松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

9月9日は「重陽の節句です」

2024年09月12日 13:46   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
未だに猛暑が落ち着かない松江市です!


さて、9月9日は「重陽の節句」です。
陰陽の考え方では奇数が「陽」で縁起が良いとされ、最大の奇数「9」の重なるめでたい節句です。
かつては盛大に行事が行われていましたが、現代ではなじみが薄くなっています。

五節句は1月7日を人日(じんじつ)の節句としたほかは、同じ奇数が重なる月日で、3月3日の上巳の節句、
5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句と続きます。
重陽の節句は、江戸時代の書物に「栗子飯(栗ご飯)を食い、菊花酒を飲む」とあります。

節句はそもそも時季の食べ物を神に供えて人々もこれにあずかり、季節の変わり目の病をはらう習わしです。
菊は古来、邪気をはらう力が宿ると信じられ、花を観賞したり、花びらを浸したお酒を飲んだりして
延命長寿を願ったとされます。
新暦の今、時季が多少ずれたため、まだ暑さが続きますが、菊の花びらを浮かべた酒を楽しむ暑気払いも悪くないですね。



小泉八雲の怪談出版120年 商品が松江市でゾクゾク制作!

2024年09月09日 11:26   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

盆が過ぎましたが少しも秋らしい気温にならないようで、流石に疲れてきた人もおられるのではないかと思います。
猛暑 お見舞い申し上げます。

さて、今回は、小泉八雲の怪談出版120年 商品が松江市でゾクゾク政策!という話題です。
松江ゆかりの作家、小泉八雲の怪奇短編集「怪談」にちなんだ菓子や土産品が、続々と政策されています。
今年が1904年の出版から120周年を迎えることから、松江の人々が「八雲の魅力を改めて知るきっかけに」と
次々にアイデアを形にしています。

松江市の老舗和菓子店「彩雲堂」(松江市天神町)が販売する「雪女プレート」、
吹雪が舞う夜、若い木こりが女の幽霊に襲われる「雪女」の一場面を和菓子で再現したもの。

雪女は、レモン風味のバニラアイスを包んだもなかに、白の求肥(ぎゅうひ)をのせて後ろ姿を表現。
木こりが避難する小屋を栗あんの練り切りで作り、ゆずのようかんで月を表したもの。
ドリンク付きで税込み2200円です。
「雪女から連想する寒さや怖い雰囲気を感じながら味わってみて」とPRしています。

「風流堂」(同市寺町)では、抹茶アイスとようかん、もち米せんべいなどでかっぱを表現したパフェ
「かっぱふぇ」(税込み700円)が販売されています。
かっぱは、別の作品に登場することから、怪談を広く捉えて作られたもの。
パフェのかっぱは何とも愛くるしく、恐怖はまるで感じられないようです。
カップ入りで食べ歩きもでき、八雲が愛した宍道湖を楽しみながら味わうのも一興です。

 ほかにも、洋菓子店「松江クロード」(同市上乃木)は雪女とかっぱを型抜きしたクッキーのオリジナル缶、
米田酒造(同市東本町)では出雲本宮焼窯元が「耳なし芳一の話」の琵琶などを題材に制作した
3種類の「怪談おちょこ」をそれぞれ販売しています。
松江城近くの土産物店「ぢげもん」では、「怪談」で描かれる幽霊などをマトリョーシカ風にアレンジした人形
「カイダーンシカ」を扱っています。
松江に観光でお越しの方は、是非、ご賞味くださいネ!



まち歩きバリアフリー情報誌 てくてく日和 山陰の第47号(2024夏号) が完成!

2024年09月04日 11:00   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

猛暑続きで、水不足が心配の松江市です。

さて、まち歩きバリアフリー情報誌 てくてく日和 山陰の第47号(2024夏号)が完成しました。

今回は山陰を飛び出し、鳥取県と境を接する岡山県真庭市「蒜山高原(ひるぜんこうげん)」を紹介します。
西日本屈指の高原リゾートで「西の軽井沢」ともいわれる蒜山は、冬はウィンタースポーツ、
夏は避暑地ならではの涼しい風が楽しめます。
ここでしか味わえない食べ物も多く、家族連れはもちろん、幅広い年代の方が満足できる観光地でもあります。

車いすレポーター・かなこが、蒜山の大自然の恵みをお伝えします。
各施設の車いすによるアプローチの様子や、駐車場・トイレの情報など、写真付きで詳しくご紹介しています。
また好評連載「盲導犬ハダルと矢野のよもやま話」では、蒜山三座(ひるぜんさんざ)の豆知識などを紹介します。

てくてく日和 山陰は、中国地方の道の駅、山陰の観光案内所・主要観光地などで無料で配布しております。
また、遠方にお住まいの方のためのPDF版、画面読み上げソフトに対応したワード版を準備中です。
バックナンバーは、下のホームページからダウンロードしていただけます。
http://project-ui.com/social-business/barrier-free/hirori/



江戸時代松江城下では、盆踊りが禁止されていました

2024年08月27日 14:50   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

ちっとも雨が降らない松江市です。
皆様のところは、どんなですか?
松江城下では、盆踊りをしない訳のお話です。

少し長文になりますが、お読みくださいね!


