松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

お彼岸といえば「ぼたもち」?「おはぎ」?ですね!

2024年03月21日 13:42   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

明日20日は、春分の日だというのに気候は落ち着かない様子の松江市です。
今年は2月までは暖冬でしたが、3月に入ると気温も思ったようには上がってきませんでした。
桜の開花も例年よりはやいかと思いきやそうでもなさそうですね。 


さて、皆さまのところではお彼岸には「ぼた餅」をお供えしますか? 
それとも「おはぎ」をお供えしますか? 
どちらも同じもち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、
いったいどこが違うのでしょう? 
実は、基本的には同じで、季節によって呼び名が変わるだけで通称は「ぼたもち」です。 
松江では、春の乎彼岸も秋の乎彼岸でも「ぼた餅」と呼んでいますよ。 
おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないものですね。
また、今と違って昔は甘いものが貴重だったため、ぼたもちといえばご馳走で、
大切なお客様、お祝い、寄り合いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えし
ていました。
お彼岸にお馴染みなのもそのためです。 
私の家でも母親は得意としています。 
ことわざにもあります。
「棚からぼたもち」。
と幸運の象徴にされていることからも、いかに人々の暮らしに根付き、愛されていたかがわかりますね。 
この意味は皆さまご存じの通り、労せずして思いがけない幸運がめぐってくることをのたとえです。 
春はお彼岸から・・・。
季節の色で言えば「青」ですね。
草花が芽吹き始め、花が咲き、葉が茂ってきます。
今年のソメイヨシノは3月末頃に咲くのではないかと。これは私の感ですが・・・。 
今年は、どこに出かけて見ようかと思案中の私と盲導犬ハダルです。 



「虫の居所が悪い」の詳しい意味をご存じですか?

2024年03月14日 13:40   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

今年も、3月に入りましたが、寒い日がつづいています。
今日は、24節季の啓蟄(けいちつ)です。
土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のことです。
生き物たちは久しぶりに感じるさわやかな風と、麗らかな春の光の中でと思って出てきたら、
「おーサムっ」と言っているかもしれませんね。


さて、「虫の居所が悪い」の詳しい意味を知っていますか?
なんで「虫」なんでしょうね。

「虫の居所が悪い」とは?

機嫌が悪く、ちょっとしたことも気に障る状態にある。不機嫌である。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

普段はそんなに気に触らないことでも、なぜかとても腹が立ってしまう。
「虫の居所が悪い」は、そんなときに用いられる言葉ですね。

「虫の居所が悪い」の由来とは?
何故、不機嫌なことを「虫の居所が悪い」というのでしょうか。

その昔、中国では道教の教えにおいて人の体内には生まれながらにして3つの虫がいるとされていました。
その3つの虫は「三尸(さんし)」と呼ばれ、「上尸(じょうし)」・「中尸(ちゅうし)」・「下尸(げし)」に
分けられます。

・「上尸」
「上尸」は、人の頭の中にいるとされているもの。
主に首から上の病を引き起こしたり、金銭や物に執着させたりするといわれています。

・「中尸」
「中尸」は、人の腹部にいるとされています。
主に内臓の病気を引き起こしたり、食への欲を引き起こすとされています。

・「下尸」
「下尸」は、人の脚にいるとされている虫。
下半身の病を引き起こすとされ、性的な欲求を引き起こしたりもするといわれています。

これらの「三尸」は人間の様々な感情や不調を引き起こすとされていました。
つまり機嫌が悪いということも、この虫「三尸」が原因であるという考え方が、「虫の居所が悪い」の由来のようです。
医学や人の心理がまだ深く解明されていなかった時代。
人々は感情の揺れや身体の不調は「虫」のせいだという考えに至ったのではないでしょうか。

意味や由来はともかくとして、春になったのですから、機嫌よく生活したいものですね!



冬来りなば春遠からじということわざ

2024年03月07日 10:39   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

昨日、今日と雨が降りそうで、降りませんが、北風が強くて、寒い日が続いている松江市です。
まだ、冬物衣料は、当分しまえないようです。


さて、冬来りなば春遠からじということわざがあります。
【意味】
冬来りなば春遠からじとは、今は不幸な状況であっても、じっと耐え忍んでいれば、
いずれ幸せが巡ってくるというたとえです。
寒く厳しい冬が来たということは、暖かい春が目の前まで来ているということから。
イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」の一節「If winter comes, can spring be far behind?」に
由来するそうです。

春を目前とした今の時期の話ではなく、私が思っていたのとは違うようでした。
また、外国人の一説からうまれたようで、これもビックリでしたね。
一つまた、勉強になりました。



第17代 堀尾吉晴公松江武者行列 開催決定

2024年02月26日 15:26   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

今年の春は、早く到来の予感のする松江市です。

さて、2024年4月6日(土曜日)、「第17代 堀尾吉晴公松江武者行列」が開催されます。
松江開府の祖・堀尾吉晴公と初代松江藩主・忠氏公、それに堀尾衆一行が、400年のときを超えて
松江城に入城する様子を再現した絢爛豪華な時代絵巻です。

