松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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温泉の効能を最も引き出すには?!

2016年02月08日 13:29   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
ここのところ雪がちらちらと舞っている寒い松江市です。
温泉の記事の投稿が多いですね。「こんな日は温泉にでもつかってゆっくりしたいですねえ。」とはよく聞くセリフです。少し調べてみたところでは、温泉にはいればよいというものでもなさそうです。
皆さんは、温泉に訪れた時はどうやって滞在時間を過ごしていますか?
「温泉では“積極的にぼんやり”しないと意味がない!」そうです。
普通の方は、温泉地の何何のお湯の何か所巡りとか3~5回も入って忙しくしていませんか?また、スマホや携帯電話をいじくっていたりしていませんか
温泉通の人は温泉地に向かう列車に乗る時点からリラックスを始めるそうです。まずはスマホや携帯電話の電源を切ります。
いかにぼんやりと過ごすかにかかっているそうです。
文字通り、意識的にぼんやりする時間を持つということです。
温泉に浸かることだけを目的とするのではなく、温泉地に滞在する時間そのものを大切にするということです。これは温泉で疲労とるために、医学的にも非常に重要な行
為だと言えるそうですよ。
そこで、ぼんやりの意味とは?
現代の日常生活において、私たちは絶えず強い刺激で脳を使っています。例えば通勤
の時間でもスマホでニュースをチェックしたり、SNSを見たり、ゲームをしたりの人をよく見かけます。
デジタルコンテンツがこれほど普及する前までは、外から脳に情報をインプットすることなくぼんやりする細切れな時間があったはずです。そうした時間は決して無駄で
はなく、頭の中で情報を整理したり、また新しいことを考えたり、疲れた時には脳を
休めたり、という貴重な時間でした。
温泉に来たら体だけでなく、脳も積極的に休めてあげる事です。そのためには積極的にぼんやりして余計な外部刺激を脳に与えないということが大切です。このことがリ
ラックスにもつながり、結果として精神的な疲れも癒してくれます。
積極的ぼんやりの方法とは?
温泉に入る前、上がった後にも、ぼんやりする時間を持つことが大事です
その方法というと極めてシンプルです。
あとは、美しい温泉地の景色を眺めたり、温泉旅館のしつらえを楽しんだり、目を閉
じて鳥のさえずりに耳を傾けたり。とにかく何もせず、ぼんやりする時間を10分でも
20分でも意識して持つことです。
と温泉通の方のお言葉です。
温泉医学における温泉の効能は、湯につかることだけではなく、転地効果として、温泉地その環境すべてを楽しむことも含んでいます。
今週末は温泉であなたも積極的にぼんやりしてみませんか!
山陰の温泉地などはいかがでしょうかぼんやりするのには絶好の環境ですよ。