ハダル@矢野です。
鳥取市でバードリスニングを体験したからという訳ではないですが、野鳥の話題です。
仲むつまじい夫婦を「おしどり夫婦」などと呼ぶことがあります。
ちなみに鳥取県の県鳥は、オシドリですよ!
そのイメージに引っ張られて、オシドリは一夫一婦制で一度つがいになったなら、
生涯を添い遂げる愛情深い鳥だとばかり・・・、と思っていたのはこの間まででした。
どうしてオシドリは一生添い遂げる事になったのでしょうね。
あなたは実際にご覧になった事がありますか?
ところが、このペアは1年だけの期間限定なのです。
メスが卵を産んで温め始めると、オスはさっさとどこかへ行ってしまのです。
結局、生涯を添い遂げるどころか、オスは子育てにすら参加しないというダメっぷり
(いや、生物学的には意味のある行動なのだろうけど)。
オシドリってどんな鳥?
カモの仲間の野鳥で、東北以北で夏季、それ以外の地域では冬季、または周年観察することができます。
夫婦仲の実態は?
古くから絵画に描かれたり、山形、鳥取、長崎の3県で『県の鳥』に指定されているなど、
日本各地で多くの人々に親しまれています。
オシドリは、オスの色のほうが派手で際立っていて、メスはそれに比べて地味な色味なのだそうです。
秋以降のオシドリのオスの羽色は、それはそれはカラフルで、目が覚めるような色合いなのです。
大きさは、体長約40cm 翼を広げると約70cmと思ったよりも大きいんです。
姿は、オスは、夏の間は「エクリプス(夏毛)」と呼ばれる地味な姿をしていますが、
秋になると、赤・オレンジ・紫など色鮮やかな羽毛で美しく身を飾ります。
内側には、銀杏の葉の形をしたイチョウ羽があります。
メスは、全体的に暗い灰色で、目の周囲から後方にかけて白いアイラインが特徴です。
4月から7月で一夫一妻。
木の洞に巣を作り、一度に7~12個の卵を産みます。ヒナの世話はメス。
オスはこの頃からオスだけで集まって遊んでいます。
オスとメスがいかにも仲がいいと感じるかもしれませんが、実は目をつけたメスに
他のオスが近づかないように見張っているだけなのだそうです。
また、昔から絵画にもよく描かれていましたので、日本人にはオシドリは仲が言いとインプットされたのでしょうね。
この事実を知ったあなたは、今日からは「オシドリ夫婦」と呼ばれて喜ぶのは、
ちょっと考えたほうがいいのかもしれないですね。
ちなみに鳥取県の県鳥は、オシドリですよ!
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ハダル@矢野です。
さて、今回は、「明治維新の危機にも生き残った松江城!」という話題です。
日本全国には、約1700あったと言われる城郭も江戸時代に入ると
幕府の一国一城の命令が下され100以下になりました。
明治維新とともに新政府からの廃城令により20城となり、太平洋戦争により8城が消失し、
現存する店主は、今では12城が残るだけとなりました。
戦国時代から思いを馳せるとお城の数は1000分の1となった訳です。
当地の松江城は、江戸時代から戦災にも遭遇することもなく運が良かったと言わざるを得ません。
松江城存続の一番の危機は、明治新政府発令の「廃城令」です。
この時の逸話が残っていますので引用します。
まずは、当時の背景からです。
江戸幕府は、同ペリー率いる米国艦隊の浦賀来航をきっかけに開国をしました。
尊皇攘夷(じょうい)運動から倒幕運動へと転換していく中、親藩だったにもかかわらず、
松江藩は、大きな戦いに巻き込まれず、1867年の大政奉還を迎えました。
翌68年、松江藩に新政府への恭順の意を示させようと訪れた鎮撫使(ちんぶし)一行が藩の対応に不満を持ち、
家老の切腹、嗣子の人質などを要求する「山陰道鎮撫使事件」が起きました。
鎮撫使を務めたのは後に首相となる西園寺公望です。
藩は「勤王奉仕」の誓書を提出し、新政府に恭順の意を示しました。
この時に活躍したのが、以前に掲載しました「松江藩のジャンヌ ダルク」こと「玄丹おかよ」という女性がいました。
西園寺ら一行は、松江藩に難題を幾つも振りかけ家老切腹の危機を女の度胸と毅然とした態度で掬ったと言われています。
68年の版籍奉還後、最後の藩主である松平定安は知藩事に任命され、松江城は陸軍省の所管となりました。
71年、廃藩置県に伴い、定安は知藩事の職を解かれ、松江藩は松江県になり、松平家の統治は終わりを告げました。
日本の城郭は、明治初期、新政府の廃城令に伴い、各地で取り壊されました。
松江城天守も民間に払い下げられ解体寸前となりました。
ここで登場したのは、出雲市斐川町の豪農・勝部本右衛門栄忠(もとえもんしげただ)、景浜(かげはま)親子が
私財を投じて買い戻し、保存が決まりました。
松江城は1871年に廃城が決定。
天守は陸軍省広島鎮台の所管となり、民間に払い下げられました。
75年には入札が始まり、180円で落札が決まりました。
180円はコメの価格を基準に換算すると現在の約120万円に相当するそうです。
勝部家は松江藩政下で銅山の採掘に携わり、屈指の財力を持つ豪農として知られていました。
銅山の経営指導に当たっていた松江藩の「銅山方」だった元藩士高城権八から、
天守解体の旨を聞いた勝部親子は買い取りを決意。
落札価格と同額を広島鎮台に上納しました。
その後、勝部親子によって買い取られた天守は、修復など手を付けられることがなかったとのことです。
こんな大きな家など個人的には必要ありません。
松江城の取り壊しを取りあえず延ばしたのにすぎたかもしれませんが、
その後松江市民から声が上がり松江市の管理となり現在に至ります。
松江城の落札価格が現在の約120万円に相当するというのも少し驚きですが、
買い取り後の維持管理費を考えれば厄介者ですね。
国宝となったのも、この勝部家親子の寄付?があったからこその栄冠となった訳ですね!
