誰にでも使いやすい駅について考える1
おはようございます。春っていい季節ですね。瀬戸口です。
さて、今日の話題は「誰にでも使いやすい駅を考える」
電動車椅子を利用するコラムニスト、伊是名夏子さんによる
無人駅の利用と合理的配慮についての問題提起が賛否両論を呼んでいます。
詳しいことは、伊是名さんのブログを読んで頂くとして、
●伊是名さんはお子さんやヘルパーさんを伴い家族旅行に出かけた
●出発駅で乗降介助を依頼し、乗車15分前にいらしてください、との案内があった
●15分前に改札に行くと、「降車駅は無人で階段しかないので案内できない」といわれた
●伊是名さんは、降車駅に向かいたいので介助者の手配を依頼した
●駅側は当初、人員の手配がつかず、タクシー移動を提案も折り合いつかず
●最終的には有人駅より係員の派遣を受けて対応。
ざっくりいうとこうなります。
そのうえで、
●障害者のみに事前連絡を求めるのは公平を欠く
●無人駅・階段のみという情報がわかりにくい
●駅側は、目的地に向かえるよう可能な限り合理的配慮を講じてほしい
というのが伊是名さんの主張です。
この件をブログに掲載したり、マスコミが取り上げるようになると
●無人駅で階段しかないところに連絡もなく行くことに問題がある
●大きく重い電動車椅子を駅員に運ばせるのは「過重な負担」だ
●有人駅からタクシーに乗ればよかった
●マスコミを呼ぶのはやりすぎ
●「感謝がない」という批判が上がるようになりました。
この問題に関しては、私も車いす利用者として、観光に関わるものとして、
いま一度、冷静に考える必要があると思います。
長くなったので、 次回に続きます。