一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
おはようございます。瀬戸口です。8月ですね。
それにしても、コロナがここまで長引くとは誰が思ったでしょうか
お盆の帰省にも影響がでています。
さて、今日のタイトルは絵本の題名です。保育園で購入しました。
読んであげようとしたら、息子にとられちゃいました。
しゅっぱつしんこう 山本忠敬 作
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=66
大きな駅から電車を乗り継いでおばあちゃんの家へ、というシンプルなお話です。
父(私)は別な意味でこの本に興味津々。
というのも、表紙はJNRマークが眩しい東北特急の雄、はつかり号。
「大きな駅」も有人改札です。住んでいる場所こそ違いますが、
私が子どもの頃見た景色だったからです。
混み合う雑踏の人いきれ、タバコの煙で霞む構内、
入線する列車の軋むブレーキ、発車のベル、先を急ぐ人の靴音。
今みたいに綺麗でもおしゃれでもないですが、駅独特の空気感がありました。
思えばおそらく、多くの人にとって「人生最初の旅」は子どものころの帰省
だったんじゃないかと思います。いつもと違う景色、いつもと違う人々、
いつもと違う言葉が聞こえていつもと違うものを食べる。
旅には、出会う喜びとトキメキが満ちています。
「モノより思い出」って車のCMもありましたが、本を読んでいると
新しいものにふれるトキメキを息子に感じさせてやりたい、と思います。
早くコロナがよくなりますように。