松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

江戸時代のオカッピキは奉行所から給料がもらえないのにどうしていた の?

2023年08月23日 09:58   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
残暑お見舞いどころか猛暑お見舞いの松江市です。
皆様は、如何お過ごしでしょうか?
私は朝5時に 起床して、盲導犬のハダルの排泄、食事をさせて、6時から散歩するのですが、汗ビッショリになります。

今回は、時代劇好きな私ですので、江戸時代のオカッピキについて少し調べてみましたので、紹介します。
結論から言いますと、同心の懐から「給料」が与えられたようです。(充分なものではなかったでしょう。)
十手を持てるような者ばかりではなく、「情報屋」のような人間も同心が個人的に「飼って」いました。
しっかりした者は副業(本業)を別に営んだり、妻が店舗を経営するなど「経済的基盤」を持っていたようです。

【岡っ引き】は正確には【御用の者】「御用聞き】【目明し】などといいます。
庶民は尊敬や畏怖の念を込めて【親分】と呼んだようで。
【岡】という文字には「非公式」「イリーガル」という意味があります。
たとえば、幕府公認の売春窟(吉原)に対し、非合法の売春窟を「岡場所」といいます。
【岡っ引き】というと「非合法に逮捕する者」(=「ポリ公もどき」「警官気取りの嫌な奴」)
というニュアンスを含みます。
庶民が面と向かって【岡っ引き】と呼ぶことはありませんし、
【目明し】が自分で【岡っ引き】と名乗ることもありません。
職権を乱用して私腹を肥やしたり、奉行所の威光を笠に着てイバるような【目明し】は、
陰で【岡っ引き】と呼ばれたでしょう。
そういう者が大部分だったようですが…。
しかし、銭形平次とか○○捕り物帳など時代劇では、そのような事は感じませんが、
後の時代に作家が作り上げたフィクションに過ぎないのでしょうね。
同心の給料と言えば、よく時代劇では、30俵2人ぶちとか30石2人ぶちとかいいます。
1石が一両で計算すると、1両は、10~14万円ですので、年収は、300~420万円という事になります。
給料としては、そんなに高いとは決して言えませんね。
手柄をたてれば、お奉行様からお褒美がもらえたんでしょうか?
こんな事を思いながら、時代劇を見ると、なんだか親分には幻滅しますでしょうか?



7月26日は「幽霊の日」なんです!?

2023年07月27日 09:55   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

今日も猛暑ですね!しばらくはこの天気が続くようです。
家にこもるしかないですね。
幽霊のお話で、少しは、涼しくなってください。

7月26日は「幽霊の日」です。でもなぜ「幽霊の日」なのでしょうか?
夏の暑さを吹き飛ばすかのように、昔から夏といえば怪談話がついてまわります。
「肝を冷やす」という言葉がありますが、体を直接冷やすだけではなく気持ちの面でも「冷」を感じられるように、
ということなのかもしれませんね。
そんな夏真っ盛りの7月26日は「幽霊の日」に制定されているのをご存じですか?
なぜ、「幽霊の日」がつくられたのでしょうか?

その由来は江戸時代のできごとにさかのぼります。
1825年7月26日、江戸にある中村座にて四代目鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が初演されました。
今の時代にも受け継がれる人気の歌舞伎演目が初めて披露されたのがこの日だったのです。

ストーリーをおさらいしてみましょう。

舞台は江戸の四谷。
田宮家の娘である「お岩」は、浪人であった「伊右衛門」と結婚しました。
しかし、近くの住人でお金持ちの伊藤喜兵衛という男の孫娘が、妻子持ちである伊右衛門に恋心を抱いてしまいます。
そこで喜兵衛は、お金を伊右衛門にちらつかせ、お岩に毒を飲ませるよう指示します。
お岩の髪はバラバラと抜けおち、顔はひどくただれていってしまいます。
その姿にショックを受けたお岩は、自ら命を落としてしまいます。
そして、お岩は幽霊となり、伊右衛門を恨み続けるのです。
たちまち、江戸で人気を博したこの演目が、のちに「幽霊の日」をつくる由来となったのです。

