ハウル@矢野です。
梅雨があけましたので、いよいよこれからが夏本番です。夏休みのチビッコ向けの松江城堀川遊覧船の企画の紹介です。
暑いとどうしても水が恋しくなりますね。堀川遊覧船に乗船して涼風に吹かれながら松江城をお勉強出来るというなんともいい企画ではないでしょうか!
その企画は、「親子で船旅」は、市観光振興公社が主催しています。小学生以下を対象に8月28日まで堀端に忍者のパネルを潜ませ、遊覧船から忍者の出すクイズに回答します。正解者の中から抽選で特産品をプレゼントするものです。
オープニングイベントでは、まつえ若武者隊メンバーらが子ども向けのステージを披露しました。忍者や武士の殺陣を伝授したほか、江戸時代をイメージした屋台が並び、約3千人の人出となりました。
また、遊覧船には、若武者隊や松江武者応援隊のメンバーが同乗し、観光客の声援にこたえました。今月27日と8月21日、動植物の専門家が乗船して、堀端の自然を解説する「堀川しぜん探検隊」を開催するとのことです。なんともお勉強になることですね。
そこのチビッコたちもクイズに挑戦してみてはいかがですか?
参加するには事前予約が必要です。問い合わせは堀川遊覧船管理事務所、電話0852(27)0417です。
ハウル@矢野です。
今か今かと待っていました梅雨が明けました。この事は気象台の週間予報の担当者が判断するそうですよ。まだ、梅雨前線が日本列島から消えた訳ではありませんが今後一週間の予測で決定したそうです。今日はいつになく少し涼しい風が吹いている松江市です。
さて、今回は、出雲たたら村が雲南市に期間限定で開設されたという話題です。
新作映画「たたら侍」のロケ地の雲南市掛合町多根に誕生するテーマパーク「出雲たたら村」が、15日にオープンしました。開催期間は10月2日までの期間限定です。
この映画は出雲市出身の錦織良成氏が監督を務める話題作です。セットも力を入れて製作されており、この映画にかける思いが伝わってきます。
映画は人気グループ「EXILE」のHIROさんがエグゼクティブプロデューサーを務めています。敷地約1ヘクタールに戦国時代の風景を再現した「たたら映画村」などがあります。会場には映画村の他、EXILEのメンバーがプロデュースしたフランクフルトやぜんざい、カレーを楽しめる「居酒屋えぐざいる」・「駄菓子屋えぐざいる」・島根の特産品販売店・記念撮影スポット・映画を一部上映するシアターなどがあります。映画スタッフによるアクションショーも開催されるそうです。
地元の雲南市では撮影セットの活用事業に今年度3000万円を予算化し、このイベントで同市の活性化に繋げたい様子です。たたら侍は出雲地方に伝わる「たたら製鉄」を題材にした時代劇で来年公開予定。EXILEのAKIRAさん、小林直己さんが出演します。
「たたら侍」とは、
伝説の地、奥出雲に天下無双の鉄があるという。名刀を生み出す唯一無二の鉄、玉鋼。生まれたときから玉鋼をつくることを宿命づけられた男が、侍に憧れて旅立った。後に人はその若者を、「たたら侍」と呼んだ。
たたら村は、午前10時から午後6時(居酒屋えぐざいるは午後7時閉店)。入場料3000円、小中高校生2000円。主演の青柳翔さん(劇団EXILE)は「思い入れのあるセットを多くの人に見てほしい」と呼びかけているようですよ。
夏休みのおでかけメニューに是非、加えて下さい。
詳細は「出雲たたら村」公式ページをチェック!!
