旅心くすぐるのは共通点?!
ハダル@矢野です。今年(2018年)の中秋の名月は、9月24日(月曜日・振替休日)なのだそうです。天気がいいと良いのですが・・・。
さて、突然ですが、島根、和歌山、群馬の3県の共通点と言えば何でしょうか?
その答えは、「美人の湯」がある事です。
出雲市の湯の川温泉、田辺市の龍神温泉、東吾妻町の川中温泉は、「日本三大美人の湯」として知られています。皆さんはご存じでしたでしょうか?
皆さんは、「日本三大美人の湯」と聞いて三大を制覇してみようと思いませんか?
3年以内に三つの温泉に泊まると「美人証明書」と記念品がもらえるスタンプラリーを各温泉の旅館組合が2年前から開催しているそうです。美への欲求と旅心をくすぐるラリーは効果があるようです。先日、湯の川温泉に100人目の達成者が宿泊したそうです。旅先に美人の湯を選ぶ誘い水になっているようです。
また、この秋、島根と新潟、長野の3県で新しい連携が始まるそうです。何だと思いますか?
その答えは、大国主を祭る出雲市の出雲大社と、古事記では大国主が求婚した沼河比売(ぬなかわひめ)を祭る糸魚川市の奴奈川神社、子神の建御名方(たけみなかた)を祭る諏訪市の諏訪大社を「家族」の共通項で結ぶ事です。
3年前、神話を描く新潟県の日本画家・川崎日香浬さんが出雲大社と諏訪大社に作品を奉納したことを機に、糸魚川市が出雲市と諏訪市に呼び掛けました。10月、川崎さんが奴奈川神社へ作品を奉納するのに合わせ、糸魚川市に3市の官民が集うそうです。共通点がある地には親近感と探求心が湧くというものです。
行楽の秋、関心のあるテーマを地元で探し、旅先を選んでみたいものです。古里をより知るきっかけになると思います。