ハウル@矢野です。
秋分の日を迎え、一気に秋に突入したような・・・。あの酷暑の8月は既に遠く一体どこへ行ってしまったでしょうか?
さて、今回は松江の秋の風物詩のひとつ「松江城大茶会」の話題です。
松江市の国宝松江城の城内で行われる、松江の城山茶会(松江城大茶会)は日本三大茶会の一つに数えられます。それではあとの二つはご存じですか?
答えは、京都市の二条市民大茶会・金沢市の兼六園大茶会です。
日本三大和菓子とピッタリとリンクしていますね。これも松江藩7代藩主松平治郷(不昧公)のお陰です。松江では抹茶を日ごろから飲む習慣がありますのでお年寄りのいる家庭ではお茶道具が揃っています。従って、和菓子の一人当たりの消費量も多いのはうなずけるところです。
この大茶会は松江城は元よりその周辺でも開催されています。歩いて回れる距離に数か所設置されますので、「はしご茶」出来、少しずつ違った味わいを流派毎に楽しめるという訳です。開催日に松江にお越しの方は是非、お楽しみ下さい。
詳しくは下記よりアクセス下さい。
2016年 第33回松江城大茶会
https://www.sanin-chuo.co.jp/event/2016/chakai.html
■10月1、2日 城山公園周辺など4会場 前売り券発売
山陰中央新報社は日本三大茶会の一つで、秋の文化催事として親しまれている「松江城大茶会」を10月1、2の両日、松江市の松江城山公園周辺で開催します。同公園のほか、松江歴史館、赤山茶道会館、堀川特設川床で茶席を設けます。堀川特設川床では8、9の両日にも茶席を設けます。
◇日時 2016年10月1日(土)、2日(日)。雨天決行。受付時間は午前9時~午後3時
◇会場 松江城山公園、松江歴史館、赤山茶道会館、堀川特設川床
◇特別茶席 堀川特設川床(午前9時~午後3時)=10月8日、9日
◇参加流派 羽楽流、不昧流不昧会、方円流、三斎流、小笠原流、不昧流大円会、素心流、裏千家、光明寺翔龍会(広島県尾道市)、武者小路千家
◇お茶席券 1席券前売り800円(当日900円)、3席券2200円(前売りのみ)
※松江市内の茶店、菓子店などで販売、ローソンチケット(Lコード=63236)
◇問い合わせ先 山陰中央新報社文化事業局事業部、電話0852(32)3415
主催 山陰中央新報社
後援 島根県、県教育委員会、県観光連盟、松江市、市教育委員会、市観光振興公社、松江観光協会、松江商工会議所、NHK松江放送局、TSK山陰中央テレビ、BSS山陰放送、日本海テレビ、エフエム山陰、山陰ケーブルビジョン
特別協賛 伊藤園
協賛 山陰茶商組合、松江銘菓会、JA共済連島根、松江呉服専門店会
ハウル@矢野です。
暑さ寒さも彼岸までとはよくいったものです。今年は敬老の日を絡ませた3連休と秋分の日が絡んだ3連休とシルバーウィーク?は行楽シーズンを迎えて行き先をどこにしようかと悩ましい事ですね。
雲南市にあります「出雲たたら村」が映画「たたら侍」の国際映画祭での表彰効果で益々盛り上がっている様子です。特に若い女性の2~3人組が圧倒的に多いとか聞きます。それもそのはず、さすがエグザエル効果も相まって、相乗効果も倍増といったところです。
10月2日までとあと3週間を切っています。まだの方はお急ぎ下さい!
さて、島根県の観光パンフレットに申し込み殺到したという話題です。新聞記事より引用です。
島根県がEXILEのメンバーを起用した観光パンフレットを、希望者にプレゼントする企画を始めたところ、直後から申し込みが殺到し、 一気に1000人の定員に達して、受け付けは1日で終了する事態となりました。 申し込みが殺到したのは、島根県が製作した『ご縁の旅しまね 特別号「本物を見つける島根旅」』という観光パンフレットのプレゼント。 県が14日、無料配布の希望者をインターネットで募集したところ、15日未明には全国からの申し込みが定員の1000人に達し、 募集を締め切りました。パンフレットは、島根県観光キャンペーンのイメージキャラクターを務める、EXILEのメンバーAKIRAさんら3人が、 県内の3つの地域で、お気に入りの観光地や食べ物などを紹介する内容です。島根県では、「ここまでの反響は予想以上」として 「プレゼントの第2弾も考えたい」としています。
詳しくは下記URLよりご覧下さい。
「ご縁旅しまね 特別号 ”本物を見つける島根旅”」プレゼント!(※申込みは終了しました) - ご縁の国しまね | 島根県公式プロモーションサイト
http://shimane-goen.jp/information/1174
これで、島根県のある地図上の一が全国の皆さまにおわかりいただけたでしょうか?少なくとも知名度最下位いは脱出した模様です。
ハウル@矢野です。
今年は仲秋の名月は9月15日です。満月は翌々日の17日だそうです。今週の松江市の週間天気予報ではぐずついた天気が多いようですのでお月見が出来るかどうかは微妙です。
お月見のイベントも各地で行われているようですが、皆様のお住まいの地域では如何ですか?
