ハウル@矢野です。
今回は、4月19日に開催された伯太町のチュウリップ祭りの話題です。
島根県の東部にあります安来市伯太町では、桜が終われば、次は、チューリップです。
「はくたチューリップ祭」は、安来市役所伯太庁舎周辺に、40品種約60万本の色とりどりのチューリップが咲き乱れます。
この辺りは、のどかな田園地帯ですが、突然に、ヨーロッパのおとぎの国に迷い込んだと思わせるような花畑が目に飛び込んできます。
オランダをイメージのパステルカラーの風車とチューリップ畑です。
異国情緒の漂う、市役所伯太庁舎周辺で咲き誇るチューリップを見ながら、ステージイベントやどじょうすくい大会などが実施されます。
その他、地元の特産品販売や伝統芸能の上演など盛りだくさんの催しで田園風景に包まれたのどかな町が大いに賑わいます。
また、畑に咲いた花をその場で購入できるのも楽しみのひとつです。
この期間にはフォトギャラリーも開催され家族連れやカップルが多く見受けられます。
こんな、広がる春色の花畑の中でケッコンシキを挙げた1組のカップルがこの間新しい人生のスタートをこのチューリップ畑からスタートさせたそうです。勿論、ブーケも色とりどりのチューリップだったとか・・・。
ちなみにチューリップの花言葉を引用しておきます。
チューリップの代表的な花言葉は「博愛・思いやり」ですが、色によって花言葉が変わることはご存知ですか?
チューリップの花言葉. 赤 愛の告白・愛の宣告; 白 新しい恋・失われた愛・失恋; 黄 名声・正直・実らない恋・望みのない恋; 紫 不滅の愛・永遠の愛・私は愛に燃える; 緑 美しい瞳; 桃 恋する年頃・愛の芽生え・誠実な愛; 斑 疑惑の愛 ...です。
風車とチューリップ畑の写真を2枚掲載します。
写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
ハウル@矢野です。
ここ数日は、春の陽光に包まれて、緑が眩しくなりつつある松江市です。
「住みやすさ」1位は松江市」という話題です。経産省調べによると、なんでも生活の質に魅力があるらしいです。
経産省が、通勤時間の短さや自然環境など「生活の質」にいくら支払う価値があるのか調べたもので、松江市に住む価値は年間で194万円。全国1,741の市区町村中1位だった。との事です。
色々な切り口の考え方があるものです。
これは、何のデータからなのかというと、経産省の『第9回 日本の「稼ぐ力」創出研究会』の資料によるものだといいます。
地方への移住・回帰の動きを後押しするため、生活コストを「見える化」するというものです。
ランキングを見てみるとこうです。
1位 島根県松江市 194万円
2位 島根県出雲市 193万円
3位 島根県江津市 193万円
4位 鳥取県米子市 191万円
5位 福井県小浜市 191万円
島根県内のランキングか!と思わせますね。
地元に住んでいる筆者には、とんと画展がいきません。
ただ、ここのところの地方創生で各地域が持っている魅力や特異分野の指標だと思えばよいのでしょうね。
確かに思うのは、待機児童がいない事や女性が働いている割合がほとんどである事は日々感じていますね。
それと、海、山、川の恵みは余りあるほどに豊かです。
「日本の「稼ぐ力」創出研究会(第9回)‐配布資料(METI/経済産業省)」の中身を見て見ると以下です。
■日本の「稼ぐ力」創出研究会(第9回)‐配布資料(METI/経済産業省)
食料費や賃金収入など、目に見える「金銭的コスト・ベネフィット」とは別に、利便性や安全性などを評価した「非金銭的コスト・ベネフィット」を算出。
これをシステム化することによって、地方への移住を希望される方が移住先を検討する際に、利便性や安全性なども数字により比較できるようになります。
で、このシステム内における「非金銭的コスト・ベネフィット」=「地域の暮らしやすさ指標の貨幣価値」をランキングすると松江市が1位だった。ということですね。
全国ランキングとは思えない偏り具合(笑)になるわけです。
評価項目を見てみると、次の通りです。
通勤通学時間の短さ
子供に対する先生の目の届きやすさ(子供数/先生)
大地震発生率の低さ
周辺の緑の多さ
空気のきれいさ
地域でとれた食材の入手しやすさ
確かにこういう項目だと山陰地方はどの都市も高い数値が出るのは、納得です。
どちらにしても、現在、島根県が推し進めているIUターン促進に追い風となるのは間違いなさそうですね。
全国のみなさん、自然は売るほどある島根県に来て下さい!!