堀尾家の受難

忠氏の死

浜松から移封してきた堀尾親子。
現在の安来市・広瀬にある月山富田城に入場するも富田城は中世の山城で城下町の形成には難しい地形に加え
水運の便が悪いことや鉄砲戦に向いたつくりではないなどもはや時代錯誤の城であった。
そこで城地を改めるとし、親子が目を付けたのは湖畔の町・松江。
松江のどこに居を据えるか検討する最中、領地見分に松江に赴いた忠氏は神魂神社の禁足地に踏み入る。
しかし戻ってきた忠氏の顔は蒼白。
そのまま亡くなってしまった。
どうやら人の踏み入れないその場所でマムシに咬まれ、その毒で命を落としたのではないかと言われている。


忠晴暗殺事件
藩主である忠氏が亡くなり、その息子・忠晴が藩主を継ぐこととなったが、忠晴はまだ6歳。
亡き忠氏の父であり、忠晴の祖父である吉晴がその後見を務め城地移転が進められていた。
そんな中、忠晴の藩主着任を良しと思わないものがいた。
吉晴の娘である勝山である。
自分の息子である掃部(かもん)を藩主とするべく、ある夜忠晴へ暗殺者を送る。
間一髪のところで企てを察した忠晴は月山富田城から命からがら売豆紀坂まで走って追っ手を逃れたといわれている。


築城時の怪談

崩れ落ちる石垣、ギリギリ井戸、盆踊りの禁止
築城時、何度積み直しても完成間近になるとガラガラと大きな音を立てて崩れてしまう石垣があった。
ちょうど松江城の鬼門の方角に当たる部分であったため、築城主で
ある堀尾吉晴は霊験あらたかな宮司を招き、敷地内を調べてもらった。
すると宮司が掘ってみろ、と崩れた石垣の根本付近の一点を示した。
その場所を掘り起こしてみると槍の穂先が刺さったしゃれこうべが現れた。
これを三日三晩の大祈祷の末手厚く祀るとようやく石垣は積み上げることができたという。
この時掘った穴をさらに掘り下げると清らかな水が滾々と湧き出し「ギリギリ井戸」とよばれ重用された。
(「ギリギリ」とは方言で「つむじ」のこと。穴の形がつむじの形に似ているから、
城のちょうど中心あたりに位置するから、など諸説あり)
松江城の石垣にまつわる話はバリエーションがある。

築城の際、石垣に積み上げても積み上げてもどうしてもうまくいかない部分があったため、人柱を立てることとなった。
折しも盆踊りの時期であったため、城下で盆踊り大会が催され、その中で一番美しく踊りのうまい娘が攫われ
生きたまま人柱にされた。
その石垣は無事に積み上げることができたが、城下で盆踊りが行われると天守が大きく揺れ動き、
御城下に災いがあるとされ、いまでも松江城近くでは盆踊りは行われていない。
松江藩の藩主が2代続けて改易になったのも娘の祟りだという人もいる。


大方様の献身
松江城は1607年に築城が始まり、1611年に5年ほどの歳月で築かれたという。
現代のように機械や重機も無いなか、たった5年でこの大きな天守や石垣が作られたというのには、驚かざるを得ない。
その築城の最中、堀尾吉晴の奥方である大方様は、「石垣を1つ積み上げた者は、1つ餅をもらってもよい」とした。
石垣を多く積めばその分多くの餅をもらえる仕組みである。
こうして建築現場の士気を上げたという。
短い年月で松江城が完成したのはこのお蔭が大きいのかもしれない。


松江城の祈祷櫓
松江城天守の右側面には「祈祷櫓」が置かれていたという。
城の中に呪術にまつわる櫓が作られていたのは全国でも珍しいことだったという。
天守の鬼門に当たる位置にたてられている。
天守最上階に女の幽霊が現れ、「この城は私のもの、誰にも渡さない」というので宍道湖で捕れる「コノシロ」を
この櫓に供えて祀ったところ2度とその幽霊が現れることはなかったという。
現在でもこの櫓の下では毎年供養祭を行っている。
また、築城主である堀尾吉晴は風水など呪術的な事柄に長けていたという説がある。
山崎の戦いの際には吉方に向かって太巻きのようなもの食して縁起を担ぎ、その戦で見事勝利した、
として現在の恵方巻の起源になったともいわれている。


以上の事柄により、松江では、盆踊りの文化がないという事です。



日本三大そうめんとは?

2024年08月07日 09:57   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。


暑中 お見舞い申し上げます。
毎日暑い日がつづいています。

この時期には、冷やしそうめんがおいしいですよね!

一口に「そうめん」といってもランクがあったり、産地によってそれぞれに特徴があります。

そうめんの束の色によりランク付けされています。

最上ランクは、金色や黒色が多いようです。


日本三大そうめんとは?それぞれの特徴を解説!

そうめんは季節を問わず、幅広い年代の人たちから愛される食べ物です。

日本各地には、地域の特性を活かしたご当地そうめんがありますが、
特に有名なのが「三輪そうめん」「播州そうめん」そして、「小豆島そうめん」です。

今回は、日本三大そうめんのそれぞれの特徴を解説します。


◇三輪そうめん(奈良県 櫻井市)

三輪そうめんの特徴はコシが強くて、それでいて口当たりが滑らかで、茹でたあとも伸びにくいのが特徴で、
細ければ細いほど高級品だとと言われています。


◇播州そうめん(兵庫県 たつの市)

「揖保乃糸」で有名な播州そうめんは、毎年10月~翌年5月までの限られた期間のみに生産されるそうめんです。
独特の歯ごたえとコシは、一度食べると病みつきになるほど。
生産されてから1年間倉庫で熟成させた「ひね」は、さらに旨味が増して人気があります。


◇小豆島そうめん(香川県 小豆島)

麺を延ばすときにごま油を使用していること、12月、1月の寒い時期に
じっくりと天日干しをして乾燥させているのが特徴。
讃岐うどんの祖先と言われていて、もっちりとした弾力が特徴のそうめんです。


ちなみに、我が家では、5月に小豆島観光をしましたので、
しばらくは、買い置きの小豆島そうめんをいただいています。
おいしいですよ!