出雲地方の特産 板わかめ(めのは)がおいしい季節になりましたよ!!
2022年04月27日 10:11
松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
4月23・24日には、大田市にある世界遺産・岩見銀山の街並みを散策して来ました。
まだ、4月だというのに暑いくらいの気温でしたので、盲導犬ハダルは、既に熱中症になりかけたくらいでした。
この街並みも少しづつ様変わりをしているようで、空きやを利用した新しいお店が増えて来ました。
詳細は、是非、現地に訪れて確認してくださいね!
さて、今回はこの時期になるとぼつぼつ島根では板わかめが嘱託に登り始めます。
板わかめの事をこちらでは「めのは」と読んでいます。
小さな子どもでもよくしっている食べ物です。
この地方で何故、「めのは」と呼ぶのかは、不明です。
シート状に乾燥させた板わかめは、島根県を中心に北陸以西の日本海沿いで生産されています。
あまり太平洋側ではさかんではないのでしょうか?
ワカメの加工品としては、塩蔵(えんぞう)わかめやカットわかめといった、いったん湯通ししたものが一般的です。
これに対し、板わかめは天日干しや機械で乾燥させただけで、何の添加物を加えたりしませんので
全くその場所や塩加減や香りも自然そのままですので、どれも同じ香りではありません。
より自然に近い味が楽しめます。
島根県内の板わかめは、沿岸の天然ワカメや、県東部、隠岐諸島の海で養殖されたワカメを使用しています。
主力である養殖ワカメは2月上旬から4月上旬にかけて刈り取られ、
きれいに水洗いをし、塩抜きをした上で、乾燥させます。
これらの加減で味が微妙に異なります。
今年、一番めから2番、3番と刈り取られますが、次第にやわらかさが落ちていきますのでお値段も下がっていきます。
食べ方の主流は、やはりめのは掛けご飯でしょうか。
パリパリの板わかめを手でもみ、ほかほかのご飯に振り掛けると、磯の香りが漂います。
ご飯と一緒に食べると、塩気がほどよく効いた板わかめの風味が口の中に広がり、食が進みます。
冷たいご飯ならお茶漬けにしてもよいですよ。
また、めのはずしは、このもみわかめと焼き魚の身をほぐしたものとを、すし飯に混ぜたものです。
めのはは、酒の肴にしてもよく、もまずに大きいままパリパリと食べてもおいしいです。
ついつい、お酒が進み過ぎてしまいます。
乾燥していますので、一袋20gくらいで6~700円くらいでしょうか。
お土産としてもピッタリです。賞味期限も一年あるとか・・・。