「イヤホンを使用している人は、認知症になりやすい」って本当でしょうか?
2021年11月24日 10:44
松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。今年も、早「小雪」ですね。
山陰の山でも初雪が積もったとか・・・。
12月に入ると新年に向けて何かしなければと忙しさを感じる時期となりました。
視覚障がいのある人は、音のでる電子機器(PC、アイフォンなど)を
使用しているために、オフィス、バス、電車などに乗車時など
他人に迷惑がかかる時にイヤホンを使用している方が多く存在しています。
視覚に頼れない私たちは聴覚に依存して情報を得ています。
ショッキングな記事がありましたので、検証したいと思います。
そもそも認知症になりやすいのはどんな人なのでしょうか?
「認知症のリスクがもっとも大きいのは難聴だといいます。
聴力の低下によりコミュニケーション能力が低下し、
認知機能が急激に失われるそうです。
特にイヤホンで大音量の音楽を聴いている人は要注意だといいます。
大音量の空間に長時間いるところといえば、
コンサート会場、カラオケボックスまた、パチンコ屋などなどでしょうか?
人にとって他人との交流が一番大事なのに、
人に関わるのが億劫(おっくう)になり、何事にも引っ込み思案になります。
行動を自ら制限し、その範囲を狭め、運動不足になります。
つまり意欲が衰え、感情と知能への刺激が減り、
すべての活動が低下して、脳は老化していくのです。
脳の健康という観点から言うと、聴力低下は脳に与える刺激を減らすのみならず、
人間の社会生活を制限し、孤独感を深めてしまう原因です。
行きつく先は、社会的孤立です。
特に気をつけなければならないのは一人暮らしの方ですね。
でも、家族と一緒に暮らしているからといって問題ないかというと
家族でテレビを見ていると
聞こえないのに聞こえたふりをしないといけない状態に陥るかもしれません。
こちらの方が苦しいのかもしれませんね。
また、怖いのは、ストレスから発症すると言われる「突発性難聴」です。
一説には72時間以内に適切な処置をしないと難聴になってしまうという病気です。
耳も目と同じで、片方が聞こえなくてももう一方の耳で、補ってくれるので、
気づきにくいという事です。
指パッチンで、同じように聞こえるか
また、出来ない方は、指をこする音でもいいそうですが、
最低3日に一度は、確認しないと困った事になるようです。
何はともあれ、一度、難聴になったら補聴器をつける勇気をもちたいものです。
皆様は、聴力維持のために何かしていますか?