松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

〈旅のよもやま話〉

2019年12月20日 14:25   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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■あなたは、歩道を歩いていて自転車にベルを鳴らされた事がありますか?
ハダル@矢野です。あなたは、歩道を歩いていて自転車にベルを鳴らされた事がありますか?
ネット上には、「自転車のチリンチリン腹立ちます」「チリンチリンじゃねぇよ」「歩道でなんで鳴らされなければならないの?」「車道走ってよ」「納得いかないんだけど、どかなくていい?」など、自転車に歩道でベルを鳴らされることに対する怒り
の声が少なくありませんね。
中には、チリンチリン鳴らされるだけではなく、舌打ちをされたり、「どけよガキ!」「邪魔だよ、くそが!」などの暴言を吐かれたりしたという人もいます。
そもそも、自転車のベルを鳴らし、歩行者を退かすことは許されるのでしょうか?
●歩行者にベルを鳴らす行為は「違法」
道路交通法54条2項には、「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし
、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない」と規定されています。
つまり、
(1)法令の規定によって、ベルを鳴らさなければならないとき(「警笛鳴らせ」の道路標識がある場所や「警笛区間」の見通しのきかない場所を通る場合)
(2)危険を防止するためにやむを得ないとき
以外は、歩行者にベルを鳴らしてはいけないのです。違反した場合は、2万円以下の罰金または科料となる(道路交通法121条1項6号)。
では、自転車のベルを鳴らしてもよいとされる「危険を防止するためにやむを得ない
とき」とはどのようなときなのでしょうか。
「単に『安全確保』という消極的な理由に過ぎない場合ではなく、具体的に危険が認
められるような状況で、その危険を防止するためにやむを得ないときとされております。本来は、警報器(自転車のベル)を鳴らすほかに危険を防止することができない
ような場合にしか、警報器を鳴らすことはできません」


●自転車は、原則として車道を通行しなければならない
道路交通法は、歩道と車道の区別がある道路では、自転車は「車道を通行しなければならない」と規定しています。
「自転車は、原則として車道を通行しなければなりません(道路交通法17条1項)。
例外的に『普通自転車歩道通行可』の道路標識があるとき等には歩道を通行すること
ができますが(同法63条の4第1項)、その場合においても、原則として、歩行者の通行を妨げることとなる場合には一時停止しなければならないとされております(同条2項)。
以上、少し調べて見ました。しかも、点字ブロックに沿って歩道を歩いていてしばしば私とハダルはベルを鳴らされてビックリします。盲導犬歩行でない白杖歩行の方などは言うに及びません。危険を感じてその場に止まってもこの場合はいけないようですから・・・。困ったものです。みなさんは、どのように思いますかはてな



□障がい者雇用の企業のホンネとは?

2019年12月17日 15:13   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
今年は、官公庁の障がい者雇用の水増し問題が発覚し、ずさんな管理が浮き彫りになりました。法廷雇用率がアップし、また、精神障がい者もカウントできるようになりました。健常者と障がい者が利率の通りに一緒に仕事をするイメージだと誰もが思っていると思いきやとんでもない障がい者の雇用形態が許されるなんて・・・。
その本音に応えるかのように今、「働く障害者」と「働く場所」をセットで企業に提供する障害者雇用の「外注ビジネス」が広がっているそうです。
国が定める法定雇用率を満たそうと、さまざまな業種の企業が「外注ビジネス」を利用しているのです。そうすれば、障害者を受け入れる環境を整えることなく、数字上はコンプライアンス遵守の姿勢を示せるからです。
外注ビジネスの先駆けとして、人材派遣会社の子会社が千葉県内で2011年に始めた「企業向け貸農園」があるとの事です。
それは、広大な敷地に建つビニールハウス群で、さまざまな企業に区画が貸し出されているそうです。区画を利用する企業は、農園で作業する障がい者と雇用契約を結ぶことで、雇用率の達成につなげます。
農園で作業する知的障害者や精神障害者を農園運営会社が集めてくるため、利用企業は自ら障害者を集める必要はないのです。農園での作業内容は決まっており、障害者に任せる仕事を本業から選び出す手間もかかりません。 「雇用率を売るビジネスで、障害者を雇用率達成のための駒としか考えていない」
これでは、昔の隔離政策とひとつも変わりありませんね。
農園での作業は、どの会社に属していようが、ほぼ同じ。土を使わない「養液栽培」という方法で野菜を育てるため、種まきや水やり、収穫などの軽作業ですむのです。
農園には、手持ち無沙汰の障がい者も少なくないそうです。収穫する野菜は市場価値を求められず、売り物にしないそうです。それぞれの企業で社員への無料配布などが行われている。
企業の本業と農園作業の関わりは薄いといえます。採用から作業内容に至るまで、企業の積極的な関わりも見られません。企業が障害者と向き合う努力を手放したにように思えますね。直接交流し、はじめて深まる理解があるはずです。障害の特性は個人によって大きく違うため、支援は一筋縄ではいきません。雇う企業には戸惑いや負担も当然あるだろうにね。
法律の但し書きのところを利用したビジネスですので、文句は言えないところもありますが、法律の本来意味する事とは大きく違っていると思います。賛否両論あるところです。



プロジェクトゆうあいはあいサポート企業です!

