ハダル@矢野です。
バリアフリー情報誌「てくてく日和山陰」には、私もコラムを書いていますので、どうぞお読み下さい。
まち歩きバリアフリー情報誌てくてく日和山陰、2024年春号が完成しました。
今回は、斐川特集です。
表紙イラストは出西窯です。
読み応えある記事が満載ですので、ぜひ手にとってください。
遠方にお住いの方、誌面が読みにくい方のためにダウンロード版を準備中です。
印刷に便利なPDF版と、画面読み上げソフトでも読みやすいワード版をアップする予定です。
アップすると、下のホームページからダウンロードできます。
http://project-ui.com/social-business/barrier-free/hirori/
ハダル@矢野です。
4月は、それぞれの方にとって新しい人生のスタートの月ですね!
新年度を迎えて ゆうあい20周年に向けてキッズゆうあい・ジュニアゆうあいでは、
4月を迎えて進級ないしは小学校(小学部)から中学校(中等部)へ、中学校から高校(高等部)へ、
そして就労への道に歩みを進めています。
2011年11月に障がいのあるお子さんを預かり、適切な療育を行う事業として、
放課後等デイサービスの前身である児童デイサービスからスタートして12年半。
おかげさまで現在は4事業所を安定的に運営しております。
就労支援では、就労継続支援A型、B型事業、就労移行支援事業を行い、
ジュニアゆうあいの利用者で高校(高等部)を卒業したのちに、
ゆうあいの就労支援事業を選んで、通所される方もいらっしゃいます。
また、3年前からは相談支援事業、地域活動支援センターの運営を開始し、
より幅広く障がいのある子どもから大人まで、そしてご家族をサポートする体制、環境を整えてきています。
設立が2014年7月ですので、今年の7月に20周年を迎えます。
この秋には20周年を記念した催しを考えているところです。
これまでゆうあいを支えていただきました皆様に心より感謝するとともに、これからの取り組み、
活動へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
住所:〒690-0888 島根県松江市北堀町35-14
電話:0852-32-8645
ファックス:0852-28-1116
URL:http://www.project-ui.com/
活動紹介:http://blog.canpan.info/tekutekumeruma/
mail:info@project-ui.com
ハダル@矢野です。
松江市でもソメイヨシノも開花し、春本番といったところでしょうか?
温かくなってくると気分もウキウキしてきますね。
さて、普段何気なく使っている、日本語の「言葉」。
立ち止まって、その語源に目を向けてみると、さまざまな新しい発見があります。
花といえば……
「花見」といえば、桜を見る宴のこと、と思うくらい、花、といえば桜と考える人が多いのでは。
そろそろ、桜の開花宣言や満開予報が気になる時期にもなり、日々の予報を心待ちにするくらい、
私たちの心に入り込んでいる花の一つです。
そんな桜については、さまざまな言葉がありますが、いくつご存じですか?
たとえば「花の雲」というのは、桜の花が空一面に映え、遠くから見ると雲のように見える様子を言います。
「花霞(はながすみ)」は満開の桜を遠くから見たときに霞がかったように白っぽくみえることをいいます。
また、桜は水辺にも映える花です。
「花筏(はないかだ)」は、散った桜の花びらが川や湖などの水面に集まって浮かんでいる様子を、筏に見立てた言葉。
夜桜見物をされる方も多いでしょう。
「花明かり」は、桜が満開になると、夜でも明かりがついたように明るく見える様子のことを言います。
満開になって、散るまでが短いのも、桜の醍醐味ですね。
「花誘う」は、風が吹いて花(おもに桜)を散らす様子を、風が花を誘うように見立てた言葉です。
「花吹雪」は、桜の花びらが風に吹かれる様子を吹雪にたとえています。
ほかにも「桜流し」や「葉桜」など、さまざまな言葉をもつ花、桜です。
桜の名所
・吉野に暮らした平安時代の歌人、西行は、生涯で2000首を超える歌を残していますが、
そのうち桜を読んだ歌は230首くらいあると言います。
----------願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃(『山家集』より) ----------
今年の桜を愛でながら、桜言葉を使ってみるのも、桜の楽しみ方の一つともいえそうです。
ハダル@矢野です。
明日20日は、春分の日だというのに気候は落ち着かない様子の松江市です。
今年は2月までは暖冬でしたが、3月に入ると気温も思ったようには上がってきませんでした。
桜の開花も例年よりはやいかと思いきやそうでもなさそうですね。
さて、皆さまのところではお彼岸には「ぼた餅」をお供えしますか?
