一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
おはようございます。瀬戸口です。お天気悪いですねぇ。
先日、通勤時に雨が降り、いつもは駅まで歩くのですが
久々にタクシーを呼びました。
やってきたのはトヨタ シエンタのタクシーです。
少し前まで、タクシーと言えばトヨタ「コンフォート」、日産「クルー」に
代表されるセダン型が多かったのですが、最近では
●JPNタクシー(トヨタ)
●プリウス (トヨタ)
●シエンタ (トヨタ)
●ノートEV (日産)
●NV200 (日産)
とさまざまです。小欄でも何度か取り上げていますが、
このうち、JPNタクシーとNV200はUD仕様であり、車椅子に乗ったまま
乗車が可能です。 UD仕様タクシーは車両価格が高いのか、
あまり数をみません。
最近増えているのは、シエンタ(トヨタ)とノート(日産)でしょうか。
ノートは、コンフォートやクルーなどと乗車感覚が似ており、
JIS規格に収まる折り畳み車椅子であれば積むことができるでしょう。
セダンでは車椅子を寝かせて積みますが、ノートは立てて積みます。
流しで捕まえやすいのはコチラです。
シエンタは5ナンバーサイズながら室内空間が広く
私の車椅子(全長約80㎝、全高約65㎝、全幅約53㎝)は畳むことなく
ラゲッジスペースに積めました。
セダン型のコンフォートやクルーの場合、トランクへの車椅子の積み下ろしが
やりにくく、蓋も閉まりませんでした。雨の日には、運転手さんも車いすも
ずぶ濡れでしたから、ノート、シエンタともずいぶんとラクになりました。
ところで、UDなタクシーというと、車椅子での利用のしやすさが
注目されますが、車椅子以外のお客さんの利便性や、
運転手さんにとっての使いやすさ、事業者さんにとって導入しやすい
ことも大事なポイントだと思います。
どうもその辺のことは忘れられがちだ、ということについては、
また頁を改めたいと思います。