そして、幽霊の足がないのはなぜなんでしょうか?
昔から日本の幽霊といえば白装束を身に着け、両手を胸元あたりでくねっと曲げ、足のあたりがボヤッとしている……
といった見た目の印象が植えつけられています。
実は、幽霊に足がない理由も『東海道四谷怪談』に関係しているのです。

幽霊の足を消したのは、歌舞伎役者の尾上松緑だといわれています。
『東海道四谷怪談』を演じることになった尾上松緑は、怖さを感じさせる演出を考えていたところで出たのが、
幽霊の足をなくすというアイデアでした。
この手法は狙い通り、観客から「怖い」と評判になり、今の幽霊の姿につながるものとなったのです。

四代目鶴屋南北によって書かれた『東海道四谷怪談』は実在した人物の話を脚色して作品化されたもの。
「お岩さん」と聞くと、強い怨念を抱いた女性というイメージをもたれがちですが、
実際は違うのでは、という説もあります。

お岩と伊右衛門は仲睦まじく暮らしていて、身分の低い夫を支えるためお岩は奉公に出たといいます。
さらに、真面目な働きぶりが評価され、夫の出世にもつながったのだとか。
その際、お岩が信仰していた稲荷が「お岩稲荷」と呼ばれ、
江戸の人々もあやかるようになったほど成功の象徴だったようです。

お岩人気は思わぬ形で今にも受け継がれていますが、『東海道四谷怪談』はあくまで架空のお話。
夏に少しのひんやりを感じたいときは怪談話を聞いてみるのもよいかもしれません。



神話の加賀の潜戸(くぐりど)で身も心も涼みませんか!!

2023年07月26日 10:00   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
梅雨明け10日とはよく言ったもので、連日高温の続く松江市です。

連日の蒸し暑さと熱帯夜にまだこれからというのにもう根をあげそうです。
こんな時には涼を求めたくなりますね。
今回は、松江市内から30分ほどで行ける遊覧船ので風光明媚な海岸線を巡ったり、グラスボートで海底を覗いたり、
洞窟に入ったりする納涼旅の紹介です。
その場所は島根半島の北側にあります。
大山隠岐国立公園にも指定されていて、長年にわたり日本海の荒波により浸食された
ゴツゴツとした岩場の海岸線が続く絶景の複雑な地形のリアス式海岸です。
そこに、松江市島根町加賀地区があります。
特に紹介したいのは、「加賀の潜戸」です。
「潜り戸」とは「洞窟」のことです。
「潜戸鼻」と呼ばれる岬の先端には、海食作用によってできたミステリアスな洞窟が2つあるのです。
2つの洞窟のうち、岬の突端に位置するのが「新潜戸」です。
東・西・北の3方向に入口を持ち、長さ200mという広いトンネルです。
遊覧船が中に進むと鳥居が見えてきます。
実は、佐太大神(松江市鹿島町の祭神)がここでお生まれになったと『出雲国風土記』に記されており、
かつては加賀神社が鎮座する神域として深く信仰されていた場所だとか。
ゆえに「神潜戸」の別名もあり、長年の浸食でできた自然の造形美はまさに神秘的な異空間です。
最も神秘的故に神域なのかは今となっては不明ですが自然の長い営みには驚きます。
グラスボートから垣間見る澄んだ海中の美しさも手伝って、厳かな気分に浸れます。
陸寄りの洞窟「旧潜戸」は、遊覧船を降りて上陸することができます。
洞窟探検隊気分で、一歩足を踏み入れると背中に寒気がくるような気持ちになります。
そこに広がっていたのは、死んでしまった子どもの魂が集まる「賽(さい)の河原」なのです。
「仏潜戸」とも呼ばれ、幼くして先立った子どもたちへの思いや悲しみに満ちあふれた場所なのです。
幅約20m、奥行き約50mの洞窟内には、供養のために積まれた石の塔が至る所に立ち、
愛する子らに届けとばかりに衣服やおもちゃなどがお供えされています。
奥深くまでビッシリと石塔や供物が並ぶ薄暗い洞窟は、まるで“あの世とこの世の境目”のようです。
隣接しているにもかかわらず、全く違う雰囲気を持つ2つの洞窟。
遊歩道が整備されており近くまで行くことはできますが、外から見ているだけでは分からない、
中身の濃い約50分間のクルージングはイチオシです。

遊覧船などのお問い合わせは観光遊覧船が発着する「マリンプラザしまね」まで。
(観光情報や島根県の文化交流を提供するターミナルステーション)電話番号 0852-85-9111



まち歩きバリアフリー情報誌てくてく日和-山陰- 第43号(2023夏)が 完成しました!