http://izumo-tataramura.jp/
ハウル@矢野です。
連日の蒸し暑さと熱帯夜にまだこれからというのにもう根をあげそうです。
こんな時には涼を求めたくなりますね。今回は松江市内から30分ほどで行ける遊覧船ので風光明媚な海岸線を巡ったり、グラスボートで海底を覗いたり、洞窟に入ったりする納涼旅の話題です。
紹介です。
その場所は島根半島の北側にあります。大山隠岐国立公園にも指定されていて長年にわたり日本海の荒波により浸食されたゴツゴツとした岩場の海岸線が続く絶景の複雑な地形のリアス式海岸です。
そこに松江市島根町加賀地区があります。
特に紹介したいのは、「加賀の潜戸」です。「潜り戸」とは「洞窟」のことです。「潜戸鼻」と呼ばれる岬の先端には、海食作用によってできたミステリアスな洞窟が2つあるのです。
2つの洞窟のうち、岬の突端に位置するのが「新潜戸」です。東・西・北の3方向に入口を持ち、長さ200mという広いトンネルです。遊覧船が中に進むと鳥居が見えてきます。実は、佐太大神(松江市鹿島町の祭神)がここでお生まれになったと『出雲国風土記』に記されており、かつては加賀神社が鎮座する神域として深く信仰されていた場所だとか。ゆえに「神潜戸」の別名もあり、長年の浸食でできた自然の造形美はまさに神秘的な異空間です。
最も神秘的故に神域なのかは今となっては不明ですが自然の長い営みには驚きます。グラスボートから垣間見る澄んだ海中の美しさも手伝って、厳かな気分に浸れます。
陸寄りの洞窟「旧潜戸」は、遊覧船を降りて上陸することができます。洞窟探検隊気分で、一歩足を踏み入れると背中に寒気がくるような気持ちになります。そこに広がっていたのは、死んでしまった子どもの魂が集まる「賽(さい)の河原」なのです。「仏潜戸」とも呼ばれ、幼くして先立った子どもたちへの思いや悲しみに満ちあふれた場所なのです。幅約20m、奥行き約50mの洞窟内には、供養のために積まれた石の塔が至る所に立ち、愛する子らに届けとばかりに衣服やおもちゃなどがお供えされています。奥深くまでビッシリと石塔や供物が並ぶ薄暗い洞窟は、まるで“あの世とこの世の境目”のようです。
隣接しているにもかかわらず、全く違う雰囲気を持つ2つの洞窟。遊歩道が整備されており近くまで行くことはできますが、外から見ているだけでは分からない、中身の濃い約50分間のクルージングはイチオシです。
遊覧船などのお問い合わせは観光遊覧船が発着する「マリンプラザしまね」まで。(観光情報や島根県の文化交流を提供するターミナルステーション)
電話番号 0852-85-9111
ハウル@矢野です。
松江ではひな祭り、端午の節句、七夕などは月遅れで行事が行われていましたが、最近ではスーパー百貨店、人形屋さんなどは標準時で行事にマツワル食べ物などを企画するのがだんだん増えてきつつあります。今回の七夕は、月遅れでは真夏になりますので晴天の夜空が多い季節ですので地域により不公平があるような気がしますね。
さて、季節ごとに様々な企画をしてお客様確保をしている一畑電車では今年も「七夕電車」を走らせるようです。しかも今年は花と鳥のテーマパーク「松江フォーゲルパーク」で宝探しと食事もあわせてコラボの企画です。特に親子ズレ優先で募集をしています。発射は夕暮れ迫る電鉄出雲市駅から松江フォーゲルパーク駅までです。車内で七夕電車を親子でつくるのも楽しみそうです。宍道湖の夕日をみながらのしばしの電車旅です。
実施日は平成28年7月9日(土)です。運が良ければ女性の運転手さんかもね・・・。
詳しくは下記のURLまでアクセス下さい。
「七夕電車」の運行について|お知らせ|ばたでん【いちばたでんしゃ】
http://www.ichibata.co.jp/railway/topics/2016/06/post-348.html
ハウル@矢野です。
夏至から数えて11日目から5日間を半夏生(はんげしょう)と呼ばれています。今年は、今日7月1日から5日がそれにあたります。半夏生(はんげしょう)は雑節の1つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされてこの名がついたものと見られます。
一説に、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも言われるようです。様々な地方名があるようですが、こちら出雲地方では、「半夏(はんげ)」といいます。
昔からの風習が伝えられている処は多いようです。この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多いのです。地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言います。
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安で、この日から5日間は休みとする地方もあります。
また、この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりしたのだそうです。これは、どんな戒めなのかは、筆者には不可解ですが、湿気が多く雑菌が多く繁殖し、伝染病に気をつけなさいということなのでしょうか。
何だか怖い季節のようです。現代では、天気予報もあり、大雨などはある程度は予測されますが、天気予報が外れる確率が多いのもこの時期なのは確かです。
出雲地方では、この時期に特別な食べ物としては、笹巻き(ささまき)を食べるくらいです。夏至から半夏生の間に作ります。中身は、米粉100%で作ったお団子を若葉の笹で包んだものです。食べ方は、お湯でゆがして、ササを取り除き、砂糖醤油や黄粉をつけて食べます。
皆様の処ではいかがでしょうか。
気候の変わり目を昔の人は、きちんと暦に記しています。経験値の積み重ねと言わざるを得ませんね。現代でも、少しは、暦の享受をしたほうがいいかもしれません。