松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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<映画「たたら侍」>ポスター原画、障害者3人の候補作完成 

2017年02月24日 15:06   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
冬将軍は名残を惜しむように潔く去って行ってはくれないようですが、確実に春に向かっている松江市です。
出雲市の障がい者の就労支援事業所のスタッフが、映画「たたら侍」のポスターを作成したという新聞記事がありました。直接は存じませんが、この事業所では日ごろより美術の指導を受けて、これまでも優秀な作品を描いています。3人の方がそれぞれの感性で描かれたようです。錦織監督など映画会社の方などと決定するのでしょうが、5月に上映予定だそうですが、また一つ話題が増えましたね。障がい者でもここまで出来る事を社会に訴えるよい機会です。皆さまも是非、ポスターと共に映画もご覧下さい。書きは3人のコメントも掲載された新聞記事です。

<映画「たたら侍」>ポスター原画、障害者3人の候補作完成 世界観表現、吉報を期待 /島根(毎日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170222ddlk32200437000c.html

 障害者の芸術活動を支援するNPO法人「サポートセンターどりーむ」(出雲市東福町)に通う精神障害や統合失調症がある男性3人が挑戦していた映画「たたら侍」のポスター原画が完成した。NPOの理念に賛同して依頼した錦織良成監督に見せて、映画製作側がどの作品を採用するか判断する。NPOのプロデューサー、常賀信寛さん(72)は「3人の個性がよく出ている。原画採用の吉報が来ると信じている」と語った。
 3人は2月9、10日、映画を県内の試写会で見た後、その世界観をそれぞれ表現した。松江市の野々村淳市さん(53)は普段、架空の原生動物を描き、命の尊さを訴える作品が特徴。「映画に生きる力を感じた。等身大の自分を作品に出したい」と作品はカラフルな背景に「TATARA 侍」の文字を浮かび上がらせた。
 切り絵で神楽の面を描いたのは出雲市の三原俊弘さん(44)。表裏一体の動と静を表した。「ポスターに採用されたら、妻と2歳の息子に『やったよ』と言って喜びたい。もし自分の作品が選ばれなくても、採用された人に『おめでとう』と言いたい」と三原さん。
 同市の藤田康弘さん(45)はこれまで出雲神話のヤマタノオロチや、般若の絵を出展。今回は映画の主人公の「たたら侍」の後ろ姿や、たたら製鉄の炎をイメージした。藤田さんは「作品がどう評価されるかよりも、チャレンジさせてもらったことに感謝している」と話し、「採用されて映画館に飾られたことを想像すると感動する」と胸を高鳴らせている。映画は5月20日から全国公開される。【山田英之】