こちら松江市にもお月見の名所が幾つかあります。今回は、その一つを紹介したいと思います。松江市民でも知る人ぞ知るといった感じではありますが、それは、宍道湖の北岸にあります満願寺です。南側にはすぐに宍道湖があり向こう岸には玉造温泉のほぼ正面に当たります。周りにはどちらを向いても田園風景で少し小高い山の上に位置しています。中世には山城があったのもうなづけます。
ただ空を見上げてお月見をするのであればどこでもいい訳ですから名所など関係ありませんが、直にお月さまを見る事よりも行けや海など水に映る月とセットになる場所が風情を感じる事が出来る場所となったようです。
これは、平安時代から貴族の間で詩歌が読まれだした事や風流を愛した日本人に行きつくところが大のようですね。全国的にみても宮城県の松島、高知県の桂浜、京都の渡月橋などは顕著にみられる傾向ですね。
ところで、お月見の日は旧暦の8月15日が有名ですが、これは中国から遣唐使が伝えたものと言われています。日本独自の風習は、9月13日のようです。
十五夜から約1か月後に巡ってくる十三夜は、十五夜に次いで美しい月だといわれ、昔から大切にされていました。ここでお月見のマナーといいますか仕方を少し調べて見ました。
まず、月から見える位置にお供えを用意します。十五夜だけでなく十三夜もお月見をします。健康と幸せを願う月見団子は家族で頂きます。
十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片見月」と呼び、縁起が悪いといわれています。 また、十三夜には栗や枝豆を供えることから「栗名月」「豆名月」ともいいます。
では、十三夜の由来はどうなんでしょうか?
月を観賞する風習と豊作祈願や収穫感謝の祭事が合わさって広まったものと考えられます。古来より月と太陽は陰と陽の象徴であり、月はお陰さまの心に通じると考えられてきました。収穫物は生きる糧ですから、支えてくださる物事や力添えに対し、お月見をしながら感謝をします。
では、正式な十三夜のお供えものは
★月見団子
十三夜にちなんで13個お供えします。
★秋の農作物や果物
この時期に収穫を迎える栗や豆類などをお供えします。
★ススキや秋の七草
本数に決まりはなく、すべてを揃える必要はないようですが、ちょっとだけでもお供え物のちかくに飾ってみましょう。
お供え物の中にお酒はないようです。少し不思議な気もしないでもありませんが私は日本酒をいただく事にします。
それでは、十三夜も良いお月見が出来ますようにお祈りしますね。
ハウル@矢野です。
「少しの配慮で・増える笑顔!!」をキャッチコピーとした10月1日の施行を前に松江市の「障がいのある人もない人も共に住みよいまちづくり条例」の啓発シンポジウムがJR松江駅前の松江テルサで開催され、障がい者はもとより一般市民約400人が集まりました。
最初に松浦松江市長がこの条例を通して市民の誰もが「共生」及び「創生」のまちづくりを目指すと挨拶がありました。
まず、NPO法人日本障害者協議会代表 日本障害フォーラム幹事会議長 きょうされん専務理事 藤井 克徳さんの貴重講演から始まりました。
シンポジウムでは障がい当事、また、障がい児を育てたお母様、観光バリアフリー旅館の取り組みなどそれぞれの立場からバリアーの具体的な差別やまた、周囲よりの協力により助けられた事案などが紹介されました。集まった市民の理解がより一層深いものとなったようです。
この条例は、障害者への理解や差別解消を図るため、差別事案を調査・審議する委員会を設け、悪質な場合は市長が勧告し、公表できることを盛り込んでいます。同様の条例制定は全国の市町村で8番目になります。
以下に松江市報8月号に掲載の記事を一部抜粋しますので、どうぞお読み下さい。
~市報まつえ2016・8月号より~
少しの配慮で・増える笑顔!!