それとも「おはぎ」をお供えしますか?
どちらも同じもち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、
いったいどこが違うのでしょう?
実は、基本的には同じで、季節によって呼び名が変わるだけで通称は「ぼたもち」です。
松江では、春の乎彼岸も秋の乎彼岸でも「ぼた餅」と呼んでいますよ。
おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないものですね。
また、今と違って昔は甘いものが貴重だったため、ぼたもちといえばご馳走で、
大切なお客様、お祝い、寄り合いなどでふるまわれ、法要の際にも必ずお供えし
ていました。
お彼岸にお馴染みなのもそのためです。
私の家でも母親は得意としています。
ことわざにもあります。
「棚からぼたもち」。
と幸運の象徴にされていることからも、いかに人々の暮らしに根付き、愛されていたかがわかりますね。
この意味は皆さまご存じの通り、労せずして思いがけない幸運がめぐってくることをのたとえです。
春はお彼岸から・・・。
季節の色で言えば「青」ですね。
草花が芽吹き始め、花が咲き、葉が茂ってきます。
今年のソメイヨシノは3月末頃に咲くのではないかと。これは私の感ですが・・・。
今年は、どこに出かけて見ようかと思案中の私と盲導犬ハダルです。
ハダル@矢野です。
今年も、3月に入りましたが、寒い日がつづいています。
今日は、24節季の啓蟄(けいちつ)です。
土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のことです。
生き物たちは久しぶりに感じるさわやかな風と、麗らかな春の光の中でと思って出てきたら、
「おーサムっ」と言っているかもしれませんね。
さて、「虫の居所が悪い」の詳しい意味を知っていますか?
なんで「虫」なんでしょうね。
「虫の居所が悪い」とは?
機嫌が悪く、ちょっとしたことも気に障る状態にある。不機嫌である。(<小学館 デジタル大辞泉>より)
普段はそんなに気に触らないことでも、なぜかとても腹が立ってしまう。
「虫の居所が悪い」は、そんなときに用いられる言葉ですね。
「虫の居所が悪い」の由来とは?
何故、不機嫌なことを「虫の居所が悪い」というのでしょうか。
その昔、中国では道教の教えにおいて人の体内には生まれながらにして3つの虫がいるとされていました。
その3つの虫は「三尸(さんし)」と呼ばれ、「上尸(じょうし)」・「中尸(ちゅうし)」・「下尸(げし)」に
分けられます。
・「上尸」
「上尸」は、人の頭の中にいるとされているもの。
主に首から上の病を引き起こしたり、金銭や物に執着させたりするといわれています。
・「中尸」
「中尸」は、人の腹部にいるとされています。
主に内臓の病気を引き起こしたり、食への欲を引き起こすとされています。
・「下尸」
「下尸」は、人の脚にいるとされている虫。
下半身の病を引き起こすとされ、性的な欲求を引き起こしたりもするといわれています。
これらの「三尸」は人間の様々な感情や不調を引き起こすとされていました。
つまり機嫌が悪いということも、この虫「三尸」が原因であるという考え方が、「虫の居所が悪い」の由来のようです。
医学や人の心理がまだ深く解明されていなかった時代。
人々は感情の揺れや身体の不調は「虫」のせいだという考えに至ったのではないでしょうか。
意味や由来はともかくとして、春になったのですから、機嫌よく生活したいものですね!