ハウル@矢野です。
4月も中旬だというのに、小ぬか雨が北風の強風と共に降り続く今日の松江市です。
さて、今回は、「ぼてぼて茶は小腹系のお茶漬け」の紹介です。
ぼてぼて茶は、一言で言うと出雲地方に伝わる庶民の間食です。戦前までは、結構一般の家庭でも食べられていたようですが、現在では、松江人もおそらくはそんなに食する人も少なかろうと思います。
筆者などは、噂には随分と前から聞いてはいましたが未だ食したことはありません。
ぼてぼて茶の由来です。
「ぼてぼて茶」は元々奥出雲で盛んだった、たたら製鉄の職人さんたちの間で広まったと言われています。高温の中での重労働の合間に片手で茶碗を持って、茶の中に食べ物を入れてすすり食事のかわりにしていました。水分補給と消化の良い粥状のぼてぼて茶は先人の知恵が生んだ食べ物だったと言えます。
また、こんな説もあります。不昧公の時代には飢餓の際、米を食い延ばす非常食だったという説や上流階級の茶の湯に対して庶民が考えだしたという説などがあり、これといって定説は、ないようです。
昔は一般家庭はもちろん集会など人が集る席などでよく飲まれていました。と聞いてもあんまり「ガッテン」という気持ちにはなりません。
松江を訪れた観光客用に復活してきた模様です。
一息でポンと口に放り込むように食べるのが通とか。いいますが、素人にはとっても無理そうです。きっと、ムセます。
お店によっては、ちゃんとおはしでいただけるところやつまようじの大きいサイズのようなもので口の中に書き込むなど違いがあるようです。お値段は、中に入れる具材によってかわりますが、約450~500円です。これだけではお腹が満たされませんので併せてお団子や割後そばなどもお召し上がり下さい。
簡単に作り方を引用しておきます。
乾燥した茶の花を入れ、煮出した番茶を丸みのある筒茶碗に注ぎ、長めの茶筅で泡立てます。この泡立てるときの音から「ぼてぼて茶」の名がついたといわれています。泡立てたお茶の中に、おこわ、煮豆、きざんだ高野豆腐や漬物などの具を少しずつ入れれば出来上がり。箸を使わず、茶碗の底をトントンたたいて片寄せた具をお茶と共に流し込みます。
写真を2枚掲載しておきます。作る時の参考にして下さい。
それでは、おいしいぼてぼて茶を♪
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ハウル@矢野です。
桜の花見もひと段落し、ぼつぼつと葉桜となってきました。牡丹、つつじまで小休止のこちら松江市です。
今回は、古代出雲文化の発祥の地の中心にある「八雲立つ風土記の丘」の紹介です。
松江市の南に広がる八雲立つ風土記の丘は奈良時代に書かれた『出雲国風土記』に登場する出雲国府跡や山代郷正倉跡、出雲国分寺跡、北新造院跡(来美廃寺)などが多数存在し当時の風景を思い起こさせます。
八雲立つ風土記の丘は、それらの遺跡を整備し総合的に保存す活用する目的で作られた全国で六番目の風土記の丘です。
古代出雲文化の発祥の地は、出雲大社のある出雲市と思いきや実は出雲大社より古くから建立の熊の大社や国宝の神魂神社や八重垣神社なども近くに点在していることからもそうであったと伺えます。
風土記の丘から見る風景は、古代出雲のロマンを彷彿するのに十分な歴史を漂わせます。
竪穴式住居なども復元してあり、古代の衣装をマトイ実際に家の中に入ることも出来ます。
その中心となる資料館には、風土記の丘地内出土の遺物をはじめ現存する5風土記の中で唯一の完本である『出雲国風土記』の写本や、県内の古代史を語る多くの遺物が展示してあります。
