ハダル@矢野です。11月に入り最低気温が10℃を下回る日が増えてきました。こう寒いとあったかい食べ物が恋しくなりますね。今回は、意外と知られていない「松江のおでん」の話題です。
松江はおでんの日本一!?だという事をご存じでしたか?
なんと、松江は日本一のおでん都市!?なのです。松江市内のおでん屋の数が人口当たりでは、全国トップレベルなのです。
松江市で全国おでんサミットが開催される程なのです。
えっ!松江のおでんてそんなに有名だったっけ?
「松江おでん」の特徴って何だろうかと考えてみます。誰に聞いても「特にない」と言います。かく私もその一人です。
店によってダシの味もおでん種もバラバラです。
例えば、姫路おでんは生姜醤油が特徴って言えますが、そういった決め手が「松江おでん」にはないわけです。しかし、日本一なんですから調べて見ました。
そもそもおでんは、江戸時代に豆腐を醤油で煮込んだ「今出川豆腐」という豆腐料理がルーツとも言われています。この「今出川豆腐」は、当時の茶会に懐石料理のメニューとして出されていたものだそうです。
茶人であった松江藩の藩主(またもや公不曖公が登場です)参勤交代の際、松江に「今出川豆腐」を持ち帰り、庶民に広めたことから今日、松江市にもおでん店が多いと言われています。そんな逸話があったとは、参勤交代は地方に文化を運んだんですね。
話を元にもどします。「松江おでん」の特徴は、「黒田セリ」や「春菊」などの葉物の野菜が入ることです。一般的におでんは、具材を煮込むことで旨味を高めますが、葉物野菜は色が悪くなるため、注文を受けてからおでん鍋に入れ、ほど良いところで皿に盛って出されます。だしはというと、多いのは、やっぱり「あご」(山陰地方では、トビウオのこと)を使います。
もうひとつは、具材が大きいことです。豆腐、厚揚げ、平ら天、こんにゃく、大根、ロールキャベツなど5品も食べればもう満腹になります。
あるおでん屋さんでは、たこの足を出されたこともあります。お店には、おでんの値段が掲示されていません。でも、ご安心下さい。一品は100~200円くらいです。具材の大きさの割には安いと思いますよ。
家庭では、鍋料理と同じで最後にうどんを仕上げにいただくことが松江流とか・・・。
これを「松江おどん」と称して、ブランド化を推進しているようです。
これからが冬本番!寒い日が続きます。あつあつのおでんに熱燗で一杯は、答えられません。
あっ、それと申し添えますが、松江の地酒がホント、うまいんです。
松江にご旅行の際には、「松江おでん」、「松江おどん」を一度ご賞味下さい。
かなこです。
松江の観光スポットの一つに堀川遊覧船があります。
松江城の周りのお堀をぐるっと一周する屋根付きの遊覧船です。
船頭さんは十人十色。個性豊かな語りを聞きながら遊覧を楽しめます。
何回か高さの低い橋をくぐるので船の屋根の高さが下がり、頭を低くしないとぶつかるので、きゃーきゃー騒いでしまうほどとっても楽しいです。
私の可愛い甥っ子たちも何度も堀川遊覧船を楽しんでいます。
船頭さんはバリアフリー研修を受けられています。
私も車いすユーザーの立場から講師として参加させていただきました。
ふれあい広場乗船場にはスロープや手すりなどがありますが、船に乗り込む際には車いすを降りて乗り込みます。
乗り込む際は船頭さん達が抱えてくれたり、肩をかしてくれ支えてくれたりと手伝ってくれるので、きっと大丈夫(^o^)/
船が動き出すと船頭さんは船の操作をされるので、乗ってからは「座位の保持」、屋根が下がる時の「頭を低くする動作」が必要になるので、同行している人に手伝ってもらうといいですよ。
一隻に12人まで乗るので、初対面の方たちと同じ船に乗ることもあります。
たあいもない会話を交わし、こころがぽかぽかするようなご縁もあります。
障がい者手帳を持っている方は、本人と介護者の方が大人600円・小人300円に割引になりますので、お得です!
障害のある方もない方も、ぜひ堀川遊覧船を楽しんでみてください。
堀川遊覧船ホームページ
車いすの方は、黒田のふれあい広場乗船場から乗船すると、スロープがあるのでラクに乗ることができますし、車いす対応トイレもあるので、50分の遊覧の前には行っておくと安心ですよね!
下の写真は、運行している様子、バリアフリー研修の様子です。
写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
ハダル@矢野です。晩秋の候とお手紙に書き出しのご挨拶がピッタリの雰囲気の松江市です。○○の秋を満喫されている皆さまだとは存じますが私的には食欲の秋が一番の楽しみです!
特にお鍋料理と熱燗の日本酒んか最高ですね。
「アンコウは夜更け煮えて旨くなる」と言った人がいます。アンコウは翌朝にかぎる。のでしょうか?