「松江市・障害のある人もない人も 共にすミヨい・まちづくり条例」
略称/松江市障害者・差別解消条例 10月1日施行。
今年4月に 「障害者差別解消法」が施行されたことを踏まえ、松江市では 市、市民、事業者が一緒になって スミヨイキョーセイ社会の実現を目指すための条例を制定しました
新条例の4つの特徴
1、「松江市障害者・差別解消推進委員会」の設置
◎差別事案を調査・審議する・第三者機関です
◎合理的配慮の取り組みの評価 相互理解の取り組みに優れた事業所などの選考をします。
2、実効性の確保
◎相談体制の充実
(市、サポートステーション・絆、各相談支援事業所、地域相談員などに相談することができます)
◎差別事案が相談で解決できない場合 「あっせん」「勧告」「公表」を実施します。
3、相互理解の推進に・重点を置く
◎松江版「アイサポーター研修」の実施
◎合理的配慮のガイドライン作成
◎相互理解・合理的配慮の促進に優れた個人や団体への 市長表彰制度の創設。
4、バリアフリー観光の推進
国際文化観光都市・松江として、市外などから訪れる・障害のある人が 安心して快適に観光できる体制づくりを・共創で目指します
共創とは 共に創ると書きます。
条例に関するQ&A
質問 障害のない人にも・関係がありますか
答え 社会には・障害のある人にとって、毎日の生活を送る上で支障となる・バリアがあります
今は・バリアを感じない人も 年をとったり・病気や事故により、いろんなバリアを感じることがあります
みんなが障害のことを知って、それぞれの立場でできる・配慮や工夫をすることにより、バリアがなくなれば、障害のある人だけでなく 誰にとっても・暮らしやすい社会になると思います。
質問 私たちにも・できることがありますか
答え 周りの人の理解や障害に応じた・ちょっとした配慮があれば、障害のある人も・地域で安心して生活を送り、働いたり、スポーツ・芸術活動などを楽しむことができます
みんなが思いやりの心を持って行動し、身の回りで困っている障害のある人がいたら、積極的に声をかけ、みんなで支えることが大切です。
配慮って どんなことに気を付ければいいの
合理的配慮とは
◎書類などを手渡すだけでなく、読み上げるなどの配慮をすること
◎通路などの歩行空間に・通行を妨げる物を置かないこと 必要に応じて誘導すること
◎講演会やイベントに、必要に応じて・手話通訳者や要約筆記者などを配置することなど、いろいろな気配りのことをいいます。
精神障害の方へは 不安を与えないように・ゆっくりやさしい口調で話しかける
聴覚障害の方へは 口元や表情が見えるようにして、言葉のまとまりを区切りながら・ゆっくり話したり、筆談や身振りで伝える
視覚障害の方へは 書類を渡すだけでなく・読み上げて内容を伝える
肢体不自由・内部障害の方へは 同じ高さの目線で話す、
多機能トイレを・障害のない人が・長時間・利用しない
知的障害の方へは ふりがなや絵を用いながら、不安を与えないように、分かりやすい言葉で説明する。
以上です。
この条例は3年毎に見直す事になっています。私たち当事者が相談窓口をどれだけ利用したのかがバロメーターとなりより市民の中に深く浸透していくだろうと思っています。
ハウル@矢野です。
台風来襲の時期とはいえここのところたて続きで各地に甚大な被害を齎しています。被害に遭われた方々には心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。
台風12号も松江市には影響もなく過ぎ去り、ほッとしているところです。
さて、今回は、「JR西日本が三江線廃止表明し沿線6市町も存続を断念ました」という話題です。
三江線といってもローカル線ですのでどこからどこまでなのかピンと来ない方も多いと存じますので少し説明しておきます。
起点は、島根県江津駅から終点は、広島県三次駅まで108.1㎞ 35駅のローカル路線です。この路線は、中国太郎の別名を持つ江の川沿いをくねくねと走ります。中山間部をのんびりゆったりと車窓の景色良く走ります。静かな鉄道ファンにも多いという噂です。
鉄道路線の廃止は鉄道会社にとっても地域行政や利用住民にとっても重要な問題なのはご案内の通りですね。この路線は1926年から少し筒路線を延長し終点駅まで全線開通したのは1975年と41年前です。長い期間を経て開通しましたが、時は既に車社会となっており、また、起点の江津駅も島根県西部の中心地の浜田市まで乗り換えの面倒くささがあったり、終着駅の三次駅も広島県の山間部と通勤通学の利用も限定的なのは仕方ないところです。
しかし、その地域に住む人たちにとっては切り捨てられたとの思いもあるのは容易に察しがつきます。バスでの代替輸送の方針という事ですが、当然ながら全線をカバーするのかなど行政やバス会社が利便性に対応出来るのか不安なところです。
まだ、廃止までは1年あるそうですので、せめて江の川沿いをゆっくり2時間30分の旅を楽しみたいと私も思っているところです。
下記に三江線沿線の案内をするURLを記載しておきますので、ご覧下さい。
ぶらり三江線WEB: 時刻表・運賃表
http://sankousen.com/?page_id=579