一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
おはようございます、瀬戸口です。寒いですね。
今日の話題は、最近気になること、電車のドア開閉ボタンについてです。
停車時間の長い駅だと、今の時期は車内温度を保つために、電車のドアが
ボタンで開け閉めするようになっています。
車掌さんも「ドアの開け閉めは、ドア横のボタンをご利用ください」と
アナウンスしています。
電車に乗り込むときはドア横にボタンが1個ですが、
降りるときは「開」・「閉」と2個上下についています。
「開」には緑、「閉」には赤色のランプで縁取りがされています。
ボタンの設置場所も車両中央部のドアと車端部のドアでは異なるようです。
ボタンが2個あるのも、ランプで縁取りされているのも、
目が見えれば何でもないことですが、見えない人にとっては、
「ドア横のボタンをご利用ください」だけでは、案内が足りないように
思います。せめて「お降りの際は、ドア横「開ける」のボタンをご利用ください」
とすれば、開けるボタンがあることは伝わります。
理想的には、ドアの開閉をボタン1個で行うことと、ボタンの設置場所を
ドアの右または左にそろえた方が分かりやすいように思います。
開閉に合わせて、「開きます」「閉まります」と音声を流せば、
ボタン1個でも、戸挟み事故や転落は防げるでしょう。
何気ないことではありますが、誰にとっても安心して利用できる
鉄道であってほしいなと思います。