松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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江・大橋川で亡き人思い灯籠流し!

2018年08月20日 13:12   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。今年のお盆は台風と2歳男児の行くえ不明事件が印象に残りました。ボランティア伯父さんは何回もテレビに搭乗し発見時の状況を語ッてくれました。
ボランティアで捜索し、土地勘のない地でわずか30分で保護しました。それまで警察や住民が3日間かけて捜しても発見に至っていなかった捜索方法はシンプルそのものでした。「子どもは上に登るもの」。この見立てに沿って男児の名前を呼びながら山に入り、沢の近くで座り込んでいるところを見つけました。
今回の行動原理は長年の人助け活動で得たものといいます。勘が鋭くなるのは長嶋氏がそうであるように経験値と思考を積み重ねた結果なのでしょう。ミスター・ボランティアによる胸のすく救出劇でしたね。彼はすぐに、広島の災害地に向かい家の中の土砂を出している映像がありました。この元気さは一体どこから湧いて来るのでしょうね・・・。
さて、お盆に迎えた先祖の霊を送る「灯籠流し」が16日夜、松江市の大橋川で行われました。テレビ番組では長崎の花火や爆竹でにぎやかに霊魂を送るというのとは真逆なのが松江の燈籠流しです。
淡い緑や黄など色とりどりの灯籠がほのかな光を放ちながら川面をゆっくりと流れ、多くの人が見守りました。
そもそもは、松江市の寺院でつくる松江仏教会が終戦後、戦争で亡くなった人を弔ったのが始まりで、毎年営まれています。
今年も午後7時頃、松江大橋の南詰めで僧侶たちが供養のためのお経を唱える中、川に並んだ船19隻から、約2000基の灯籠が流されました。
松江ならではのお盆の風物詩となっています。通行人も思わず手を合わせて厳かな気分になります。