一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
おはようございます。瀬戸口です。いよいよ夏の幕開けでしょうか?
さて、前回記事では高速バスについて取り上げました。都市間連絡の高速バスには
短距離・中距離・長距離路線がありますよ、というお話でした。
同一県内を運行する中距離線までは、路線バスと同じく予約不要・自由席の
バスがありますが、地方をまたぐ長距離線は予約制がほとんどです。
現在、長距離バスの予約はインターネットを介して、運行会社または
予約サイトから行うのが一般的です。例えば、予約サイトとして有名なのは
発車オーライネット
https://secure.j-bus.co.jp/hon
などがあります。
基本的にはどのサイトでも、出発地、目的地、乗車日を入力して検索
するところから始めます。すると、運行予定かつ予約可能なバスが表示されます。
バスの情報が表示されます。
広島バスセンター発東京駅行きを検索すると、夜行便、3列シートトイレ付、
座席指定不可となっています。ここでちょっと注意が必要なのは
「座席指定不可」の部分です。
バスの予約には「乗車予約」と「座席予約」の2種類があります。
「乗車予約」の場合は、乗車は確約されますが、座席はバス会社が指定します。
「座席予約」はお客が座席を指定して乗車します。前者では異性と隣り合わせに
ならないなどの配慮があります。後者は好みの席を予約できますが、隣に
誰が来るかは乗るまでわかりません。
決済方法はクレジットカードまたはコンビニ決済となっています。
クレジットカード決済は、会員登録と同時にカード情報を登録することで
現金の持ち合わせがなくてもチケットが買えます。
支払いは後日、カード会社から請求があります。
特に出発まで日が短い、前日・当日予約は
クレジットカードでしか買えないこともあります。
コンビニ決済は、予約手続き後に「払い込み票」などがメールなどで届き
最寄りのコンビニなどで支払う方法です。カードを持ってない方は
こちらが便利です。但し、「支払期限」を過ぎてしまうと予約がキャンセル
されるので、払い込み票が届いたら出来るだけすぐに払いましょう。
値段の欄には「通常運賃」と「早売0」の2種類の値段が書かれています。
「通常運賃」は割引しない正規運賃です。「早売」は会社によって名称は様々
ですが、早めに予約をすると大幅に割引されるものです。早ければ早いほど
割引が大きく、出発日が近づくにつれ、割引が少なくなります。
購入する日や便によって、障害者割引よりも安い運賃になることもあります。
但し、発売席数が限られていたり、予約変更ができないなどの制限が
あったりします。
また、運行会社によっては「変動運賃」といって、お客さんの多い便は
値段が高く、少ない便は値段が安くなる仕組みをいれているものがあります。
つまり、安く乗ろうと思うなら、あまり混みそうにない日のバスを早めに
予約するのがコツです。逆に、今すぐ乗りたいということであれば
ちょっと高くなります。
無事チケット購入。といっても最近はいわゆる「切符」状のチケットではなく、
支払い完了後に届く、チケット情報を記載したメールを印刷して持参する
場合や支払い完了メールと一緒に届く、リンクやバーコードをスマホ画面に
表示する「チケットレス」乗車が主流になりつつあります。
ネット予約で、手軽に旅の楽しみ、広げてみませんか?