ハダル@矢野です。
「食欲の春」を満喫していますか?
食物も人と同じように血液型があり、相性の良い食べ物は、免疫抗体を使わなくても体内にスーッと
取り入れられるということだそうですよ。
焼き肉の好きなあなたは、血液型はどうですか?
ここから解説をしますのでお確かめ下さい。
A型の人は、B型物質に対抗する抗体をもっています。
つまり、A型の人がB型物質を多量に含む植物や動物の肉を食べると、抗体を大量に消費することになります。
逆に同じ血液型物質を持つ食物なら、無用なエネルギーを消費することもありません。
同様に、B型の人はA型抗体を持ち、そしてO型はA型抗体とB型抗体の両方を持つ(AB型は抗体を持っていません)ので、
自分の血液型と同じ血液型物質を含む食材は、免疫学的に体に合うといえるでしょう。
A型の人に合う「A型物質を含む食材」は、 豚肉、ウナギ
B型の人に合う「B型物質を含む食材」は、 羊肉、クジラ肉、ハマグリ
O型の人に合う「O型物質を含む食材」は、 貝類、ダイコンの葉、カブの葉、エノキダケ、シイタケ、ゴボウ、
サトイモ、りんご、キャベツ
AB型の人に合う「AB型物質を含む食材」は 牛肉、馬肉、コンブ、ソバ、ブドウ
自分と同じ血液型物質を持つ食物は、人類発祥以降、長い長い年月をかけてできあがった血液型別体質に、
もっとも適した食材と言えるのかもしれません。
えっ、これってホントなの?
それにしても色々な研究をしている人がいますよね。
人の血液型の相性も実際あります。
なぜか、考え方も同じだったり、気を使わなくてもよい人は実際いますよね。
ちなみに私はO型ですが、食材としてはヘルシーです。
焼き肉は少しだけ食べることにします。
AB型が羨ましいです。
ハダル@矢野です。
今日は、久しぶりの雨ですね。
花壇の花や畑の野菜も喜んでいると思います。
今日は、家でゆっくりと過ごしてみたらどうでしょうか?
さて、春になり、色々な旬のものが育っています。
旬のものを食べると寿命が75日延びるとかいいます。
今では、スーパーで年中野菜など売っていますから、季節感が薄まっていますが、本来の旬を考えてみます。
旬のものが体に良い理由とは?
一番美味しくて栄養も豊富、体にも良いものを「旬」と言いますが、旬にも色々あります。
旬の少し前、市場に出回り始めた旬を待ちきれない「走り」。
その食材がもつ自然の美味しさが一番引き出されて市場にも出盛りの「旬」。
過ぎる旬を惜しむ「名残」。
このように分類されています。
【なぜ旬のものが良いの?】
旬とは、野菜にとって一番良い生育条件が整った環境で育てられ、最も成熟している時期です。
たとえばトマトなどの夏野菜はもともとの原産国の関係で暑さに強く、
夏の太陽をたっぷりと浴びて栄養を蓄える植物ですが、これが冬だと日差しが弱く、さらに寒くて育ちにくいです。
ほうれん草や大根などの冬野菜は寒さに強く、冬の低温の中でじっくりと太陽の光を浴びて
少しずつ栄養を蓄えていく植物です。
これが夏に育てようとすると日差しが強すぎて、栄養を蓄える前にぐんぐん育ってしまい、
栄養が十分に蓄えられていない状態になってしまいます。
旬のものと、そうでないもの(ハウス栽培などで年中出回っているもの)の栄養価は比較すると
2倍~それ以上違うという結果が出ています。
【体に良い理由】
ちょっと考えてみると、夏にはあっさりとした野菜や酸味のある果物、カリウムを豊富に含み、
体の熱を冷ます効果の高いものが旬を迎え、冬には体を温める効果の高い根菜類が旬を迎えます。
旬のものを食べることは、季節に対応した体作りをすることだったのです。
「秋ナスは嫁に食わすな」と言うことわざがありますが、「美味しいから憎たらしい嫁に食べさせるのが
もったいない。」と言う意味と、「夏野菜である茄子で体を冷やすと流産などの心配があるため」と言われています。
昔から日本人は旬のものをうまく取り入れて生活していたことが良く分かりますね。
四季がある日本だからこそ、たくさんの旬の食材に恵まれ、肌で季節を感じるだけでなく
味覚でも楽しめるのです。
最近は栽培技術が向上して旬のものが分かりにくくなってきていますが、旬のものは
たくさん出回るからこそお値段が安くなっているので積極的に取り入れていきたいです。
四季を楽しみながら、旬の味覚を楽しんでください♪