松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ホテル・旅館のスタッフの生産性の向上とサービスと障害者・高齢者 ?

2022年02月28日 14:47   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
春がもうそこまで、来ているような松江市です。
最近、特に新型コロナ感染が蔓延してきてから、コンビニ・スーパーマーケットでも、
タッチパネルでレジを済ます店舗が少しづつ増えているようです。
確かに、直接現金に触れたり、言葉を交わさずにできる事は、一般の健常者にはとっても便利だとは思います。
目がみえない・見えみくい人たちのあいだでは、困ってしまったとの訴えを耳にするようになりました。
そもそも、自力で商品を見つけることさえ困難の人にとっては、無人の店舗などありえないのです。
ファミリーレストランでもタッチパネルでオーダーするのですから、どれもこれも会話無用といったところなんですよね!
ところで数年前になりますが、朝のNHKテレビ番組でホテル・旅館スタッフの生産性のアップと合理化の話題がありました。
箱根の老舗旅館の例がとりあげられていました。
スタッフの生産性は、各旅館で3倍以上の格差があると解説していました。
この旅館では一泊二食で9000円で他の旅館の半分だといいます。
私たち障害者がピンとくるのは、合理化ではないかという事です。
どんな事で生産性を上げたのかというと、旅館での通常のサービスを無くした事です。
まず、玄関では靴を脱ぎますが自分で靴箱に入れます。
チェックインのあと部屋までの案内がありますが、これもしません。
また、布団の上げ下ろしもしないそうです。
一般の観光客の話では、「これくらいの事で旅館代が安くなればいいです。」との事でした。
障害者、特に視覚障害者にとっては、とっても選択は出来ない旅館です・・・。
皆様は、どのように感じられましたでしょうか?