの車いす乗降について訊くと、
「乗降場所を選ぶ」とのことです。道路の状況や交通量によっては
難しい場合や時間がかかることもあるんだそうです。
サイドドア対応車に乗務して車いすの乗客を乗せる際には、あらかじめ
スロープやフックの準備をしたうえで向かうことで乗降時間を減らす
努力をされているんだそうです。
タクシーを利用する際、遠慮せず「車いすです」、「ベビーカーあります」
と言ってみませんか?