松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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トロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗車しました!(中篇)

2014年07月29日 15:18   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。前篇に引き続き「奥出雲おろち号トロッコ列車の旅」の後篇です。
「ゴーゴー」と轟音を響かせてお待ちかねのトロッコ列車が入線してきました。
列車は2両編成です。
1両目はいわゆるトロッコ状態の車両です。窓ガラスがありません。4人席が16ボックスで定員は64名です。
もう1両は、座席は同じ定員です。雨が降ってきた時などに備えて予備的な車両です。要するに一人で2つの座席が指定席となっています。
私たちは、またまたスロープを架けてもらいいよいよ乗車です。
4名1組となって3ボックスに座ります。12名の中初めての乗車は10名です。
他のお客様は、家族ずれやよその県からの観光客など多彩です。車両の乗車率は約7割です。
早速、お弁当とおやつと紙コップが配られます。
紙コップには日本酒をいただき、まずは、乾杯です。
女性のガイドさんが奥出雲の神話や沿線の見どころなど説明してくれます。
車窓からは、心地よい風と共に木々や草の匂いが飛び込んできます。


トンネルに入ると車両の天井にオロチが映し出されます。と言われトンネルを待ちます。
久野駅付近で、約1kmのトンネルに入ります。
物凄い轟音と共にトンネルに入ると天井にオロチです。また、トンネルは、もう数十年前は走っていた蒸気機関車のすすのにおいがかすかにします。
盲導犬のハウルは轟音に負けず寝ています。
それにしても長いトンネルです。でも、直線なのでずーっと先に出口はわかります。
ガイドさんは社内販売もしています。主には沿線の美味いものです。仁多牛べんとう、米焼酎「奥出雲おろち号」陶器ボトル、笹ずし、てなづちの里の「クリーム大福」カスタードプリン
などです。
沿線の駅には、松本清張の「砂の器」で有名になった亀嵩駅があります。
その駅には、駅長そばがあります。
駅の事務室を改造して、おそば屋さんがきっぷを売る時は駅長の帽子をかぶって対応してくれます。お店の名は、「扇屋」さんです。
あっ、そうそう亀嵩は「亀嵩そろばん」で、かつてはの製造で有名でした。今では電卓に変わりましたが、それでも珠算教室の生徒さんの注文があるそうです。
もう少しで、出雲横田駅です。既にお弁当は食べ終わりお酒も結構進んでいるようです。
長くなりますので、木次線の最大の見どころは後篇にします。