2019年12月17日 10:19   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。全国的に障がいのある人や性別や年齢を問わないでみんなで一緒に「福祉」の充実を目指して行こう!という活動が地域で言い方を変えて運動されています。
島根県では、「あいサポート運動」を通して県民への啓発をしています。プロジェクトゆうあいでも、様々な障がいを持ちながら一生懸命に努力している利用者がたくさん就労しています。当法人では、一念に一度のペースであいサポート研修を行っています。
この研修会のメッセンジャーを私とハダルくんでしています。
この研修は、まずは、どんな障がいをどのくらいの人がもって生活している事の理解からはじめます。今は健常で生活していてもいつ障がいを持つ身になるかわかりません。様々な病気や障がいを研修する事は自分のためになるのです。
詳しく知りたい方は、下記URLまでお問合せ下さい。


島根県:あいサポート運動(トップ / 医療・福祉 / 福祉 / 障がい者福祉 / 一般向け / あいサポート運動)
https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/fukushi/syougai/ippan/aisupport/



〈旅のよもやま話〉

2019年12月13日 15:04   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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■七福神の使い なぜ鼠は大黒様の使いとなったのか?         
ハダル@矢野です。来年は、鼠(ネズミ)年です。鼠と言えば大黒様のお使いとされています。ここは、出雲大社のお膝元です。初もうでは例年よりも参拝者が多いかもしれませんね。
古来から人間と鼠は関わりを持ってきました。皆さんはネズミに対してどんなイメージを持っていますか?
中世のヨーロッパではネズミは疫病であるペストを運んでくる動物として忌み嫌われていました。それは現代でも変わらずいろいろな病気を媒介することには変わりありません。
ネズミと言えば切っても切り離せないのが穀物との関係です。日本でも古来から農作業が営まれて来ましたが収穫後の米を荒らす鼠は害獣として見られてきました。
また、その繁殖力の高さから子孫繁栄の象徴ともされています。
七福神としての大黒天は米俵に乗り打出の小槌を持ち福袋を肩に担いだ姿でよく見掛けます。
米俵に乗っている事から鼠が連想されて鼠を使いとしているという考え方もあるようですが実は大黒天と鼠の関係は「古事記」の日本神話に記述されています。
神話によれば大国主命がスサノオに焼き討ちをかけられて危機に陥ったときに一匹のネズミが現れ地面の窪みの場所を教えて大国主命の命を救ったということです。
それからネズミは大国主の使いとなったのだそうです。
これが大国主命でもある大黒天の使いが鼠とされる由来なのです。



〈旅のよもやま話〉乗り物酔いの対策はどうしていますか?

2019年12月03日 11:00   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。旅はいいものですが、どうしても交通機関による移動がつきものですね。乗り物酔いにも様々です。車酔い、船酔い、飛行機良い、等々。私も小さいころは車酔いがひどい状態でしたが、自分で車を運転すると車酔いなどはなくなりましたが、他人の運転だと酔ったりします。これってどういう事が起因しているのかは不明です。しかし、どちらにしても、気分良く景色を見たり、名物料理も食べられないのでは何のための旅行かわからなくなりますね。
乗り物酔いは、私たちが持っている「空間識」と呼ばれる機能と関係があるようです。自分が周囲に対してどのような位置に置かれているかを判断する機能で、視覚のほか、耳の奥の内耳にある三半規管が司る平衡感覚などで判断しています。
乗り物に乗ると、揺れなどが原因で感覚などにズレが生じ、脳がそれを処理しきれなくなり、空間識が崩れます。すると自律神経が乱れ、頭痛、めまい、吐き気などの乗り物酔いの症状が起こるのだといいます。
こうした症状を防止するために、昔から酔い止め薬があります。脳にある嘔吐中枢という箇所の働きを抑える抗ヒスタミン薬、自律神経の混乱を抑える副交感神経遮断薬、中枢神経に働いて脳の感覚の混乱を抑える中枢神経興奮成分などの成分が含まれているそうです。
ただし酔い止め薬は、かぜ薬や解熱鎮痛剤、鼻炎薬など、他の薬と併用すると副作用が出る可能性もあり、つねに服用できるわけではありませんね。
もしも、メガネをかけるだけで酔い止めに有効なだとしたらどうですか?既に、発明されているようですよ。
そのメガネは、シートロエンといいます。
シートロエンは、南フランスのスタートアップ企業ボーディング・リング社が船員のために開発した特許取得済みの技術を採用したもので、乗り物酔い止め有効率は95%だといいます。
価格はわかりませんが、こんなものもあるという話題でした。