松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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日本人はなぜ桜の花が好きなんでしょうね!

2022年04月05日 13:47   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。

ソメイヨシノは、ここ松江市でも満開となり、松江城山公園でも大勢の花見客が昨日もおとずれていました。
桜の開花がいつとか、開花から満開まで何日かかるとか、本降りの雨がいつふるのでお花見はいつとか、
この時期には花見が中心ですね!
どうして、こんなに日本人は桜が好きなんでしょうね♪
日本人の心意気は桜の花に例えられますが、どうしてなんでしょうね。
元々は梅の方が先に日本に渡来していますが、後から渡来した桜に日本の花を奪われた感があります。
桜は地位を高めて、国花にまで登りつめました。
何でも梅の花はいい匂いがします。桜は殆ど匂いはしませんね。そこのところなんでしょうか。
西洋人が好むバラがありますが、日本人的には花びらがしつっこくくっついていて潔さがないとの説があります。
同じバラ科なのにね。
「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」作者は本居宣長ですね。
直訳すると、「大和心(日本人の心)とは何かと人が尋ねたなら、
朝日に照り映える山桜の花のようなものだと答えよう。」です。
戦争中は軍国主義を煽るような意味合いで使われたりもしたようですが、
本来の意味は、日本人の心を一瞬に凝縮された山桜の美しさにたとえたものでしょう。
ちなみに、日露戦争の後、煙草が専売になってこの和歌から「敷島」「大和」「朝日」「山桜」の
4銘柄の名前が付けられたそうです。
そういえば、昔の小説に、「敷島を吹かしながら」なんて表現が出てきますね。
一口メモでした。