2023年07月25日 10:46   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
もう少しで梅雨明けしそうで、しない松江市です。

今回は鳥取県智頭町を特集し、全国的にも珍しいバリアフリー対応のセラピーロードで森林セラピー体験や、
参勤交代の宿場町であった「智頭宿」で、人との出会いと町の魅力を紹介しています。

情報誌は中国地方の道の駅や、山陰の観光案内所などにて無料配布しております。
見かけましたらぜひお手に取って、旅の参考にしてみてください。
印刷に便利なPDF版と、画面読み上げソフトでも読みやすいWord版を準備中です。
バックナンバーは、下のホームページよりダウンロードしてください。
http://project-ui.com/social-business/barrier-free/hirori/



一年中で一番暑い日は大暑です?!

2023年07月24日 10:34   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
梅雨前線が大暴れして、避難情報や大雨・洪水警報が多くの都道府県に発令されるなど日本列島は、
今年も災害に見舞われました。
被災された方には、心よりお見舞いを申し上げます。
また、暑中 お見舞い申し上げます。

さて、7月22日は、大きく暑い、と書く「大暑」です。
何だかとても暑そうな感じは伝わります。暦の上では、夏真っ盛りということになりますが、
実際には半月くらいはずれて盛夏となりますね。
今年は、偏西風の蛇行幅が大きいのが原因で暑くなると予報が出ています。
動物園の白くまたちへの氷のプレゼントや打ち水などのイベントは、
この大暑の日に合わせていることが多いようです。
みなさんの処ではそんな行事はありませんか?
特に、各地で行われる打ち水のイベントも、もう恒例行事となりましたね。
昔の人が考えた生活の知恵の一つです。
地区の人で申し合わせてすれば約2度くらいは下がるそうですね。

今回は、大暑について少し調べてみました。
大暑(たいしょ)は、二十四節気の第12になります。
現在広まっている定気法では太
陽黄経が120度のときで天文学的には、瞬間と定義されています。
正確には今日の午前9時30分がその時にあたります。
また、期間としての意味もあり、この日から次の節気の立秋前日までとなります。
夏の土用が大暑の数日前から始まり、大暑の間じゅう続きます。
小暑と大暑の一か月間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ることとなります。
大暑の時期や意味は勿論ですが、興味深かったのはその食べ物についてです。
皆さんは、大暑の食べ物って何だか知っていますか?
大暑の日に、食堂に入るとてんぷら定食が一押しメニューになっていたり、
スーパーでてんぷらが安く売られているのを目にしたことはないでしょうか。
実は、大暑の日はてんぷらの日として、土用の丑の日、8月29日の焼肉の日と並んで
「夏バテ防止三大食べ物記念日」とされています。
どうして天ぷらかなのかと言うと、「暑さに負けないように、栄養豊富なてんぷらを食べて夏を乗り切ろう」
という意味があるそうです。
ほかにも、うなぎ、梅干し、うどんといった「う」のつく食べ物も、夏バテ予防になると言われているので、
今日のランチは、”ざる天うどん”など、選んでみてはいかがでしょうか?
今日だけではなく、暑さでカラダがツライ…と感じたら、「う」のつくものを食べて、パワーをつけるのもいいですね。
こまめに水分補給をしたり、夏バテしないように気をつけて、暑さに負けず元気に過ごしましょう♪

他に「う」のつく食べ物は以下もあります。
ウリ(きゅうりやスイカ) うなぎパイ うまい棒 ういろう うに
2. うがつかない食べ物
土用餅 土用しじみ 土用卵
これってホントでしょうか?