スマホやタブレットで車椅子を仮想体験-東京都福生市のWebに動画登場
おはようございます。瀬戸口です。
今日の話題は、VR(仮想現実)で車椅子に座った位置からの景色を
体感できる動画が登場した、というものです。
この動画は、東京都福生市が「障害者週間」(12月3日~9日)の取り組みとして
制作したもので、車いす利用者の目線の高さから見る、街中やオフィスの中の
景色を疑似体感できるようになっています。映像は全方位型VRカメラで撮影
されており、VRゴーグルを利用することでよりリアルに体感できるそうです。
動画掲載ページはこちら www.city.fussa.tokyo.jp/municipal/koho/medialabo/1006959.html
歩道上に止められた自転車、街中のあちこちにある段差
手を伸ばしても届かない自販機など、意外なものがバリアになっています。
オフィスの中でも、見通しの効かない廊下や所狭しと並んだデスクやチェア等
様々なバリアがあるのです。
そして動画には出てきませんが、最近多いのが「歩きスマホ」です。
車椅子の人は立っている人の目線より低い位置にいることが多いのですが、
スマホ画面を見ている人からは直前になるまで気づいてもらえません。
車椅子利用者への理解促進と啓発はもちろんですが、
車椅子を使わない方からすると、普段とは違う景色が見えるのも
とても新鮮に映ると思います。ぜひ、一度お試し下さい。