アンコウを漢字で書くと「鮟鱇(あんこう)」です。魚偏に寄り添う字はいかにも安らかで健康的な雰囲気ですが、呼称をたどれば「暗愚(世間知らずで愚かな様)」がその由来だというのだそうですが、当人にとってみれば迷惑なことでしょうね。
まず、目に入るのは体の半分近く大きく開いた口とそれに連なる頭ですが、胴の身はわずかです。大きな胸ビレがカエルの足のように突き出しており、これで海底をのしのしと歩くそうです。泳ぐのは苦手のようです。つまり、およそ魚らしくない外観であり、愚かかどうかは別として、明らかに魚類界の異端に違いない、とみられてしまいます。
なんといってもタラ、フグと並ぶ冬の鍋の御三家のひとつであります。
最近は山口から北海道まで獲れ、ぶつ切りのパックで売られていますから身近になりましたね。
エラ、ヒレ、皮、肝、ヌノ(卵巣)、胃袋、柳(身)の7つ。ぶつ切りにして茹(ゆ)で洗い、昆布(こんぶ)だしの醤油(しょうゆ)味で白菜や豆腐、シイタケなどと煮ていけばよいです。
こちらは味噌(みそ)仕立て。肝と刻みネギと味噌を鍋で炒(い)りつけ、切り分けたアンコウを加えると、味噌の塩分によって浸み出たダシで自らが煮えていきます。
酒を少々、大根を入れて火を通し、味を調えれば「どぶ汁」の完ですだ。
他にも、コラーゲンたっぷりなのがご婦人にも好まれる事を最後に書き添えておきます。
ハダル@矢野です。
昨日21日には、松江市では平置きの大太鼓「鼕(どう)」を打ち鳴らし、笛を奏でながら練り歩く「松江祭鼕行列」が行われました。ねじり鉢巻きに法被姿の市民らが「鼕台」と呼ばれる山車を引きながら、城下町の秋空に伝統の音色を響かせました。直径1・2~1・8メートルの鼕を息の合ったバチさばきでたたき、横笛やチャンガラのはやしに合わせて、かけ声を上げながら山車を引きました。沿道に詰めかけた約8万人の見物客で賑わいました。
17団体が参加しました。
「鼕の響きは各団体ごとに微妙に違います。ドンドンとと胸に伝わって感動します。自分もたたきたくなってきましたが、そういう訳にもいかないので、声援や拍手で応援をします。
例年は雨天の日が多く、やっている人も見物する人も大変でしたが、昨日は暑いほどの晴天に恵まれほんとうに良かった!良かった!
ハダル@矢野です。プロジェクトゆうあいの近くの堀川 北堀橋近くを散歩すると堀川遊覧船の船頭さんの渋い歌声が聞こえています。乗船する観光客もうっとりと聞きいっている様子が伺えます。そんなのどかな松江市です。
さて「2018松江祭鼕行列」が今年も迫ってきました。10月20日(土)の夜には前夜祭があり翌21日(日)には本番で天神町ロータリーから松江城まで練り歩きます。松江市内の至る所で、毎夜、各町内で子どもたちも練習をして町内の長老から仕来たりなども含めて受け継ごうと一所懸命です。
松江の歴史が育んできた鼕(どう)行列は、秋空に響く撃の音は力強く、見る人を圧倒するお祭りです。堀尾吉晴公により開府され、来年で400年を迎える松江市です。城下町として栄えた街には古くから伝統的な祭りが多く、秋に開催される鼕行列もその一つです。
鼕行列は、「松江神社」の例大祭、松江開府を祝う祭りで、鉄の車輪の付いた屋根付き山車屋台に4尺(1.2m)~6尺(1.8m)の鼕(どう)と呼ばれて いる太鼓を2~3台据えて、笛やチャンガラの囃子に合わせて打ち鳴らし、子どもたちが綱を引き十数台で行列をする松江の秋を彩る風物詩です。
その歴史は古く平安時代にさかのぼります。京都で行われていた「左義長」(さぎちょう)という正月行事が出雲(松江)地方にも伝わり、正月の歳神行事「とんど行事」として行われるようになったことが起源で、江戸時代に松平五代藩主・宣維(のぶずみ)公に京都から岩姫が輿入れされたことを祝い、町民が鼕を打ち鳴らしたことが祭りの始まりと言われています。
そして、現在のように行列をするようになったのは、大正天皇の御大典の時からです。
近くで見物すると鼕のを叩く音がお腹の底まで響きます。
このにぎやかなお祭りを是非、体験してみて下さい。
お問い合わせや交通規制については、下記URLよりご覧下さい。
2018 松江祭鼕行列 | 水の都松江 松江観光協会 公式サイト
https://www.kankou-matsue.jp/event_calendar/events/201801-12/201810/dougyouretsu.html