一角には「出雲国風土記」所載の内、これまで明らかにされている93種の植物を集めた「風土記植物園」もあります。
また、バリアフリーについては、車椅子の方が介護なしで一人で作品鑑賞ができるように配慮してあります。勿論車椅子の貸し出しもあります。
託児所もあり、ニューファミリーにとっても嬉しい施設です。
散策には、貸出無料のレンタサイクルで回ることをお勧めします。
あたりをゆっくりと見渡せば、古代の人の生活がどんなものだったかを想像出来ることでしょう。
また、近接して「かんべの里」もあり出雲に伝わる昔話や民具なども興味を誘われる施設です。
是非、GWの計画に併せてお考え下さい。
ちなみに「八雲立つ」ってどんな意味なのかを引用しておきます。
八雲(やくも)立つ 出雲(いづも)八重垣(やへがき) 妻籠(つまご)みに 八重垣作る その八重垣をと日本で初めての和歌だと言われています。この「八雲立つ・・・」からの命名です。
「八雲立つ風土記の丘」
所在地 島根県松江市大庭町456
公共交通機関 JR松江駅・一畑バス4番のりば八雲行または市営バスかんべの里行 約18分、風土記の丘入口下車
TEL 0852-23-2429
URL http://www.yakumotatu-fudokinooka.jp/
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ハウル@矢野です。
桜の花も咲いたと思いきやあっという間に満開時を過ぎ去ろうとしているこちら松江市です。
今回は、松江市石橋町にある桜の名所「千寿院」のしだれ桜の紹介です。
千寿院には、シダレザクラ2本、ソメイヨシノ27本があります。特にシダレザクラは有名です。
緑深い千手院は小高い山の上の寺です。松江市緑地保全地区第一号の指定を受け、町中の寺とは思えない静かなたたずまいをみせています。参道の両側は桜とつつじそして紫陽花なとが植えられており、教百年のもみじの巨木と境内にあるこの地方第一の枝垂桜が枝を広げて迎えてくれています。
しだれ桜は、山ザクラやソメイヨシノと違い、満開になると、柳の木か藤の花のように、サクラのすだれとなりが風になびきます。
2本のしだれ桜のうち、1本は樹齢300年と推定され、枝張りは、四方約18メートルに広がっています。もう1本は、松江藩七代藩主・松平治郷(不昧)の生誕150年を記念して植樹されたものだといいます。これも樹齢100年の古木です。
2つのしだれ桜は、開花時期がずれていて、3月下旬から4月上旬まで花見が楽しめます。
花の色はソメイヨシノよりも赤く、満開時、紅色の花が空を覆わんばかりに見事に咲き誇る姿は圧巻といえます。
境内からは、松江城や松江城下町を一望できます。
また夜はライトアップも行われ幻想的な姿を浮かび上がらせます。
このお花見の時期にはお抹茶の接待も受けられるそうです。
そもそも、千手院(せんじゅいん)は、島根県松江市石橋町にある高野山真言宗の寺院です。この寺は、もとは戦国大名の尼子氏の居城のあった安来市広瀬町富田にあったといわれていますが、江戸時代初め、堀尾吉晴らが松江城を築く際、本丸の鬼門(北東方向)封じとして、この地に移転しました。
ご参考のために しだれ桜(枝垂桜)の花言葉は、純潔、精神美、淡泊です。
●お問い合わせ先= 千手院
TEL(0852)21-1791
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