【お出かけ情報】バリアフリーフェリーとバリアフリーなお宿で楽しむ道後温泉1(フェリー編)
おはようございます、瀬戸口です。先日、家族で旅行に行ってきました。
行き先は松山、道後温泉。呉-松山間の往復はバリアフリーのフェリー、
お宿もバリアフリーな宿を利用しました。
道後温泉、高齢の方にも、障害のある方にも、おすすめできる旅行先です。
今回は、フェリーをご紹介します。
広島-呉-松山航路は、フェリーとスーパージェット(高速船)が運航され、
呉-松山間はフェリーで片道約2時間、スーパージェットで約1時間。
広島-松山間はフェリー約3時間、スーパージェット約2時間です。
フェリーは全てにエレベーター、多目的トイレ、バリアフリーエリアが設置
されています。(スーパージェットも車椅子で利用が可能です)
バリアフリーフェリーに乗ることも今回の旅の目的ということで、
往路では石崎汽船の「翔洋丸」、復路は瀬戸内海汽船の「シーパセオ」に
乗りました。就航以来、乗りたくて待ち焦がれた船だけに
へそくりを貯めた甲斐もあるというものです。
車椅子利用の場合、呉港のようなボーディングブリッジ(乗船橋)の無い港では
車両甲板に設置されたエレベーターで乗り降りするのは共通です。
(写真1枚目:翔洋丸、2枚目:シーパセオ)
松山観光港には乗船橋がありメインキャビンから乗降できます。
運賃や割引の詳細、主な船内設備やバリアフリー情報は、船を運行する
瀬戸内海汽船(広島)
石崎汽船(愛媛)のウェブをご覧ください。
往路:翔洋丸(石崎汽船)
石崎汽船の最新鋭フェリーです。
メインキャビンは車椅子でもスムーズに移動ができます。
車いす一人でも売店に行ける。トイレも安心。(写真3枚目)
明るい船内に大きな窓、新しい船は良いですね。内装撮り忘れたようです。
客室内は自由席で、温かみあるベージュ基調の落ち着いた内装です。
バリアフリーエリアもありますが、途中寄港地となる呉港からの乗船で、
先客がいたこともあって、私たちはキャビン最前方のリクライニングシートを
利用しました。前方の窓からは海に沈む夕日が綺麗に見えます。
客室中程には靴を脱いで横になれるカーペット敷のエリア、
バリアフリー対応のソファシートはキャビン後方、
テーブルが設置されていることもあってか家族連れにも人気のようでした。
復路:シーパセオ(瀬戸内海汽船)
就航前からおしゃれなデザインで話題をさらった
瀬戸内海汽船の看板フェリーです。
船を見るなり、息子と妻が「かっこいい」と歓声をあげました。
内装もポップで、こちらも通常のリクライニングシートのみならず、
ふかふかクッションのソファやごろ寝エリア、テレワークにぴったりのテーブル席
車いすの固定具を備えたスペースなどこちらの船もシートレイアウトが多彩です。
(写真5~8枚目)
8枚目の写真、窓の外の階段は、3Fのテラスにつながるものです。
(3Fへのアクセスは階段のみ)
2Fメインキャビン後方にはパティオ(中庭)が設けられています。
この船も全席自由で、妻と息子が海を見たかったこともあり、
キャビン最前列の「パノラマソファ」を利用しました。(6枚目)
呉から片道約2時間、のんびり船旅も良いものです。
日常の慌ただしさを離れながら、思い立った時にふらっと出かけられるのが
広島-呉-松山航路最大の魅力です。快適なよい船が入りました。
一人でも多くの人に味わっていただきたいな、と思います。
次回は、到着後松山市内への移動についてお伝えします。