詳細は下のホームページをご覧ください。
https://www.musha-gyoretsu.jp/

お問い合わせ先
一般社団法人 松江観光協会
所在地 〒 690-0874 島根県松江市中原町 19 番地
電話 0852-27-5843


市民の皆様に「武者行列」を身近に感じていただくため、ワークショップを開催します。

「道中小物入れづくり」ワークショップ
武者行列に参加する皆さんが本番で身に着ける「道中小物入れ」を一緒につくりませんか?
和柄の生地を用いペットボトル、携帯なども入る大きさです。
参加者の皆さんにもお持ち帰りいただきます。

●日時
2024年3月2日土曜日 10時から16時
2024年3月3日日曜日 10時から16時
※いずれかご都合のつく日、時間帯にご参加ください。
●場所
松江市国際交流会館 工房 (松江市西川津町)
●指導
松江武者応援隊・稲田輝子
●その他
縫製用にミシンを使用します。
事務局で用意致しますが、
数に限りがございますので持参いただける方は、ぜひご協力ください。


着付け講習会
4月6日 土曜日 本番の「武者行列参加者」への時代衣装 (甲冑、打掛など) の着付け、補助
(8時30分から10時30分頃まで、昼食付、可能な方は片づけにもご協力ください。) の参加を前提とした着付け講習会。
(初めての方大歓迎 !)

●日時
※いずれかご都合のつく日にご参加ください。
2024年3月16日(土) 13時から16時30分
2024年3月17日(日) 10時から12時、13時から15時
※16日に参加された方で、もう少し練習したい方は両日参加いただくことも可能です。
●場所
松江市国際交流会館 和室 (松江市西川津町)
●指導
京都 (株) 井筒企画
●申込締切
2024年2月29日 木曜日

申込先
【事務事業受託先】
NPO 法人プロジェクトゆうあい (担当 : 川瀬)
〒690-0056 雑賀町 227
TEL 0852-61-0199
FAX 0852-27-7447
Mail kawase.at88@nifty.com
申し込みフォーム
https://secure-form.jp/www.musha-gyoretsu.jp/entry-workshop

プロジェクトゆうあいは、松江武者行列に協力しております。



節分に豆まきが不要な人や「鬼は外」と言ってはいけない人がいるってホント?

2024年02月08日 11:48   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
年が明け、もう2月です。
暦の上では、もうすぐ春となります。
早いものですね。

そもそも、節分に豆まきをして鬼を払う理由とは?
昔は、春が新年の象徴だったため、立春前日の「節分」には年の分かれ目という意味があります。
この年の分かれ目には、邪気が入りやすいと考えられていました。
「邪気」とは、人の力の及ばない災害や病などを引き起こす邪悪な気のことで、その象徴が「鬼」です。
ルーツは平安時代に宮中で大晦日に行われていた疫鬼や疫神を払う儀式「追儺(ついな)」「鬼やらい」です。
当初は桃の弓と葦(アシ)の矢で鬼を追い払っていましたが、室町時代に豆をまいて行うようになりました。

豆まきをしなくてもいいといわれているのは、「渡辺」さんと「坂田」さんです。
その由来のひとつが「大江山鬼退治」の伝説です。平安時代、京都の大江山を拠点と
する鬼・酒呑童子(しゅてんどうじ)が、多くの鬼を従えて都を荒らしまわっていま
した。そこで、源頼光が「頼光四天王」(渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武)を連れて鬼退治に行き、
見事に酒呑童子を仕留めます。
頼光四天王の筆頭で、剛勇で知られるのが渡辺綱(わたなべのつな)。
後日、酒呑童子の手下の鬼たちが、渡辺綱らに敵討ちをしようとしましたが、
返り討ちにあい腕を切り落とされてしまいました。
それ以来、鬼たちは渡辺一門を恐れるようになり、渡辺姓の子孫にも近づかなくなったといわれています。
渡辺綱はワタナベ姓の祖といわれているため、漢字に関わらず「ワタナベさんには鬼が近づかないので
豆まきをしなくてもいい」といわれるようになりました。

また、同じく頼光四天王のひとり坂田金時には、鬼退治をはじめ数々の武勇伝があり、
渡辺さん同様「坂田さんには鬼が近づかないので豆まきをしなくてもいい」という説があるそうです。
坂田金時は幼名を「金太郎」といい、足柄山で育った怪童・金太郎として伝説化されています。

「鬼は外」はタブーなケースがあります。
鬼怒川温泉のふれあい橋です。
鬼怒川温泉は、邪気を払って開運をもたらす鬼がたくさんいる地とされているため「鬼も内」というそうです。

また、名字に「鬼」のつく家では、「福は内」だけです。
鬼塚さん、鬼頭さん、鬼沢さん、九鬼さんなど名字に「鬼」のつく家は「鬼は外」というと、
自分たちを追い出してしまうことになります。
そのため「鬼は内」「鬼も内」など、「鬼は外」以外の口上が多いそうです。

また、こういった事もあります。
古くから続く商家商家では、「鬼」は「大荷(おに)」に通じるため、大きな荷物が内(家・お店)に入らないと
商売繁盛につながらないからと、「鬼は内」というところが多いようです。

鬼にゆかりのある地域や、鬼を祀っている社寺も同様のようです。
大事な鬼を追い出してはいけないため、「鬼は外」とは言わず「福は内」だけだったり、
「鬼は内」「鬼も内」と言ったりします。

みなさんのお家では、どうですか?
もっとも、豆まきをしない家も増えてきています。
落花生だったりお菓子だったりと時代が変われば品も変わるという事なんでしょうか!