松江市宍道町には、オオクニヌシノミコト伝説の巨石神話がある?!
ハウル@矢野です。
「今冬は暖冬!」とどこかの気象予報士が予言?をしていましたが、今現在までは大当たりのようですね
。島根県内でも2か所のスキー場がこの間の日曜日にオープンしたとの報道もありましたがどうなる事でしょうね。
前回、出雲の巨石神話の話題でしたので、今回も続編をお届けします。
松江市宍道町には、町名の由来になったといわれる「猪石(ししいし)の神話」があります。その神話の舞台装置となる「猪石」の候補となっているのが、宍道町白石にある「女夫岩(めおといわ)」と呼ばれる巨石で、もうひとつの候補が、同じく白石にある「石宮(いしみや)神社」の神体石と鳥居の脇に鎮座する2つの巨石ということだそうです。
今回は後者の石宮神社(いしみやじんじゃ)を紹介します。
伝承によると、猪狩りをしていたオオクニヌシノミコトに追い込まれた2匹の猪(しし)が南の山に石像となって残ったということから、猪(しし)の道を意味する「宍道(ししぢ)」と呼ぶようになったといわれています。狩りに使った犬も「犬石」と化し、拝殿奥の石柵に囲まれ、ご神体として鎮座している。
本来、この「宍」は「肉」という語意なのだそうですが、どうして「猪」が「宍」になったのかは、明らかではないそうです。それに、国王が直々にイノシシ狩りをしていたのかとか、神社に逃げ込んで石になって捕獲されるのを逃れたとも思わせる伝説ですね。
「宍道」という地名の五元となったと言われると松江市民としてはシンボルである「宍道湖」の名とも関連があり大いに気になりましたが、そんなでもなさそうでしたので、少し残念な気がします。
最後に石宮神社(いしみやじんじゃ)の駅・バス停からのアクセスを紹介しておきます。
JR宍道駅から徒歩30分、車3分。
写真を3枚添付します。苔むしたほうがイノシシです。柵で囲まれた方が犬です。